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真空管プリアンプの構造について質問があります
初めて質問させていただきます。 現在、真空管を使用したギタープリアンプを使用しているのですが、 これには真空管が二本使われています。 最初は、チャンネルごとに真空管を使い分けてるのかと思いましたが、どうやら歪みチャンネルならどのチャンネルでも両方使用しているようなのです。 コントロール部にも、ドライブ1、ドライブ2と、ゲインコントロールが二つあります。 そこで疑問に思ったのですが、この二本の真空管はそれぞれどのような役割があり、どういう構造で歪んでいるのでしょうか? 機種により違うという場合もあるとは思いますが、大体の予想でもかまいませんので、教えていただきたいです。 よろしくお願いいたします。
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- nrb
- ベストアンサー率31% (2227/7020)
真空管の番号書いてください 12AX7 とか欧州の番号ならはECC81 想像なら2極管と3極管だろうね 歪の意味が判りません・・・・・ 通常は歪まないないようにするんだけど・・・
- real_tube
- ベストアンサー率76% (73/96)
チューブアンプにて音を歪ませるということは、ギターからの出力信号レベル(信号の振幅の大きさ)を真空管を使った増幅回路によって、数十倍~数百倍に大きくする(増幅する)ことが基本となります。 このようにして信号レベルを大きくしていくと、真空管の特性や電源電圧の限界値に達することによって、信号波形が崩れてくることになりますが、これが”オーバードライブ”と呼ばれる状態で、耳に聴こえる音としては、いわゆる”歪んだ音”となるわけです。 しかし、オーバードライブ状態に達するには、何段かの増幅回路を重ねて、よりレベルを上げていく必要がありますので、1つのチャンネルについて1本の真空管(チューブ)だけでは十分に歪んだ音とはならず、何本かのチューブを重ねて使うことになります。 ギター用のプリアンプで一般的に使われている12AX7といったチューブでは、1本に2回路分の増幅用の機能が入っておりますので、2本あれば4段の増幅回路を作ることができます。 ただし、マーシャルクラスの歪みでは、3段あれば十分なので、1チャンネルあたり2本のチューブを使って、そのうちの3つで3段の増幅回路を構成、残りの1個はローインピーダンス出力に変換するバッファ回路に使うといった形式が一般的です。(⇒機種によっては、バッファ回路をあきらめ、残りの1個で独立したクリーンな音のチャンネル等に使っていることもあります。) また、各段それぞれに増幅率を設定するボリューム機能を設けることができ、これら複数のボリュームの設定の組み合わせで、様々な歪みの音質を作ることが可能となりますが、これが、ドライブやゲインといった名前のツマミとなっているものです。(⇒ツマミの各名称がどの部分のものになるかは、機種によって異なります。) また、これらのボリュームの設定値を段階的に変えたり、2段目までを使った出力に切り替える等すれば、クランチ程度の歪みに直ちに切り替えることもできますので、このようなことを使ってチャンネル1とチャンネル2といった複数チャンネル機能を設けることも可能となります。(⇒大型のヘッド等におけるチャンネル機能では、チャンネルそれぞれで完全に独立した増幅回路を持たせている場合が多いので、このような場合は、チューブの本数は4本~6本と多くなるものです。)
お礼
なるほど、疑問に思っていた部分がようやく解決しました! 丁寧な説明、本当にありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。 真空管の番号は12AX7でした。 歪は、ギター用のプリアンプですのでひずませる必要がありました。 紛らわしい書き方でした、申し訳ありません。 1の方の解説で解決しました、ありがとうございました。