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現金掛け値なし。
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- Pinhole-09
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No.4 の続です。 小判六拾目とは、小判(一両)が銀六十目(匁)と 同価とするとのこと。 当時は金貨と銀貨が通用しており、金貨は定額貨幣 でしたが、銀貨は不定額で重さを計って使ったので こういう換算が必要でした。 銭時相場とは、銭貨は定額貨幣のようですが、実体は 変動しており、一両を基準にして時価で換算しますという ことです。 銭相場の例 元文期 一両 銭 5287文 文政期 〃 6363文 現金掛け値なしとは、江戸時代から戦前まで掛け(懸け) 売りがありました。 品物を先に貰い代金は後払いする制度です。 戦前では店の御用聞きが家庭にやってきて、注文をとり 届ける。 代金は年2回 (お盆と年末)にまとめて取りにきて、そこで 払うというような制度です。 店で買う時も同じこともできました。 店では「大福帳」に記録してそれを基に請求します。 信用買いですね。 利息や貸し倒れ(夜逃げなどして払わないなど)があり定価 より何割か高くなります。 店が火事の時真っ先に持ち出すのが大福帳でした。 越後屋は懸け売りを一切やめて安く売れるので大繁昌した のです。 当時としては革新的でした。
- Pinhole-09
- ベストアンサー率46% (597/1294)
私の持っている「江戸の豪商」にやや大きい図版が 載っています。 右から するが町 ゑちごや本店 定 一 小判六拾目 銭時相場 現金 かけねなし ○ ○ と読めます。 ○○の上は、月 を縦に伸ばした字に見えます。 下は略字のようで不明。 「駿河町越後屋呉服店大浮絵」 奥村政信 漆絵 で検索してみてください。
- 0fool0
- ベストアンサー率18% (134/738)
「現金掛け値なし」だけしか判りませんが・・・ 確か日本で初の「定価販売」の先駆けです。 通常一反単位でツケ売りであった反物を、切り売りで「現金販売」を始めたのです。 ツケ回収の為のコストや、未回収分のリスク分を値引き分に回せた為、顧客層を大きく広げる事に成功しました。
- oska
- ベストアンサー率48% (4105/8467)
>「定 一 小判六十目 ○○相場 現金かけねなし 〇〇」と読めますが 御定相場? 幕府が定めた為替のみ有効!との、宣言でしようか。 >中央の「○○町 えちごや本店」の〇〇は何町をさすのでしょうか? 駿河町だと思いますね。 1683年に、(火災に遭って)本店を日本橋本町から駿河町にうつしています。 文字数からですが、駿河町の方が有力。
- 川原 文月(@bungetsu)
- ベストアンサー率51% (834/1628)
こんにちは。 画像が小さくて読めません。 URLをお知らせ下さい。