三角比の変形公式について
この公式の意味と考え方は理解できています。
私が知りたいのは
参考書の説明が説明不足なのか、それとも私の考え方が間違っているのか、ということです。
下に書いてある参考書の説明をもとに回答をいただけると助かります。
sin(90°-Θ)=cosΘ
cos(90°-Θ)=sinΘ
という公式がありますが
私の使っている参考書の、この公式のついての説明で
「左辺のsin(90°-Θ)のΘに第一象限の角を入れて、その符号によって右辺の符号を決定する。」
と書かれているのですが
例えばcos(90°-Θ)のΘに30°を入れたとするとcos60°で、cos60°は1/2で 符号はプラス。だから右辺の符号はプラスになる。
そして、この場合90°からは最大90°までしかマイナスできないので第一象限の角を入れる、というのはわかります。
sin(90°+Θ)=cosΘ
cos(90°+Θ)= - sinΘ
の場合も
「左辺のsin(90°+Θ)のΘに第一象限の角を入れて、その符号によって右辺の符号を決定する。」
と書かれているのですが
例えばcos(90°+Θ)のΘに30°を入れたとするとcos120°で、cos120°は-1/2で 符号はマイナス。だから右辺の符号はマイナスになる。
90°から180°までは、90°分しかプラスすることは出来ないので第一象限の角を入れる、というのはわかります。
疑問に思ったのは
sin(180°-Θ)=sinΘ
cos(180°-Θ)= -cosΘ
の場合なのですが
この公式についての説明にも
「左辺のsin(180°-Θ)のΘに第一象限の角を入れて、その符号によって右辺の符号を決定する。」
と書かれているのですが
180°からは 0° ≦ Θ ≦ 180° の範囲でマイナスすることが出来ますよね。
例えば120°という角をΘに入れたとすると
180°- 120゜ = cos60° cos60°= 1/2 で
符号はプラスなので
右辺は 「プラス」の符号になりますよね。
なので
「左辺のsin(180°-Θ)のΘに第一象限の角を入れて、その符号によって右辺の符号を決定する。」
というのは
この180°が入る公式の場合、「第一象限の角」という条件が入るのはおかしいと思うのです。
この参考書の説明は説明不足ではないでしょうか?
それとも私の考え方がおかしいのでしょうか?
三角比は360゜まで拡張できるようなのですが
数Iの範囲なので角度は、0°から180°の範囲だけで考えています。
よろしくお願いします。