>暗記したことはいえても自分で考えて文章を言葉にできません
はい、これは外国語の学習者には必ず起こる現象です
専門的に区別すれば、「学習」と「習得」の違いです(実はそこまでもいっていないのですが・・・)
学習とは、言語のルールとか、単語の意味とか、意識的にとりいれて記憶に保存されているものです
習得とは、"無意識"に取り入れてできるようになった言語能力
というようなことを、言語学者のKrashenという人は説明しています
この人の説明では、いくら文法などを"意識的に"学んでも習得に至らないということです
つまり、習得するためには別のことをしなくてはいけない
英語で考えて英語で話して英語で理解して・・・
このためには"量"をこなさないといけないのは経験上わかると思います(この点はKrashenは言及してませんが、他の研究者は主張しています)
ま、学習とか習得とかの区別と言うのは難しい話しなのですが、学んだつもりがないのに覚えていたりできたりすることってありますよね
いつの時点で言葉を話せるようになったか覚えてますか
いつ、自転車に乗れるようになったか覚えていますか
いっぱい話しましたよね
転んだりしながら、いっぱい自転車の練習しましたよね
>聞いてると回路みたいなものができて理解しだす。と言われますが
半分はそのとおりですし、半分はウソです
前述のとおり、"量"はこなさないといけないので「いっぱい聞く」というのは必要なことです
でも、聞いている"だけ"では一生かかっても無理だと思います
習得には、"量"が必要ですし、そのための"時間"も必要です
だから、いくら勉強しても・・・という段階はまだ序の口なんですよ
その何倍かはこなさなきゃいけないです
そして、できるだけ集中的に2,3年ぐらいかけて
文法は大事ですが、文法と言うのは単なるルールなので最終目標ではないです
文法からはずれても、理解したり理解させられたりできないと
アドバイスとしては、文法はある程度知っているものとして、とにかく自分の英語の文を口からでも、書いてでも、どんどん作っていくことです
受けているだけではなく、自分で作っていくことです
たとえ、文法的に間違った英文であっても
自分で間違っていると気が付けるということは、知ってはいるんですよ
うまく使えないだけ
文法はこういう過程のの中で"同時に"学んでいけばいいんです
ボールの投げ方は誰でも知っているんですが、時速100キロ以上で、思ったところに投げ込めるというのはいっぱい練習しないとできないことです
この例では、投げ方を知っているということは"学習"
時速100キロ以上で投げられるようになるのは"習得"
"学習"のレベルから抜け出られるように願っています
お礼
ありがとうございます。 かなり落ち込んでいたのですが 沢山の方に回答頂き感激しています。 やるだけのことをやってみます。 本当にありがとうございました。