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使徒ヨハネと洗礼者ヨハネ
大学で美術史を勉強していて、グリューネヴァルトのイーゼンハイム祭壇画のwikipediaを見ていたところ、'第1面の中央パネルは十字架上のキリストの左右に聖母マリア、マグダラのマリア、使徒ヨハネ、洗礼者ヨハネなどを配したもの。'とありました。 キリスト教のことはあまり詳しくないのですが、ヨハネという人は二人いるのでしょうか? すると、ヨハネの福音書を書いたのはどちらのヨハネさんでしょうか? また、施設の名前などに使われるSt.Johns =聖ヨハネとは、どちらのヨハネさんでしょうか? よろしくお願いします。
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http://en.wikipedia.org/wiki/John_the_Baptist 指さしている人が洗礼者ヨハネ マリアさんを受けとめているのが使徒ヨハネ ※ 使徒ヨハネはイエスの磔刑に立ち会っているということになっている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D_(%E4%BD%BF%E5%BE%92) イエスが十字架にかけられたときも弟子としてただ一人「愛する弟子」が十字架の下にいたと書かれている(以上引用) 福音書を書いたのは使徒ヨハネ ヨハネさんは沢山います。 マリアさんも沢山います。 イエスさんも沢山います。 当時のユダヤ社会ではありふれた名前だそうです。 聖ヨハネ = 使徒ヨハネ 洗礼者ヨハネ = John the Baptist で 別格です。なんせ イエスに洗礼したのですから。
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福音書を書いたのは使徒ヨハネのほうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%BF%E5%BE%92%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D 聖書の中には同じ名前の別人がいろいろ登場します。マリアもそうだしヤコブもそうだしヨセフもそうだし・・・・ ウィキペディアなど見ると何人か並べて書かれています。 「ヤコブ」についての説明 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%96 聖ヨハネ・・・というと洗礼者ヨハネのほうみたいですね。 ちなみに絵画などに登場する時は、「アトリビュート」というのがあります。洗礼者ヨハネは十字架になっている長い棒というか杖を持っていることがあります。皮の服とか他にもあるようですが・・・・・大人の姿であれ子供の姿であれ、その細長い十字架を肩にかけて持っている人物がいたら、洗礼者ヨハネを表します。 http://oldfashioned.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-271e.html 大学で美術史を勉強した経験はありませんが、西洋美術は時代によってはほぼキリスト教美術ですので、こうした知識が必要になってくると思います。私はただ単に絵を見るのが好きな素人なので、大まかにしか知りませんが。 (海外文学を読むにも聖書の有名な話をちらっとでも知っておくほうが理解しやすことが多いです) キリスト教文化圏なのか旧約聖書が書かれた土地なのか、地域の範囲を私は知りませんが、 外国には、日本の「漢字を一字もらって名づける」(清盛、重盛のような←これは武士ですが)と違って、そのまま「父の名前を長男に付ける」とか「祖母の名前をもらって娘に付ける」というような伝統があります。最近は変わって来ているようですが。 一般人でもそうなのですが、ヨーロッパの王族の系図など見ると分かりやすいですよね。繰り返し名前が出てくる。 よくある名前をそのまま付けるので何人もいることになります。 (あだ名や愛称で呼んだりするみたいですが)
- tanuki4u
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洗礼者ヨハネが指を指している理由は http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%AD%90%E7%BE%8A ヨハネによる福音書1:29に見える、洗礼者ヨハネによるイエスへの言及(「見よ、世の罪を取り除く神の小羊」) これを意味しています。