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色彩系の書籍に掲載される可視光線の図について
- 色彩系の書籍に掲載される可視光線の図は、紫色から赤色まで7色の純色が表示されたグラデーション化された図が一般的です。
- しかし、実際には、白から7色の純色、そして黒へとグラデーション化された図が正しい表現方法と言えます。
- なぜ色彩系の書籍では白や黒が無視されているのかについては、インクコストの節約や印刷上の制約がある可能性が考えられます。また、スペクトルには赤紫色は存在していませんが、現実には赤紫色が見える場合、これは錯覚です。
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7色の純色だけしか掲載されていないとしてもコストの問題ではないと思いますが…。 白色という色のスペクトルは存在しないからです。 人間にとって黒色は感じる光が存在しない状態です。これには2種類考えられます。全く電磁波が目に入ってこない状態。何らかの電磁波が入ってきてはいるものの、目が感じない場合。 http://www.sharp.co.jp/aquos/technology/color/index.html を見ますと赤の右側、紫の左側は黒色になっています。赤外線や紫外線の領域は目に感じないから黒色になっています。決して黒色というスペクトルがある訳ではありません。 赤紫色もスペクトルが存在しないからでしょう。物体色と光源色というキーワードで調べてみてください。土色の物体色を光源色としてみると赤紫に見えるという話ではなかったかなという記憶があります。
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- mojitto
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太陽光(白色)を分解したのが虹です。 つまり逆に虹の色を全て合わせれば白色となります。 ただし人間の目が感じることのできる波長は限られており、これを逆手にとってその波長の光のみを集めるだけで、人間の目には白く見えます。 光の三原色ですね。 そして光の強度ではなく、色の吸収に着目すれば色の三原則になり、人の感じることのできる波長全てを吸収しきると、黒色になります。 白と黒は合成された色だということです。 虹の七色については、国や地域によって違い、日本では便宜上七色であり、その気になれば、波長ごとに無限に色の名前はつけられます。 が、実用的ではないですよね。
お礼
ご回答ありがとうございました。「白と黒が合成された色」という見解がとても分かりやすかったです。今一度おさらいをしてみたいと思います。本当にありがとうございました。
- iseab
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お礼
iseabさま、リンクを頂きありがとうございました。 依然、私の頭がかたいために分からないままで…。ただ、ニュートンの7色のエピソードを知ったのは楽しい収穫でした。本当にありがとうございました。
お礼
お礼がすっかり遅くなり失礼しました。スペクトルの理解が良く分からず、hashioogiさまのおかげで黒部分の意味が分かりました…。ありがとございました。