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株主総会の想定質問に関して。
初めまして。とあるウェブ広告の代理業を行っているベンチャー企業で最近法務部に配属された者です。 夏に株主総会が行われるため、法務部からも今まで総会で出たことのない想定質問を用意するよう言われました。 今まで全く携わってきたことがなく、何にもわからない状況です。 法務事務も参考にしたりしましたが、取り立てて目新しい質問があるわけではないですし、どうしようか悩んでおります。 もし、何か思いつく方がいらっしゃったらお知恵を拝借できればありがたいです。 よろしくお願いします。
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http://bizlawbook.shojihomu.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?CID=&ISBN=4-7857-5216-3 まずは、上記のような書籍(資料)を入手して、読み込んで下さい。 上場企業や外部株主のいる(ある程度以上の)大企業であれば、当然のように常備しているものです(もちろん、毎年新版を購入しています)。一般的な事柄は、かなりカバーすることができます。「取り立てて目新しい質問があるわけではないですし」とのことですが、当たり前のことを尋ねられて、動揺することなく正しく(かつ、過不足なく)回答することこそ、議事をスムーズに進め、ひいては株主の信頼を得ることに繋がるものと思います。 ただ、これら書籍は一般論での想定問答に過ぎませんので、お勤め先固有の事情に起因する質問事項を想定し、それに対する準備をする必要があります。 株主総会では事業報告の一環として、大会社の場合は決算の報告(それ以外及び特定の状況では承認)をしますので、決算数値に関する質問が一般に考えられます。決算の状況は千差万別でしょうから、書籍の丸写しでは回答例を用意するのは難しいと思います。例えば、株主決算数値が前期と比べて著増減している科目や、他の科目の増減と逆の動きをしている科目(例えば、売上は大幅に増えているのに、売上原価はむしろ減っている)をピックアップし、その理由を調べておく、また、決算書(計算書類)の注記事項がいかなる必要性に基づいて記載されているか、記載内容は解りやすく言い換えるとどういうか、ということを、(ある意味)悪意ある人に曲解されないように説明できるよう、模範解答を用意しておく必要があるでしょう。 そうすると、法務部だけではなくて、経理部さんや総務部さんをはじめとした各部署との連携も必要です。自分なりに想定問答を用意したとしても、他部署から「意味合いが違う」と言われる可能性がありますし、最終的に回答をするのは、あなたご自身ではなく議長(通常は社長)か、担当部門の取締役がなさるでしょうから、他の方読んでもすんなり理解できるよう表現に配慮する必要があります。直属の上司にチェックしてもらった上で、経営層・他部署の部長さんクラスにも目を通して貰った方がベターでしょう。
お礼
遅くなりました。 すごく細かく教えてくださりありがとうございました。 とりあえず、参考文献を読み漁りながら、自社の業務に合う質問を考えております。 助かりました。 ありがとうございました。