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増殖死って?
細胞の増殖死ってどういうことを言うんですか? あと、放射線生物学で細胞の生死の判定をコロニー法を用いて行うのはなぜですか? レポートにかなり行き詰まってるんでよろしくお願いします。
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「放射線科医のための放射線生物学 第4版」(篠原出版)より: 「細胞の生存曲線 cell survival curve は、放射線線量と細胞の生存確率との関係を表したものである。ここで生存とは何かが問題である。細胞の生存とか、反対にその死は、人それぞれにより意味が違うだろうから、ここで正確に定義しておく必要がある。たとえば、神経細胞、筋肉の細胞あるいは分泌細胞といった細胞分裂をしない分化した細胞では、死とはそれ特有な機能の喪失を意味する。一方、造血系の幹細胞とか培養中の細胞のように増殖している細胞にとっては増殖を続ける能力を失うこと、すなわち、“再増殖能”の喪失が死である。このような死を増殖死 reproductive death という。 この定義は放射線生物学の狭義の解釈による。(以下略)」 「・再増殖能を持つ生存細胞を clonogenic という。 ・非処理細胞を培養した時、これが肉眼で認めうるコロニーに成長しうる比率を集落形成率 plating efficiency ( PE ) といい、次のようである。 PE=(できたコロニー数)/(植えた細胞数)×100 ・PE は確立された細胞系のいくつかでは100%に近いが、生体より取ったばかりのヒト細胞では1%あるいはそれ以下のこともある。 ・ある照射線量を生きた、生存細胞の確立 ( SF ) は植えた細胞のどれだけが肉眼的に認めうるコロニーに成長したかできまる。もちろん、PE に対する補正が必要である。したがって、 SF=(できたコロニー数)/(植えた細胞数×PE/100) (以下略)」 がんばれ!(^o^)/
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増殖死: 細胞は分裂回数が決まっているので、一定回数分裂すると死にます。あるいは、分裂回数がすくなくても、分裂には大きなエネルギーが必要ですので、エネルギーが枯渇すると、死にます。 コロニー法は、やすくてらくだからじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 参考にします。
お礼
あぁ、応援までして頂いてありがとうございます。 参考にします。