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神宮式年遷宮について。

式年遷宮は20年ごとに行われるとされていますが、確かに近代に入ってからの時期をみれば確実に20年ごとに式年遷宮が行われたことがわかります。 しかし、中世前後の時期は正確に20年ごとではなく、行われる間隔が少しばらばらであったと思うんです。(戦国時代などによる一時中断は除く) ってことは式年遷宮は20年ごとではなく大体20年と認識すべきでしょうかね? 解答お願いします。 (参考資料はウィキペディアでした)

みんなの回答

回答No.3

伊勢神宮の場合は、西暦804年に、時の政府(神祇官)に提出された、『皇大神宮儀式帳』が、儀式執行の基本になっています。 そこには遷宮のことに触れ、「二十ヵ年を限って、一度」行わねばならない、という趣旨の記述があります。 つまり、20年ごとに1度とか、20年目に、ということではなく、20年の内に、1度、という意味で、これが本来の遷宮のサイクルなのです。 前回から数えて、10年目でも、18年目でも、良いのです。 しかし、費用や労力その他の影響で、20年を超えてしまって遷宮した場合は、次のサイクルを、その分、縮めて、早めに遷宮する、といったやりかたになるのです。

回答No.2

出雲大社の式年遷宮は,ほぼ正確に60年おきに行われます。 これは,60年で一巡する干支に由来するものかと思います。 私の氏神に当たる鎮守の神社では,屋根は銅板で覆われますが,千木だけは檜の素板を用います。 何故なら,人生50年と言われた昔,宮大工の技術ばかりで無く,儀式の有り様さえも伝承困難なため,僅かに千木を交換するための遷宮祭も必要不可欠だったろうといわれています。 伊勢神宮は権力の象徴ですから,権力誇示のためにも短期の遷宮が要請されたと思われます。 出雲大社は権力と適当な距離を置くことで,かっての栄誉を保持しているのでしょう。 古代,「国造」という末端権力が存在しましたが,出雲大社の宮司家(千家)は,日本で唯一残存する「国造家」と言われています。 歴史という文化の変遷は,当世人には理解しがたい複雑なものがあると思います。

  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.1

そのwikipediaに、「原則として20年ごとに」と書かれ、年表に1929年の次は1953年となっているのは、見えませんでしたか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%BC%8F%E5%B9%B4%E9%81%B7%E5%AE%AE

seoul8904
質問者

お礼

解答ありがとうございます! 近代ではあるが、たとえば1929年の次が1953年であれば、「原則として20年ではあるが、場合によっては20年ではない可能性もある」と受け止めてもよろしいですよね。私が知りたかったのは「20」年という間隔が一定かどうかでした。

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