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オオゲツヒメには月の神という神格もある?
http://kamnavi.jp/en/awa/kasiwa.htm 上記サイトに谷川健一氏の論文が引用されています。 それによると、 「オオゲツヒメは粟の女神であり、同時に月の女神でもあった。」 と書いてあります。(上記サイトより引用) しかし、ウィキペディアにはオオゲツヒメは月の神であるとの記述はありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B2%E3%83%84%E3%83%92%E3%83%A1 ウィキペディアは記紀の記述をもとに書いてあるようですが 記紀の記述がすべてではなく、寺社に伝わっている伝説や民間伝承なども考慮するべきでしょう。 質問 (1)オオゲツヒメには月の神という神格もあるのでしょうか。 (2)あるとすれば、それはどのような史料に基づくものでしょうか。
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- takeruhiko
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オオゲツヒメが、阿波・徳島県の祖神、ということは知っていましたが。。。 しかし、オオゲツヒメが月の神? それは聞いたことが無く、谷川氏のリンクを見ても、根拠がわかりません。 月神・オオゲツヒメが、日神・アマテラスにとって代わった、など、たぶん、こじつけ、想像に過ぎないことだと思いますよ。 神話は、現実の人間を、史実を、土台にしていますので、月だとか、太陽だとか、それは、後世の、現代の、人間の解釈なのです。 古い時代のことのため、はっきりわからないから、神話的表現で記録される、ただそれだけのこと、だと思いますよ。
- hideka0404
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ま~想像するのは自由ですし、答えはないですから。
お礼
回答ありがとうございます。 谷川さんは「オオゲツヒメが月の神であるという理由を記すべき」ですよね。 あと、いつから「ゲツ=月」と読むようになったのかも 重要だと思います。 そうでなければ「ゲツ=月」が現代的であるとはいえない。 少なくとも記紀が成立した奈良時代に「ゲツ=月」と読んだ例があれば 申し訳ないですが、あなたの説は考え直さなければならない。
- hideka0404
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ゲツ=月 というのは現代的意味なので、本来は「穀物」の意味です。 よって月神という神格はありません。 日本神話に於いて、太陽神=アマテラスであり、月の神は黄泉の神ということでイザナミになります。 オオゲツビメは穀物神で、豊穣の神です。
お礼
回答ありがとうございます。 >ゲツ=月 というのは現代的意味なので、本来は「穀物」の意味です。 古典などで「ゲツ=月」と読んだケースはないのでしょうか? そうであればいつから「ゲツ=月」と読むようになったのでしょうか。 谷川さんは民俗学者ですが、なぜオオゲツヒメは月の神という神格もあると言っておられるんでしょうね。
お礼
回答ありがとうございます。 そうそう、イザナギとイザナミが国産みをして、四国の阿波をオオゲツヒメというんですよね。 谷川さんはその根拠について書いておくべきだと思います。 そうでないと、読んだ人がみんな「あれ?」と思ってしまう。 >神話は、現実の人間を、史実を、土台にしていますので、 神話が史実を土台にしたものだとする意見には賛同します。 >月だとか、太陽だとか、それは、後世の、現代の、人間の解釈なのです。 それはそのとおりでしょうが、 >古い時代のことのため、はっきりわからないから、神話的表現で記録される、ただそれだけのこと、だと思いますよ。 私は人間の信仰や、神話的表現が何を意味しているのかについて興味を持っているわけでして それだけのことだとは思えないのですね。 ま、興味ない人からみたら、「そんなことこだわってどうすんや」と思うでしょう。(笑)