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正三位という追贈は現代的にどんな意味がありますか?

歴史好きの皆様こんにちは。 日頃雑駁な問いかけにご回答いただいて感謝しております。 さて、仕事で地方の素封家宅を訪れると、必ずと言ってよいほど「正三位 磯野カツオ」みたいなイカめしい公文書が額に掲げられております。 この正三位は、位階と称すらしいのですが、この位をもらうと何か好待遇が得られるのでしょうか? 例えば「正五位以上で陛下と握手!」みたいな厚遇が受けられるなら自分も目指したいと思うわけですが。 どうやら死後にしかもらえないらしく。 自分の生きている間にもらえない位階にどんな魅力があるのかわかりません。 事情通の方、どうぞお教えください。 よろしくお願い致します。

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noname#224207
noname#224207
回答No.4

>この正三位は、位階と称すらしいのですが、この位をもらうと何か好待遇が得られるのでしょうか? 江戸時代までは見返りというか、待遇の違いがありました。 現在は特別な待遇はありません。 又、本人のみであって子孫には何の影響も無いとされています。 >自分の生きている間にもらえない位階にどんな魅力があるのかわかりません。 価値観の問題になってしまいますので、理解されても理解されなくても、差支えはありません。 世の中には、こんなことに価値を見出している人間もいるのだ、という程度で宜しいかと思います。 「家」とか「家格」「血統」「家名」「先祖」「系図」などという言葉に憧れというか、価値を見出している方は沢山おられます。 現在でも冠婚葬祭などの際には「家」という考え方に基づいた習慣が無数に残っています。 結婚によって親元から独立する若者や独立した若者の頭痛の種になっています。 嫁姑問題、嫁小姑問題などの根底にはこの「家」の思想が伏流水のように流れています。 最近は、少子高齢化が進み「墓地」や「位牌」「仏壇」などの取り扱いも頭痛の種になっています。 誰が引き受けて、誰が回忌供養をするのか、それには誰が出席するのか、という類の質問が本サイトにも多数寄せられています。 これに「家格」「名家」などという価値観が加わると一層ややこしくなります。 位階を受けるということは、この「家格」や「家」の名誉を向上させるという効果があります。 (精神的な価値観上での向上ですから、誤解しないで下さい。経済的向上ではありません) 子供や孫が精神的な満足感を手に入れることがあります。 子供や孫によっては、生きて行く上での拠り所となることもあります。 時には、地域の人達や所属していた組織の人々が名誉とすることもあります。 全く逆のことを考えてみて下さい。 家族の誰かが犯罪を犯して刑に服した場合に、その家族が周辺からどのように扱われるか、ということを考えて見て下さい 法律上も理論上も犯罪を犯したのは個人であって家族とは全く無関係ということになっています。 果たして現在の社会習慣として、このように割り切った考えや対応が取られているとお考えでしょうか。 同和問題や在日朝鮮人問題の根本的な原因は何かということをお考えになられたことはありませんか。 サッカー場にJapanese Onlyと横断幕を下げた結果どのような理由で処分が下されか御存知でしょうか。 どのような意図を含んで横断幕を下げ、何故処分されたと、お考えでしょうか。 要は、血族や親族の名誉、不名誉というものに対する考えかたは表裏一体です。 個人主義の価値観が、簡単には通用しないのが実情だとお考え下さい。 親族、祖先の名誉というものに重きをなして考える方もおられるのだと御理解願います。 経済的な価値や待遇、貧富の差だけが世の中の価値観の全てではないと御理解願います。

writerman75
質問者

お礼

よく分かりました!!!! YOUをベストアンサーにしちゃいますYO!

その他の回答 (3)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 現在では「位階」そのものには何の見返りもありません。古い世代の方々には「家宝扱い」する方もいらっしゃいますが、あんなものは僕らからみれば単なる紙切れでしかありません。小学校の夏休みの宿題で貰った表彰状と同じですよ。

writerman75
質問者

お礼

そうですか。私も花より団子のクチなので…。 位階?それ食えるの?とか思ってました。(笑い)

回答No.2

終戦まで、階級の高い軍人が戦死した場合、戦没者に天皇陛下から「勲一等」が授与されました。 この勲一等は正三位に相当します。 階級が高い軍人の生家は、家柄が良いとか、男子を士官学校に入れる事が出来る金持ちとか、それなりの素封家です。 なので、そういう家には、正三位勲一等が授与された戦没者がそれなりに多いのです。

writerman75
質問者

お礼

そういうことだったんですなあ! ご回答ありがとうございました。

回答No.1

遺族に対して「故人は立派な人だったんだよ」という証になります。

writerman75
質問者

お礼

なるほどね! ご回答どうもです。

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