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ピトー管について

ピトー管の内部に圧力しか生じない(伝わらない)のはピトー管の片側が閉じられた構造だからか、ひずみ点の影響をうけるから。のどちらなのでしょうか?

みんなの回答

回答No.3

おもしろそうな質問なので、ちょいとお邪魔します。 全圧孔につながっている管の後端部は閉じているから、 おそらく、この管内での流れは発生しないだろう、 という仮定が入っていて、 だから、全圧孔の入り口部分の速度はゼロになる。で、淀み点になる。 そして、たぶん、この仮定は正しい。 ただし、全圧孔の入り口部分での流速が一様ならば。 一様でないと、ちょいとまずいことになる。 問題は静圧孔の部分だね。 厳密なことをいうと、流体には粘性があるので、静圧孔の部分(静圧孔につながっている管の方ね)の流体は外の流の流れに引っ張られれて、静圧孔につながっている管の内部で流れが発生する。循環、渦が起きている。すると、圧力が変わる・・・。 さらに、うるさいこというと、ピト─管の表面の境界層が・・・、境界層の内部での圧力分布が・・・。 な~んてね。 超~うるさいことをいうと、そういうことになる。 でも、こうした影響が無視できるほど小さければ問題はない。 また、流速が音速の程度になると、圧縮性を考慮に入れないといけない。 ピトー菅の原理は、理想流体(粘性のない仮想の流体)を仮定しているから、まぁ、おおらかにいきましょうや。

  • Tann3
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回答No.2

 No.1です。No.1の「補足」に関して追加します。  詳しいわけではありませんが、No.1で参照したWikipedeaでは、 (a)「ピトー静圧管」では正対圧(全圧)と側面の穴の静圧との差圧を測定 (b)「全圧管」では正対圧(全圧)のみを測定 とあります。  ご質問は(b)に関して、内部に空気が流れ込まない理由を聞いているということでしょうか。そして、空気が流れないのに、なぜ圧力が上がるのかと。  内部に空気が流れ込まないのは、「全圧管は先端部以外は閉ざされた構造だから」でしょう。  この開口した先端部のことを「よどみ点」と呼ぶようですが、よどみ点から流れ込んだ空気が「閉ざされた構造」の空気を圧縮し、内部の圧力を上げています。そして、圧力が上がれば、よどみ点から流れ込もうとする空気の圧力とつりあい、それ以上空気は入らなくなる、ということです。  従って、「よどみ点の影響を受けて全圧管の中に気体が流れない」ということではありません。  走行中は、圧力の上がった全圧管内部の空気と、よどみ点に流れ込む(流れ込もうとする)空気の圧力が平衡した状態になります。このときにも、よどみ点は、開口状態で、空気の流れに基づく圧力上昇と内部の圧力上昇とをつりあわせています。

  • Tann3
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回答No.1

 「圧力しか生じない(伝わらない)」という意味が分かりません。  圧力差で速度(空気の流れの速さ)を計測するものですから、2種類の圧力を発生させる構造ですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%88%E3%83%BC%E7%AE%A1  「ひずみ点の影響」という意味も分かりません。そもそも、何のひずみですか?  もし何かあるとすれば、「ひずみによって圧力差を検出している」という意味でしょうか。

jgptjm222
質問者

補足

ひずみ点ではなくよどみ点の間違いでした。 私が質問しているのはピトー静圧管ではなく全圧管(ピトー管)の事です。 よどみ点の影響を受けて全圧管の中に気体が流れないのか、全圧管は先端部以外は閉ざされた構造だから内部に気体が流れ込まないのかと言うのが質問になります。

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