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自分名義の不動産、財産を知る方法
家族が自分名義の財産を管理していますが最近、宗教組織に騙され名義変更されていることに気が付きました。 自分名義の財産をすべて調べたいのです。税務署で納税証明書を取り寄せれば、不動産や家賃などに伴う所得税に関しては全て把握することが可能でしょうか。預金、定期、株については銀行、証券会社に直接出向いて教えてもらうつもりです。これらの方法でよろしいでしょうか。またこれらの方法でも判らない財産はなんでしょうか。
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知識をたださせてください。 税務署というのは、すべての税金を担当する役所ではありません。原則、国税のみなのです。 したがって、固定資産税などについては、地方税となりますのでご注意ください。 地方税と言っても、税目が多く、その目的や制度により、都道府県が管理するもの、市町村が管理するものにわかれます。固定資産税などで調査されるのであれば、市役所などでの相談をお勧めします。 所得税については税務署がもちろん把握することとなりますが、申告については、申告書類の内容でしか把握しておらず、帳簿などの提出等をさせていません。そして、税務署が証明してくれるのは、所得の金額や税額そのものだけとなり、申告書の内容の証明は出してもらえません。 しかし、本人であれば、申告書類の閲覧は可能ですので、どのような内容の申告がされていたかぐらいはわかります。土地は難しいですが、建物については減価償却等をしていればその明細があることでしょう。しかし、所在地などまでわかるかどうかは怪しいことでしょう。 固定資産税の台帳などで名寄せという方法があると思います。そして、固定資産税の証明書類などをもらうことが可能です。そうすれば、その中には所在地などが記載されていることでしょう。 ただし、不動産の所在地を管轄している市役所などでなければなりません。 ですので、東京在住の人が千葉県千葉市の不動産を所有している場合には、東京都や区などがそれを把握していません。千葉の市役所で調査が必要です。 この方法を行う場合には、不動産がありそうな場所、あるであろう場所を管轄する市役所で調査しましょう。この方法であれば、課税時の不動産の情報があるでしょうから、そこから法務局の登記簿謄本をえるなどして現在の所有者などを調べることになるでしょう。 預貯金などは、口座のある金融機関で本人確認さえできれば、教えてくれます。残高証明も取引履歴証明も取れることでしょう。しかし、原則取引口座のある金融機関でなければなりません。最悪、取引支店を調査した後は、その支店へ行かなければなりません。ゆうちょなどの場合には、貯金センターへの郵送でのやり取りが必要となるため、調査が面倒でしょう。 本人確認の注意としては、あなたが持っている身分証明書などと金融機関での届出内容が一致していることが重要です。金融機関からすれば、同姓同名の人に情報漏えい出来ないと考えますからね。したがって、あなたに転居歴等があった場合などで旧住所のままの届出であれば、戸籍附表というもので証明が必要でしょうね。 このようにわかっている財産の現在を調べるのは、本人がしかるべき所で本人確認を受ければ、何ら問題なく調べられることでしょう。しかし、あなたの知らないあなた名義の財産を調べるのは、なかなか難しいものです。
お礼
非常に丁寧で解りやすい説明をありがとうございました。市役所に確認をしたら仰る通り、名寄せで市内のものは把握できるそうです。戸籍附表についても新しい情報なので助かりました。早速来週、役所に出向いて調べてみます。ありがとうございました。