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日本現在の国旗の設計者と設計時間
日本語を勉強中の中国人です。日本現在の国旗はどなたかいつ設計したものでしょうか。調べてもよくわかりませんので、教えていただけないでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がございましたら、それも教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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3ですが 平面のデザインには地と図の関係があって、白地に赤い円という図柄はいろいろな家紋などと同じように古くからあったと思いますが、長方形の白地に赤い円の「現在のデザインを作ったのは?」ということになるとやはり明治三年の「明治政府に雇われていた誰か」ということになるでしょうね。 国旗が必要と考えたのは明治維新の一つの側面である西欧の絶対主義(絶対王制・絶対君主制)(absolutism)的な中央集権国家への対抗のための、「文明開化」=西欧のいろいろな態勢の取り入れ模倣のひとつであったと思われます。 日本はイギリスを手本にした部分が多いようですが、イギリス系の国(合衆国など)の旗は1:2が基本(合衆国は1:1.9)なのでおそらくオランダなどを参考にしたのではないでしょうか。(フランスやスペインも2:3) 現在国連やオリンピックなどで各国の旗を並べて上げる場合、比率を2:3に統一して大きさの公平を保つ場合が多くなっており、その際にはそれぞれの国で定めた正式の比率ではない場合が往々にしてあるようです。 私は図案としての白地に赤い丸は古くからあったと思いますが、現代で考えるような国のシンボルとしての使用は明治からと考えています。 イギリスのユニオンジャックやオランダの三色旗は17世紀初めに決められているようで、やはり封建制から絶対主義・絶対王制へ移行した時期にできています。
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- housyasei-usagi
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私の某C社の電子辞書によりますと・・・ 日本通でいらっしゃれば、江戸時代日本は鎖国(外国との接触をしない)していた事は ご存知かと思います。 しかし、アメリカが黒船でやってきてから事情が変わり、国旗が必要になったとか。 そこで、薩摩藩主(さつまはんしゅ)島津斉彬(しまづなりあきら)が考案したとの事。 考案したのはいつかわかりませんけど、1870年には商船の旗として認めたようです。 ただし、正式に法律で国旗としたのはつい最近の1999年です。 私も子どもの頃から「日の丸」は国旗と思っていましたけど、正式に 国で認めているとかは全く気にしていませんでした。 というか、正式に国旗であると疑いませんでしたから。 さて・・・日本語の話。 >日本現在の国旗の設計者と設計時間 「設計者」 理論とか原理とかを考慮して何かを考え出すの感じですかね。 赤い丸には意味はあっても、それが原理とか理論の話でもないですから。 デザインに関してはあまり使わないかと。間違いでもないかと思いますが、 日本人なら使わないでしょう。 「発案者」とか「考案者」の方が日本語として良いかな。 「設計時間」 白地に赤丸の旗をどれだけ時間を掛けて考えたのかの感じがします。 御質問者は、いつ頃(どの年代に)日本の国旗が考案されたのかという 意味なんでは?とおもいます。 (間違っていたらごめんなさい) いまさら島津斉彬がどの程度の時間を使って考え出したかなんて、 多分わからないです。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。「設計者」はデザインする人のつもりでした。その絵を作った人という意味だと思います。「設計時間」はいつ頃デザインされたという意味です。下手な日本語で申し訳ありませんでした。
- Nebusoku3
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添付のURLは恐らく色んな説の取りまとめですが概要は理解できるかとおもいます。 http://www.rekishinosato.com/essay1.htm このサイトで 「日の丸の起源」 を その1 から その7 まで順に ご覧になると 古(いにしえ)の源平合戦のころからその原型のようなものがあったようです。 題名の 日本現在の国旗の設計者と設計時間 は ↓ 現在の日本の国旗は誰によって設計され、それにかかった時間は ? の方が自然ですね。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。日本の歴史には詳しくないので、読むのにとても難しいと感じております。No1の源平合戦説は一応理解できました。質問文までも貴重なご意見をくださり、心から感謝いたします。「それにかかった時間は」の箇所は少し私の意味と違うと思います。時間の長さではなく、時点のようなイメージです。いろいろとても参考になりました。
- Postizos
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デザインの制作者についてはどうも「わからない」ようです。 これは制作者が居ないわけではなくて名前が明らかにされていないということです。 現在の国旗は1999年に決められた物でその際に下敷きにしたのは1870年(明治三年)の 太政官布告57号(旗の縦横比7:10で円の直径が短辺の3/5、円がわずかにオフセット)と 太政官布告651号(縦横比2:3で円の直径が短辺の3/5、円が中央) の2種類で、 日中戦争・太平洋戦争のちょっと前の1930年からは7:10の方が正式とされました。 1999年の法制化の際は2:3の方が採用されています。 日の丸がデザインとしてCI(コーポレート・アイデンティティ)的に大々的に使われたのは東京オリンピックであったと思いますが、この時のデザインは亀倉雄策です。亀倉雄策のデザインの中では円や縦横比の比率や赤の色は太政官布告と関係無く決められています。 デザイナーの側から「日の丸」のデザイン(プロポーションや色)の変更の提案はいくつか為されていますが検討されたことは無いようです。 なお間違いではないのですが、「設計」は現在では主に建築や機械の用語になっているので、平面の図案の場合には「デザイン」「デザインする」を用いるのが一般的です。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。旗の縦横比もあるのですね。とても知りたいのは、白い地に赤い丸のデザインはどなたの案と具体的な時代なのですが、やはりわからないようですね。いろいろとても参考になりました。質問文までも貴重なアドバイスをくださり、心から感謝いたします。
>日本現在の国旗はどなたかいつ設計したものでしょうか。 「現在の」ということに限定しますと。 1999年(平成11年)に成立した「国旗及び国歌に関する法律(国旗国歌法)」によって正式に国旗として定められたものです。 ただし、白地に赤い丸を描いた旗を国旗として認識されたのは、明治時代に入ってからです。 1870年2月27日(明治3年1月27日)に商船規則(明治3年太政官布告第57号)として布告されたのが政府として決めた時期になります。 但し法令としては、上記の平成11年(1999年)の法令が初めてです。 それまでは、外国航路に就航する船舶が、国籍を明確にするために使用していました。 このような使われ方は古く、13世紀の頃に大陸との交易に従事していた船舶が用いていたことが知られています。 さらに、いわゆる武家の旗印のデザインとしては、12世紀まで遡ります。 朝廷の儀式に用いられたデザインとしては更に遡ります。 「日の丸」は国家を象徴する国旗であるにもかかわず、法律的に定められたの極めて新しいものです。 習慣的に非常に長い期間使われていたデザインで、その発祥の詳細は不明です。 詳しくは 日本の国旗 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/日本の国旗 国旗及び国歌に関する法律 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/国旗及び国歌に関する法律 を御覧下さい。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。WIKIは難しくて長すぎてとても最後まで読めませんでした。
- googlele
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質問文は完璧です^^ 本題の国旗のデザインですが、 このデザインを決めたのが誰かというのは色々な説があるようで、 これが正解というのは難しいと思います。 また、デザインは昔からあったものの、 それがいつ、正式に国旗と定められたかというのも 明確には定義できないようです。 おそらく質問者様はこの件について明確な回答を求められていると思いますが はっきりした回答は研究者などのレベルにならないと答えられないと思います。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。明確な回答はないようですね。参考にさせていただきます。
お礼
再びありがとうございます。とても参考になりました。