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助動詞としてのneedについて
米国の英語ではneedは肯定文・否定文・疑問文共に一般動詞扱いされています。英国の英語でも一般動詞扱いされているようですが、たまに否定文・疑問文に限っては助動詞扱いされているようです。 助動詞としてのneedはこれまでに米国でも英国でも肯定文での使用は確認されていないそうです。 needが肯定文で助動詞としては使用不可な理由をご存知の方はいますでしょうか?またこのような理由ではないか、という仮説でも構いませんのでご協力下さい。
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助動詞の need は否定文・疑問文のみ、というのは以前は高校英語必須でした (今思うと、イギリス英語主流だった時代だったのでしょう) 今でも、need not, need not have 過去分詞と否定文で用いられる、と習います。 ちなみに only は「~だけ」から「~しかない」と否定的な意味なので否定に含まれます。 なぜか、と文法的に説明できるはずはなく、ただ、歴史的な経緯が原因になっていると思います。 すなわち、英語には anomalous verb(変則動詞)というのがあって、 これは疑問文・否定文を作るのに、do, does, did の助けを借りない動詞のことです。 need もそうで、 Need I O ~, I need not O のように用いていました。 そして、古くは動詞の原形というのは動詞の名詞形のようなもので、 O の部分に動詞の原形がくることができました。 歴史の中で、変則動詞というのはなくなったのですが、 Need I 原形、I need not 原形、という表現のみ残り、 今の考えでは助動詞として扱われるのです。
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- mesenfants
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結果論にすぎませんが、私はこう考えることにしています。 肯定文で「to」を省くと、 たとえば、 I need (to) do my homework. となり「need do」となり、言い(読み)にくいです。 「to」は フランス語で 母音で終わる語と母音で始まる語のあいだに「-t-]と入れると言いやすくなるのと同じです。 否定文や疑問文では Need I do my homework? I neeed not do my homework. などのように「I」や「not」が「to」の代わりの働きをしています。 (動詞の連続を防いでいます) これは 「ought to」 の場合とよくにています。 辞書によれば、 I ought to do my homework. の否定では「to」を省くことがあるようですが、これも同じ原理が働くのだと思います。 I ought not do my homework. 参考になれば。
お礼
なるほど!とても参考になりました。みなさん、ありがとうございました。
- KappNets
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「確認されていない」とまでは言えません。 She need only wait. という言い方があります。この need は助動詞ですね。 英国で多く使われるそうですが、米国でも Need I say more? (これ以上言う必要はないだろ) という言い回しがあります。
お礼
情報有難うございます。数冊の辞書で確認しましたが、needは肯定文では助動詞として使用しないとどの辞書も書かれており、何でかな?と思った次第です。極々稀に使用例があるみたいですね。何故、稀なんでしょうか?
お礼
詳しい解説をして頂きありがとうございました。変則動詞は初めて知りました。疑問文と否定文にはそのような歴史があったのですね。とても参考になりました!