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イタリア語の、 appena
イタリア語の appenaには いくつか意味があり、その中で「~するやいなや」というのがありますよね。 それで、よく nonを伴う場合がありますが、nonがあるのと ないのとでは どういうニュアンスの違いがありますか?
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(続き) そこで、お尋ねの中核「~するやいなや」でのappenaの問題に移ります。 おっしゃるように、例えば、 (1)Appena egli venne, ella fini di parlare.と (2)Appena egli non venne, ella fini di parlare. とは、ほとんど同じ意味を表わすと思います。 第2文中のnonは、いわゆるempty word(虚辞)の一種で、背景に「心理的な否定」の要素がある場合に時々使われる表現法ですね。 日本語に格好の例があります。「負けず嫌い」は、本来の意味は「負け嫌い」のはずですから、「ず」が余計なわけですが、これが「心理的な否定の気持」を持つために用いられた虚辞だと言えると思います。 この用法は、冗語や重綴法などと並んで、強調等、語句にある種の「味付け」をしたい場合の修辞法と言えるのではないでしょうか。 そこで、上の2例文を「何とか区別して」訳してみます。 (1)Appena egli venne, ella fini di parlare.「彼が来るや否や、彼女は話をやめた。」 (2)Appena egli non venne, ella fini di parlare.「彼が来るか来ないかのうちに、彼女は話をやめた。」 以上で、二回にわたる回答を終わります。
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- Nakay702
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「お礼」の書き込みありがとうございます。 >ellaよりもleiの方がよく使われるような気がします。確かに「あなた」の意味と紛らわしくなりますが。 >Nakay702さんが ellaを好まれるのは ひょっとしてスペイン語の影響でしょうか?(笑) ⇒「古いヤツ」と思われるかも知れませんが、そのとおりです!(トホホ笑い) 実はもう1つ理由があります。leiには、使用上の条件があることです。 ついでで恐縮ですが、「イタリア語の nipote」への回答No.7で誤植がありましたので、ここに訂正・再添付させていただきます。 (再送分) >Esto se llama "grand-nephew" en inglés. >Inglés utiliza "grand" mientras que francés utiliza "petit". Interesante, no? ⇒Ja, ja, ja... ¡Qué cosa tan interesante es decir todo lo contrario al indicar lo mismo! Me parece que es una palabra inventada y analógica de "grandson"; y en el caso del francés, de "petit-fils". La verdad es que esta vez he consultado varios diccionarios y se me ocurre una idea sobre cómo se dice "petit-neveu" en italiano: aunque no estoy tan seguro, creo que acaso se diga "bisnipote dal sobrino/dalla sobrina", ¿qué le parece? 以上、再伸まで。 (回答でもないような、単なる対話を楽しんでいるような気分もありますが、サポートで削除されないことを祈ります!)
- pendaco
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「~するやいなや」のappenaについてだけ。 結論から言いますと、"appena..."と"non appena..."は「同じ」である、と習いました。 私はイタリアで、イタリア人の先生から習っていたのですが、その時の説明では、 "non appena"の"non"は、"particella espletiva"というもの。 (小学館の「伊和中辞典」では「冗語」と訳していますが、私は「虚辞」と訳すべきだと思います。) "particelle espletive"は意味を持たず、文のリズムを整えたり口調を揃えたりする働きをする。 というものでした。 一緒に習っていたアメリカ人が「何かの違いがあるはずだ!」としつこく聞いていたのに対し、先生は一貫して「la stessa cosa!」と仰っていたことを思い出しました(笑)
お礼
回答ありがとうございます。 appena自体に否定的な意味がありますからね。 フランス語にも 少し似た現象があります。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12513)
いつも早とちりや勘違いをしている者ですが、それにも懲りず、またしゃしゃり出ました。 >イタリア語の appenaには いくつか意味があり、その中で「~するやいなや」というのがありますよね。 >それで、よく nonを伴う場合がありますが、nonがあるのと ないのとでは どういうニュアンスの違いがありますか? ⇒よく分かりませんが、私の「感覚」では、 appena単独だと、「かろうじて~する」 nonを伴う場合だと、ほとんど~しない」 の違いかなと思っていました。 Il paziente poteva appena parlare. 「患者はかろうじて話せた。」 Il paziente non poteva appena parlare. 「患者はほとんど話せなかった。」 ところで、appenaが動詞より前に来ると、おそらくnonがなくてもよいと思いますので、ますます違いは分からなくなりますね。しかし、この場合(特に第4文で)強調のニュアンスが加味されるような気がします。 Il paziente appena poteva parlare. 「かろうじて患者は話せた。」 Appena il paziente poteva parlare. 「やっとのことで、患者は話せた。」 以上、ご回答まで。
お礼
回答ありがとうございます。 appenaには 主に3つの意味がありますよね。 (1) ~したところだ。 英語なら have just + 過去分詞 (2) かろうじて。 英語なら hardly (3) ~するやいなや。 英語なら as soon as それで、今回問題にしているのは (3)です。
- Marco0123
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初めまして。 ご質問内容を拝見させて頂きました。 > イタリア語の、 appena >よく nonを伴う場合がありますが 、nonがあるのと ないのとでは どういうニ ュアンスの違いがありますか? イタリア語に精通されておられる質問者様に、ウチが講釈するのは恐縮致しますが、 この場合のappenaの活用は、時を表す従属節を導く接続詞(句)。 ニュアンスとしては“確実性”になるかと思いますが‥。 例えば『終わったらすぐ出かけることにする』とかだと (Non) appena avrò finito,uscirò. nonが無くても訳としては同じになりますね。 ・先立未来…未来の中の完了を表す時制。 未来のある時点に、すでに完了しているはずの行為を表すには、先立未来を用いる。 ウチのよりも、良質な回答が付くかと思います。暫し、お待ち頂く様、ご了承願えれば幸いです。 (^ー^;A
お礼
回答ありがとうございます。 いや、私はフランス語は そこそこ出来ますが、イタリア語は初心者です。 ロシア語も並行して学習していますが、イタリア語は易しく感じます。まあ、それでも 疑問が出てきますけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 ellaよりもleiの方がよく使われるような気がします。確かに「あなた」の意味と紛らわしくなりますが。 Nakay702さんが ellaを好まれるのは ひょっとしてスペイン語の影響でしょうか?(笑)