ロードセルの和算箱について

質問

こんばんは、Ｇｉａｎｔｓと申します。

和算箱で疑問点があります。
ロードセルを使った重量表示でロードセルにかかった重量を微小な電圧に変換し、それを表示器に接続して重量表示する構成において、ロードセルを4個使用して各ロードセルで発生した微小な電圧を4個分並列（和算）にして表示器に接続します。

ここで疑問に思うことがあります。

ロードセルからの出力が電流なら和算されると思うのですが、ロードセルで発生するのは電圧であり4個が並列接続されても4個のロードセルの内一番重たく掛かったロードセルに発生した一番大きな電圧しか重量に反映されない（4個分の重量が和算されない）と思うのですがどこか考えが間違っていますか？

回答よろしくお願いします。

回答No.2

cyclone3 · ベストアンサー

こんにちは
計量士です。

質問者様がおっしゃられている様に、
「「ロードセルを4個使用して各ロードセルで発生した微小な電圧を4個分並列（和算）にして表示器に接続」
するのが和算器ですが、その「並列」がミソですね。

電気回路の基本ですが、一つの電圧源に複数のブリッジ負荷（これがロードセル）がある状態で、この複数を演算するのには、これらの出力を一括接続すれば可能です（ブリッジ抵抗が同一なら平均化処理になりますが）

同じタイプのロードセルに和算器を組み合わせるのが基本ですから、細かいバランス（四隅誤差）は一括接続する箇所に可変抵抗を付加し、その抵抗値をわずかに調整する事により合わせられますし、合計感度（秤量）は表示器の感度調整で合わせます。

要は複数のロードセルを並列接続して、一つのロードセルにして出力をまとめます。
これが「加算箱」でなく「和算箱」の語源なんでしょうね。　
ネーミングで苦労してたのですね。

高精度の演算には向きませんが、はかり用でなければ充分実用になります。
ロードセルの数だけ表示器を用意して、それらの合計値を加算する必要もないので、ＣＰも高いものです。

特に機器の価格の高く配線もやっかいな、防爆用途では重宝しますね。

最近ではデジタルロードセルと言って、ロードセルにアンプとデジタル出力機能を組込み、直接シーケンサやＰＣに接続したりできるものも有るので、外部での高精度デジタル加算も可能です。
http://www.aandd.co.jp/adhome/products/keiryo_kiki/tech_info_3.html

参考URL：

http://www.aandd.co.jp/adhome/pdf/manual/loadcell/ad4388.pdf

お礼

お礼が遅れてすみません。
よくわかりました。
またお願いします。

回答No.1

lumiheart

和算箱の中身はご存知でしょうか？
https://www.aandd.co.jp/adhome/products/loadcell/cell-peripheral.html
http://www.kyowa-ei.co.jp/product/acquisition/keiso/sjb_c_d_jbs_c.html
http://www.unipulse.com/jp/products/B412.html
http://www.valcom.co.jp/product/lc/vjbx4a/index.html

お礼

お礼が遅れてすみません。
またお願いします。