- 締切済み
官報癒着・官報複合体について詳しく知りたいです。
初めまして。 質問をお願い致します。 内容は 「官報癒着・官報複合体について詳しく知りたいので、著作やウェブサイトがあればお教え下さい。」 です。 先日起こった震災について調べていたのですが、その中で「報道の情報提供能力の低さへの不満」というものが、インターネット上でしばしば見受けられました。 また外国の報道機関に対する閉鎖性が目立ったり、政府の代わりにグリーンピースが独自に調査活動を行って情報提供を行ったりということが見られました。 この国内報道の閉鎖性は何故だろう、透明性は確保できないのだろうか、と思って更に調べたところ”記者クラブ”というシステムに突き当たりました。 この記者クラブについて正確な知識を得たいと思っています。 どなたか詳しい方、ぜひお教えいただけると幸いです。 なお戦中・戦後を扱った本は以前に何冊か読んだことがありますので、近代(80年代~)を扱った記事があると助かります。 また下記のwikipediaのように、具体的に金品の授受がある例がわかりやすくてよいです。 wikipedia-官報接待- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%98%E5%A0%B1%E6%8E%A5%E5%BE%85 宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kanrishi
- ベストアンサー率42% (107/249)
記者クラブに行き着いたということは当然上杉隆氏の著作はお読みになったこととと思います。 「記者クラブ」の弊害の指摘は氏の著述に尽きると思いますが、記者クラブを目の敵にするのはちょっと的外れではないかと思っています。 記者クラブはシステムではありません。これは工事談合がシステムとは言えないのと同じです。当事者間の便宜供与(接待も含む)などにも両者に似たようなところが見られます。 情報の閉鎖性をマスコミ人が言うのは自分自身の努力不足を自白しているのと同じです。情報チャンネルは記者クラブだけではありませんから自力で開拓する努力が欠かせないのに、それを怠って自分にも参加させて質問する機会を与えろと言っているのです。弟が兄のおもちゃと同じものを親にねだるようなものです。そして記者クラブへの新規参入(あるいは記者クラブ制度の廃止)を言い張るのは、情報はお上から供給されるものという発想を前提としています。 記者クラブ廃止を訴えている人たちの主張を聴いていると自分のことを棚に上げており、その主張の浅薄さが目につきます。 記者クラブは、マスコミ人にとっては腰の重い役所から獲得したものという歴史があるそうです。確かに記者クラブにはいろいろの弊害が出てきているようですが、この社会には似たようなものがほかにもたくさんあります。記者クラブをやり玉に挙げるならその余勢でそれらの根底は何なのかを追及して指摘是正する姿勢が欲しいところです(かなり大きな問題になりそうですが)。そこまで発展しそうもないところに物足りなさを覚えます。 役所からの情報提供に対する改善要求は結局は業界内の既得権争いにしか見えません。あるいは米価引き上げや賃上げと同じ構図に見えてきます。それよりも、使命感(これはマスコミ人の思いあがりとも思えますが)に燃えているなら、いかにしたら既存のものに頼らずに国民にとって必要は情報を引き出せる(探せる)かを自ら考えた方がより意味があるように思います。
お礼
回答ありがとうございます^^ >記者クラブに行き着いたということは当然上杉隆氏の著作はお読みになったこととと思います。 はい。 氏の名前に辿り着きましたので、図書館で本の予約をしました。 近日中に読もうと思っています。 >「記者クラブ」の弊害の指摘は氏の著述に尽きると思いますが、記者クラブを目の敵にするのはちょっと的外れではないかと思っています。 私は特に目の敵にはしていないですが、四権分立の原則に従うとあまりにブラックボックス化しているように思えましたのでお聞きした次第です。 >記者クラブはシステムではありません。これは工事談合がシステムとは言えないのと同じです。当事者間の便宜供与(接待も含む)などにも両者に似たようなところが見られます。 官僚-各報道のカルテルですよね。 >情報の閉鎖性をマスコミ人が言うのは自分自身の努力不足を自白しているのと同じです。情報チャンネルは記者クラブだけではありませんから自力で開拓する努力が欠かせないのに、それを怠って自分にも参加させて質問する機会を与えろと言っているのです。弟が兄のおもちゃと同じものを親にねだるようなものです。そして記者クラブへの新規参入(あるいは記者クラブ制度の廃止)を言い張るのは、情報はお上から供給されるものという発想を前提としています。 おっしゃることはわかりますが、それでは ・記者クラブが閉鎖的である理由がない ・記者クラブ加盟マスメディア以外には、個人情報保護法案による規制がかかっている ことと矛盾するところが出てくるかと存じます。 >記者クラブ廃止を訴えている人たちの主張を聴いていると自分のことを棚に上げており、その主張の浅薄さが目につきます。 記者クラブは、マスコミ人にとっては腰の重い役所から獲得したものという歴史があるそうです。確かに記者クラブにはいろいろの弊害が出てきているようですが、この社会には似たようなものがほかにもたくさんあります。記者クラブをやり玉に挙げるならその余勢でそれらの根底は何なのかを追及して指摘是正する姿勢が欲しいところです(かなり大きな問題になりそうですが)。そこまで発展しそうもないところに物足りなさを覚えます。 昨日色々調べたのですが、電通による広告業務の寡占状態や、新聞とテレビ局の資本持ち合い、 NHKの経営委員は国会承認で決まる等、様々なことを知りました。 確かに記者クラブのみでどうこうという問題ではなさそうです。 >役所からの情報提供に対する改善要求は結局は業界内の既得権争いにしか見えません。あるいは米価引き上げや賃上げと同じ構図に見えてきます。それよりも、使命感(これはマスコミ人の思いあがりとも思えますが)に燃えているなら、いかにしたら既存のものに頼らずに国民にとって必要は情報を引き出せる(探せる)かを自ら考えた方がより意味があるように思います。 長々とありがとうございました^^ 私個人的には、特に記者クラブ制に是非があるわけでなく、もっともっと正確に情報を得てから判断したいなぁと 思っている次第です。 官僚が報道に公費で接待を行っているというのは初めて聞きましたので、もう少し詳しく知りたいなと思ったまでです。 何分、自分が毎日接するテレビ報道等が、何者であるかをよく知らないというのは不気味なものです。 インターネットをやっていると「中央と報道は対立している!」などという論調を見かけるのですが、 実際はカルテル状態にあるというのを知らない方もかなりいらっしゃいますので、自分だけでも正しい 知識を身に付けたいなぁと思っています。 もしよろしければ、もっと様々なことが書いてあるウェブサイトや著作をご紹介いただけると幸いです。 まだ判断すべき材料が足りないと思っておりますので・・・。