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負の数
負の数 借金は0より小さい数なのに なぜ借金2000のようにマイナス符号ではなくプラス符号なのですか?
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> 借金は0より小さい数なのに この考え方が、既に間違っています。 借金が0より小さい数なのではなく、単に、 借金を財産として表すと、負の値になるというだけです。 借金を借金として表せば、「2000円の借金」などと 正の値で表されます。 借金と財産が相殺する性質を持つものだから、 借金を財産で表せばマイナスになるだけなのです。 マイナスは、借金そのものの持つ性質ではなく、 借金と財産の相対的な関係です。 だから、財産を借金で表しても、マイナスの値になります。
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- htms42
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自然数というのをご存知ですね。 正の整数です。 正の数だけ考えるというのが自然だったということです。 だから元々は正の数しか扱っていなかったのです。 足りないとか不足するという場面で必要になって負の数を考えて数の範囲を広げたのです。 足し算しか考えていない場合は負の数は必要ありません。 引き算の場合に足りないと場面が出てきます。 「2引く3はいくらですか」という問に対しての「引くことはできません」という答えと「1足りません」という答えの間に考え方としての段階の違いがあるということです。 不足分を数として意識する段階になれば言葉で「不足している」ということを表す代わりに記号で表そうという流れが出てくるのは自然なことになります。負の数はここから出てきます。 「多い、少ない」とか、「余っている、不足している」という反対の意味のことばが対になった状態を「正、負」の対で考えるというのも出てきます。 「右向き、左向き」のような方向も「正、負」で表すということが出てきます。 「多い、少ない」の時はほとんど意識せずに「多い方を正」としています。 でも向きの場合などでしたら右向きが正であるということが決まっているわけではありません。ある方向を正としたらその反対方向は負になるというだけです。回転方向の時計回り、反時計回りも同じように考えます。時計回りを正としたら反時計回りは負になります。右回り(時計回り)を正とすることが多いですがそうでなければいけないというのではありません。「そうしましょう」という約束です。 借金2000は「借金」という言葉が意味を持っています。不足分を表している言葉です。この言葉が符号と同じ役割を果たしているのです。 「借金」という言葉とは別にプラス、マイナスという言葉があると思われているのが混乱の原因です。 右向きを正にとっている時に「左向きに5m/sの速さで・・・」と書いてあれば「-5m/sの速度で・・・」と同じ意味になります。、 ある方向と反対方向しか出てこない場合であればプラス、マイナスで表すことができます。 でも東西南北の全部の方向を考えるような場合はプラス、マイナスだけでは表しきれません。 ベクトルを習い始めた時の躓く理由になることもあるようです。
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詳しい解説ありがとうございました。まだ完璧に理解していませんが理解が深まりました。
借金自体がマイナスの意味なので、数字にマイナスは付けません。 借金に対してマイナスをつけると逆の意味になってしまうので。
お礼
答えていただきありがとうございました。
- puyo3155
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借金という言葉のニュアンスが、すでにマイナスという意味だからです。 現金 -100 = 借金 100 ですから、プラスの金額を表す言葉ともに使うなら、マイナスをつけて表現します。
お礼
答えていただきありがとうございました。
お礼
わかりやすい解説ありがとうございました。まだ完璧ではないですが理解できました。