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生産性向上設備投資促進税制

青色法人です。設立4年間は大きな赤字を出していました。 現在は利益が上がっているのですが、繰越欠損で税金を払わず済んでいます。 繰越欠損がそろそろ無くなりそうなのですが、「生産性向上設備投資促進税制」で 設備投資し一括償却して出た欠損を繰り越すことは可能でしょうか? この場合「特別償却準備金」というものを使うようなのですが良くわかりません。 設備投資としては建物を予定しています。

みんなの回答

回答No.1

 簡単に「生産性向上設備投資促進税制」と言いますが、果たしてその建物が要件を満たすかどうか  がわかりません。  >設備投資し一括償却して出た欠損を繰り越すことは可能でしょうか?  即時償却して赤字が出るのであれば、当然7年間損失を繰越すことはできます。  『ただし』即時償却は単に課税を繰り延べるだけ(その分次年度以降本来の償却費よりも少なくなる  ため)ですので、節税効果はありません。  税額控除を受けた方が有利です。  経済産業省  http://www.meti.go.jp/policy/jigyou_saisei/kyousouryoku_kyouka/seisanseikojo/setsumeikai140120.pdf    >「特別償却準備金」というものを使うようなのですが良くわかりません   会社法による会計上の経理処理と、税務上の処理が異なるということを、初めに御理解ください。   会計上は本来その耐用年数により償却すべき固定資産ですので、利益剰余金から特別償却準備金   という科目に振替て決算書上表示します(純資産の部)。   次年度以降、本来の償却相当額を特別償却準備金より繰越利益剰余金に戻していくような形を   とります。   税務上は一時の費用として認めるわけですから、会計上と税務上の取り扱いに差が生じる事となり   それについて、別表(税法上の決算書)で加減算します。   詳しくは下記のURL参照   http://www.shinnihon.or.jp/corporate-accounting/ota-tatsuya-point-of-view/2013-12-02.html   上記URLにも記載されている通り、特別償却は単なる課税の繰延制度ですので、利用するのであれば   税額控除をお勧めします。 

M65
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 建物は投資利益率さえクリアすればOKと理解していたのですが何か他に要件があるのでしょうか? 今期は利益が出ますが繰越欠損が有りますので税金が出ません。よって即時償却をして繰越欠損を発生させあと数年利益が出ても納税不要の状態にしようと考えたのですが… 過去の赤字から繰越利益剰余金がないのですがこの場合どのように特別償却準備金を積み立てればいいのでしょうか?

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