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アルカリSDS法で精製した組換えプラスミド
実験のレポート作成でわからずに困っています。アルカリSDS法を行い抽出した直後の組換えプラスミドを電気泳動したとき、通常は3本のバンドが現れるとういものなんですがそれは何なんでしょうか? うまく組換えられたDNAと組換えられなかったDNAなんでしょうか?それなら2本になりそうなんですが。 よろしくお願いします。
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>通常は3本のバンドが現れるとういものなんですがそれは何なんでしょうか? #1の方が例示されている通り、プラスミドの形状の違いによるものです。 cccと呼ばれるねじれた環状2本鎖DNAが本来の形で、 oc(一方の鎖に切れ目=nickが入ってねじれが解消された環状DNA)や linear(2本とも切れて線状になったDNA)がうっすら見えることが多いです。 oc/linearが多く見えるようだと品質が良いとは言えません。 >うまく組換えられたDNAと組換えられなかったDNAなんでしょうか?それなら2本になりそうなんですが。 お話を聞く限り、恐らく2本のDNAをライゲーションして組換えプラスミドを作り、大腸菌に形質転換する実験なのだと思います。 プラスミドは大腸菌の中で複製されることで量が増えるのですが、「複製起点をもつ環状DNA」でないと複製されず、増えません。 このため、ライゲーションされなかった2本の線状DNAのままだと増えてこず、電気泳動でみることもできません。 この他、抗生物質耐性遺伝子または選択マーカーについて説明を受けていると思いますので、併せてご確認下さい。 またプラスミドが取れても、「うまく組み替えられた2本のDNA由来」なのか 「複製起点をもつ1本のDNAが環状になってしまった失敗作」なのか、単に電気泳動するだけでは判別が難しいです。 組換えDNAの確認方法としては、次のステップとして「制限酵素で切断」などを教わるか思います。 レポートとのことですが、くれぐれも丸ごとコピペとかしないよーに!(笑) そういうのはすぐバレちゃいますけどね(笑) 基本的な情報は提供しましたので、これを基に資料をあたって(<-ココ大事)しっかりまとめて下さい!^o^/
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- yuklamho
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お礼
知恵袋にもう質問があったんですね。 参考になります。ありがとうございます。