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現代文

京都大学を目指しています。 国語の勉強法でなにかいいやり方があれば教えてください

みんなの回答

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.2

 知識だけで読み解けるほど、国語科の出題は容易くもありません。もし知識だけで回答が可能ならばそれは全て選択肢問題の形になるはずです。  ではなぜ記述問題があるのかを考えねばなりません。記述問題の要点は、貴方自身の考えを質問しているのではなく、その文脈を正確にトレースしているかどうかです。これが出来なければ如何に「頭の良い答案」を書いても無意味になります。  ですから、自身の考え方を一度横に置いておくことが肝要となります。丸谷才一や加藤周一をはじめ丸山眞男の文章などは繰り返し出題もされていますので、既にご存知のこととも存じます。しかも一橋ではこの加藤周一の文章が過去に幾度となく出題もされています。社会科学系の大学でありながら、なぜ文芸評論系の文章を出題するのか。  確かに加藤周一や丸谷才一の文章を読む時にには「ある程度の古典の知識や素養」も必要です。けれどもそれだけで彼等のロジックやレトリックを読み解くことにはなりもしません。彼等独特の言葉で「古典の言葉を説明しようと試みている」ことを理解できねば、答案を書くこともままなりません。出題意図を読み取るとは、こうした作業を意味します。  こうしたスタイルは数学の図形証明問題等と共通する点も多々あり、ロジックの正確性を観点とする出題ともいえます。  即効性のある対症療法がこれといってあるわけではありませんので、文章を読むトレーニングを積み重ねてください。

noname#204899
noname#204899
回答No.1

現代文一般に限定してお話します。 受験現代文も他教科同様知識科目であると私は考えます。 なぜなら扱われる文章のジャンル、方向性、内容は過去を踏襲したものになっており限定的だからです。 言い換えれば受験現代文で扱われる文章はこの世全ての文章ではないということです。 これ超大事。 さてそれを踏まえて続けます。 まず当たり前ですが、自分が知っていることは即座に理解できますね? 逆に知らないことは時間をかけないと理解できないですね? 現代文も同様です。 これから読む文章に既視感があるかどうか、そして実際にどれだけ知っているかどうかで正確な理解ができるかどうか決まります。 知らなくても読めるだろと思うかもしれませんが、実際受験現代文のプロであっても、専門的な科学論文は理解できません。 なぜなら「知らないこと」が多すぎるからです。 かなり時間がかければ推論しまくって理解できるかもですが、仮に科学論文で読解問題なんて作られたら制限時間内に理解するのは不可能でしょう。 つまり受験現代文のプロであっても、あくまで受験現代文に出題される文章理解に特化しているだけで、全ジャンルの文章理解に長けているわけではないということです。 じゃあなぜ受験現代文のプロは受験現代文のプロなのかと言えば、出題されやすい文章and扱われる事項の知識量がトンデモナイからです。 なので現代文解けるようになりたい受験生も同様にその知識量をUPさせれば良いということです。 まあプロと違って全大学に対応する必要はなく、志望大学に合わせればいいだけなので負担はグッと減りますし、現実的に可能なレベルです。 というわけでやることは志望大学の過去問から出題されやすいジャンル、内容をつかみ、それと同様な読解問題用文章and同偏差値帯の文章を読んで細部まで理解し、ある程度覚えます。 これを繰り返してれば楽に読めて理解できます。 後は、アウトプットである記述力の強化をすればいいだけです。 ちなみに傾向変わったらどうすんねんという話もありますが、同偏差値帯を解いていれば傾向が変わっても対応できますから問題ありません。 同偏差値帯にすら出題されていないような文章を出題するほど日本の大学は革新的にはなれません。 保守的です。 一応触れておきますが、理解力とか論理力とか読解力とかいった力を鍛えることを軽視しているわけではありません。 ただ、超ハイリスク・ハイリターンです。 なぜならこれらの力は元々のセンスorポテンシャル次第だからです。 要はこれらの力は、伸びる奴は滅茶苦茶伸びるし、伸びない奴は何年かけても全く伸びないということです。 そして伸びても未知のジャンルに対して時間をかければ攻略できるというだけで、速度が飛躍的に上がるわけではありません。 むしろその力を鍛えることに時間が取られ、上記知識UP訓練をしている人と勝負しても知識の差で負けます。 日本の受験ではそういった力を鍛えた天才よりも、知識のある秀才が勝つように作られています。 実際知識さえあれば中学生だってセンター現代文で満点が取れます。 自分は中3で取れました。 天才が活躍するのは、社会に出て、創造的な仕事に就けた時だけです。 それ以外は秀才の独壇場です。

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