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空気の圧力を遠くの小さい的に伝えることは可能ですか
細い孔から噴出させた空気を拡散させないで遠くの小さい的だけに当てることは難しいと思いますが、空気を固体のように取り扱うことはできないのでしょうか。
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音を圧力だと認めるなら、ある程度は可能です。 エルラド社 www.lradx.com/site のmilitaryタブに載っているものは遠くの特定の部分にだけ音声を伝える装置です。 日本でも買えると思います。
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- fxq11011
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>、空気を固体のように取り扱うこと 意味不明、取り扱う?手で持って動かす・・・一目了然。 取り扱う?個体に関する法則を当てはめて考える・・・?。 >細い孔から噴出させた空気を拡散させないで 真空中、即拡散 大気中、他の空気にぶつかる=拡散 圧力だけ伝える、山びこがそうです、あなたの言う遠くに該当するか不明ですが、小さい的だけと限定すると指向性が問題になり、どこまで可能か?。
お礼
ご教示ありがとうございます。勉強いたします。
できなくはないです。単純に空気の塊に速度を持たせても、あまり進みません。空気の分子レベルで見ると、進もうとする空気の分子が、同じサイズの止まった空気の分子にぶつかり、散らばってしまうからです。 そうさせないで空気の塊を進ませる方法の一つは、タバコの煙の遊びでよく見る煙の輪っかですね。タバコは体に悪いので、箱に丸い穴をあけておき、煙を箱に充満させておいてから、バンッと箱を叩く実験がよく見られるようになりました。イルカが水中で空気の輪っかを出す実演があったりしますが、同じ原理です。 気流が安定して存在し続け、その気流の塊が進むこともできる例ですね。 輪っかをよく見ると、輪っかをチューブがぐるっと回ってつながったものだと見て、チューブ自体がくるくる回っている様子が見えます。つまり、細長い旋風(つむじ風)の先端と後端がつながってリングになっているんですね。 回転する気流は、遠心力で離れ去ろうとしますが、すると内部の気圧が下がります。それがバランスするところで安定した旋風になります。その大きなものが竜巻になります。 これの小さなものを作って、ある程度進ませることは可能ですが、先端と後端が開いているために空気が入り込んで内部の気圧を下げること、止まった空気にぶつかりながら進むことの二つがあるため、煙の輪っかほどには進みません(もし追い風であれば、少しは遠くまで行きますが、風の中のつむじ風になってしまい、ご質問の趣旨と合わない)。 これをできるだけ遠くまで届かせたいなら、ちょっと試したことはなくて申し訳ないのですが、常に回転する気流を吹き出してやるしかなさそうです。 音を利用する方法もあり、周波数が高ければ(言い換えると、波長が短ければ)平面的な音を出して、狭い範囲である程度届かせることはできます。ただ、音は光と違って空気中の疎密ですから、気圧が周囲より高い部分と低い部分で構成されており、そのため指向性は失われやすいです。 以上、いずれも具体的にどれくらい届くかは、ちょっと私では分かりません。すみません。
お礼
大変為になるお話をいただきありがとうございます。
- 久保 泰臣(@omi3_)
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縦波つまり音波を利用すれば可能です。 衝撃波みたいに取り扱うことが出来ます。 精度を上げるためには、 アルマ望遠鏡のイメージで、スピーカーの配置が必要です。
お礼
衝撃波ですか。勉強したいと思います。ご教示ありがとうございました。
- manbowglass
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細い も、 遠い も、小さい も、主観であって何ら科学的な言及が無いので、科学的な回答は困難です 直径1kmの穴でも、地球サイズから見れば極細ですし、1mmの距離も分子のサイズから見れば遠いですし、太陽も宇宙から見れば小さいです 直径1kmの小さな穴から、1mmの遠距離にある、太陽サイズの小さな的に気体を当てるのは、可能だと思いますよ
お礼
杜撰な書き方がお気に触ったと反省いたしております。
- CC_T
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どの程度を細い・遠いとお考えか不明ですが、一般に「細い孔」から噴出させた空気を「遠くの」小さい的「だけ」に…と言うのは不可能です。小川の流れが湖の対岸まで伝わらないようなもので、途中での拡散・減衰は避けられません。 でんじろう氏の公開実験で有名になった空気砲は「渦輪」現象を利用したもので、伝播経路が「無風であれば」比較的遠くまで到達します。その渦輪も例えば火山サイズならkm単位まで到達するようですが、「細い孔」からの噴出では相当条件が良くても到達距離は数メートルがせいぜいです。 つむじ風の持続時間が竜巻よりはるかに短いように、小さい渦巻ではその運動エネルギーが小さいので継続して存在すること自体が難しくなります。 ~~~ もしも、ある体積の空気を流線型形状などで形状固定することが出来るならば、比較的遠くの的まで到達させるって目も出るでしょう。まぁ一定の形状を保つことがなく固体のように扱えないからこそ「気体」なんですけどね。
お礼
なるほどと思いました。ご教示ありがとうございました。
そうそう。。。。でんじろう先生の空気砲はご存知ですよね。 穴の開いた箱をたたくと空気が固まり状になって伝わり直進するというものです。 これと同じ発想で、第二次大戦中にドイツ軍が開発した、風力砲というものがあります。 酸素と水素を混ぜて爆発させ、巨大なノズルの先から空気の弾を発射し、航空機を撃墜しようというものです。 実験では180m先にある25mmの木材を破壊できたそうです。 実際に配備されたかどうかは不明ですが、実用には程遠く、航空機を撃墜する成果は上げられませんでした。
お礼
興味深いお話をありがとうございました。ライフルのように回転を強く与えて局所的に命中させるなどというのは無理なのでしょうね。
ドライアイスを投げるのではだめですか?
お礼
氷やつららを石やナイフの代わりに用いて行われる犯罪と似ていますね。条件によってはおっしゃる通りだと思いました。
ホースを使えば不可能では無いでしょう。 単にホースを通して圧縮空気を送れば良いのです。 まあ、距離に限界はありますけどね。
お礼
拡散させないことが可能かどうかでしょうか。ご回答ありがとうございます。
お礼
こういうものもあるのですね。大変参考になりました。どうもありがとうございました。