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脳の専門家の方に質問です

人の目に写る外界の景色は人それぞれ違う物や形や動きに写ると思いますか? 専門の方ならご存知でしょうが、人間の脳の神経の数やおおまかな構造、形はほぼ同じになっています。 そしてキャベツやりんごなどを見て反応する神経が人間には同じ場所に必ずあり、キャベツやりんごを見ると必ずそこが反応します。 なので必然的に私達には外界が同じ様に見えていると私は思うのです。 実際は違っているのでしょうか?

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  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.7

こんにちは。 全人類で同じに見えています。 ヒトの網膜には、それぞれRGB,コントラストに反応する光受容体が四種類あります。RGBは光の波長で大雑把に赤800、緑600、青400nm、コントラストは光刺激の在る無しです。 このように、我々の網膜にある光受容体は自然界の物理法則に対応しており、それ以外の刺激には反応しません。では、これに反応した視覚細胞の信号が大脳に送られるわけですが、これを受け取る視覚野ではぞれぞれの信号に対応する「コラム(細胞集団)」の役割と配列が解剖学的に決まっています。そして、視覚連合野ではこの情報を基に画像を再構成し、分別、認知を行います。従いまして、その領域が何色でどのような形状なのかは全人類に共通ということになります。 そのひとにとって、赤がどのように見えているのかというのは問題ではありません。重要なのは、果たしてそれは800nm前後の光刺激に反応した信号が脳で処理されているということです。そして、我々はそれを「赤色」と呼んでいるわけです。 因みに、相手の顔や手の動きに反応する「顔細胞」や「手細胞」はありますが、キャベツやリンゴに特異的に反応する細胞というのはまだ発見されていないようです。これは私の主観ですが、集団で生活する種にとって相手の手や顔を認識することはかなり重要であり、汎用性も高いために必然的に進化した結果であろうと思われます。これに対しまして、キャベツが食べたれるかどうかにおいての安全性は嗅覚や味覚がその大半を本能的に網羅しています。加えて、生後環境においてキャベツが存在しないのであればその機能は不必要であり、わざわざ獲得し、特化させる理由はないのではないでしょうか。

その他の回答 (8)

回答No.9

回答:実際に【違っている実例】を見れば納得しますよ。ここにその優しい女性のブログのURLを勝手に載せるのは良く無きことゆえ、次のような【語句(例:自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害=ADHD)で検索し、そのサイトから個人のブログへリンク】があるので、そこを見てみると、 そこで見る写真は、【異常に彩度と光度の高い写真に加工されていて】、その人物は日記的にブログを作っています。これは、私と同じ「自閉症(Autism)連続体(スペクトラム)の一部に属するタイプ」で、「脳の発達障害」とも重なる、つまり『脳内の演算処理の計算式が先天的に平均的な標準からズレた計算式を持っている』ことを意味します。 要するに、本人にとっては、標準で美しく見えている『彩度と光度』に、そうした人物は調整してしまうのです。だから、きっとその彼女に「ニュース映像写真などは、少し変な感じに見えるか?」と問えば、100%の確立で「はい・・・」と応えるでしょう。 正確で適切な文章表現としては、私のアニキの文章:【同じように「赤いリンゴだ」と言っている他人もまた、あなたの脳の中の現象に過ぎない時、リンゴと同じフィルターを通っている可能性が高く、その他人の言う「赤い」が、あなたの感じている赤とは異なる可能性を排除できません。】が私のオススメです。

回答No.8

 見えていると認識する主体の状態には個人差があります。遺伝的な枠組みがある中で後天的な経験によって脳内の回路のどこがどう強化されているか、あるいはその時々でどの回路が通じやすくなっているかは各人各様です。認識しようと主体を働かせようとした段階でその個人差がニュアンスの違いとして反映されるのではないかと私は考えます。つまり淡々と眺めているだけでは人による違いはない(客観的に対象があるだけ)のだけれども、判断の方向に意志の力を使って主体を機能させようとした瞬間に、‘主体の状態の個人差のバイアス‘がかかる分の違いが(対象に対するイメージにおけるニュアンスとして)生じるのではないでしょうか。

回答No.6

同じように「赤いリンゴだ」と言っている他人もまた、 あなたの脳の中の現象に過ぎない時、リンゴと 同じフィルターを通っている可能性が高く、その 他人の言う「赤い」が、あなたの感じている赤とは 異なる可能性を排除できません。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.5

例えば右目で見た風景のうち視野の左にあるものは上下左右逆転して網膜に投影され、その左側にあるものが脳の右側に転送される。  ⇒網膜から脳へ~視交叉と画像処理 | 視力回復の研究ノート( http://www.me-kaiteki.com/eye-mechanism/retina-to-brain.html )  の中ほど・・  具体的にどこに行くかは決まっていません。生後の学習で決まります。もちろん象がそのまま送られるわけではありません。網膜内で水平細胞やアマクリン細胞によって処理された結果です。  ⇒脳の世界、関連痛( http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/25-8/index-25-8.html )  それを脳で計算して三次元の世界を改めて再構築します。風景が送られているわけではありません。その証拠に、下駄箱に上においてあったキーが見えなかった・・なんてことはしばしばあるでしょ。  瞳の真後ろ解像度が高いのですが、他の部分は解像度がとっても低い。それでも私たちは周囲が全部見えていると錯覚している。  とても古典的ですが、有名な面白い実験。猫を縦縞だけの世界で育てると、横縞の箱に入れると立てない。  目から入った信号を、とごでどのように処理してどう組み立てるかは、生まれて学習で身につけていくのです。  

  • fxq11011
  • ベストアンサー率11% (379/3170)
回答No.4

補足 ただ、リンゴでも見る度に微妙に異なりますね、色なんかは大違いですね。 でも脳はリンゴと認識しますね、コンピューターが脳にかなわないのはこの能力です。 最近スバル車のアイサイトのポスターで「ぼんやり見る・・が重要です・・」とありました。 ぼんやり見るからこそ、共通点をとらえることができるのかな。

  • fxq11011
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回答No.3

>動きに写ると思いますか 写る、が間違い、脳は「認識する」です。 感覚器官(目の網膜)には多分同じに写っているでしょう。 それを脳がどの様に認識するか、如何です。 例、網膜の半分(一部)が光を感じなくなった時(視野欠損)。 すぐに気がつく人は少ないらしいです。 見えていなくても、直前の視覚情報等をもとに、あたかも見えている様に脳が補正するらしいです。 でも、まったく別のものと認識することはないでしょうね。 脳の働きは、かなり細かく細分化されている様です、物は見えるが動きを認識できない、つまりコップに水を注ぐことはできるが、一杯になっても止められない(水面の上昇・動きが認識できない)、そんなこともあるそうです。 意外にその通りかも知れません。

回答No.2

 思考実験してみれば判るかと思うのですが、理想的な環境で考えると他人と全く同じ脳の構造、生理現象を起こしているならば地球人類全てが同じ思考、同じ行動を取らなければなりませんが、そのような事例はありませんよね?  個人差があるので少なからず違いがあります。  たとえ、一卵性双生児であっても遺伝子レベルで同じでも成長するにつれ個人差が出てきます。 ※同じ家庭環境で育つと思考観念や価値基準が似てくるかもしれませんが。  人によって同じ対象なら同じように見えるか?ですが、美術の時間でも絵画を描かせると生徒によって同じにはならないので、違いがあると思います。  それと人間に限らず視覚能力ですが、個人差が結構あるようです。  色覚検査をすると判明します。 >色覚異常 >http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E8%A6%9A%E7%95%B0%E5%B8%B8 >ネットで色盲テストを受けてみよう!あなたは色覚異常じゃないか!? >http://netgeek.biz/archives/424

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E8%A6%9A%E7%95%B0%E5%B8%B8
  • ok-kaneto
  • ベストアンサー率39% (1798/4531)
回答No.1

同じものが見えているはずですが、そうでないものが見えているという可能性を哲学では「クオリアの逆転」と呼んで思考実験しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A2 つまり、結論が出ていないというか出しようがいまのところありません。

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