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「ありえないことで」のアクセントは?
いつもお世話になります。 「普通はありえないことで」という文があります。この標準アクセントですが、 ありえない 低高高低低 ことで 低高低 アクセント辞典等から以上のようになったのですが、正しいでしょうか? 私の感覚では、「ありえない」が「低高高高低」のように、「な」も「高」に感じるのですが、間違っているのでしょうか? 宜しくお願いします。
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すでに皆さんがおっしゃっているように低高高低低が正解だと思いますが、なぜこの疑問がおこったのかを考えてみました。 1 ナイでおわる単語が形容詞の場合は、低高高高低などになる。例:「情けない 低高高高低」「もったいない 低高高高高低」のように。 -ーこれは普通の関西弁のアクセントと下がる位置が違う-- 2 アリエナイは皆さんがおっしゃっているように「あり得る」という起伏型動詞の否定形で、そのアクセントは低高高低低になる。「走らない、思わない 低高高低低」のように。 しかし、アリエナイは、意味から考えると「状態」を表しているので、形容詞に比較的近い。そのために形容詞のアクセント(上の1)を当てはめて低高高高低と言ってもいいように思える。 ーーしかしながら東京では形容詞のアクセントにはならず、動詞の否定形の低高高低低しかない。予測がはずれたために不審に思った-- 3 動詞アルの反対のナイのアクセントが高低であることも間接的に影響しているかもしれない。 「ありえない」に似た単語に、たとえば「つまらない 低高高低低」があります。これは動詞「詰まる(低高低)」の否定形からはずいぶんかけ離れた、形容詞的な意味になっていますが、アクセントは動詞の否定形そのままの低高高低低で、形容詞なみの×低高高高低にはなりませんね。
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- stkc
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こんにちは。お礼をありがとうございます。 回答ではないので削除されてしまうかもしれませんが、ちょっとだけ。 >~関西弁が共通語だったら~~という書き出しだったので誤解されてしまったみたいですが、私が「厳しい」と書いたのは、音訳に取り組む姿勢や、精神的な心構えなどについてであって、アクセントの統一とか音訳育成の具体的方法についてではないです。以前にも「否定する気持ちはないです」と書いてます。 音訳のシステム等についてはまだ講座を受けてたったの2年弱なので、音訳の世界の事も視覚障害の事もわかると言えない状態です。 これから音訳を続けてゆく中で色々考える事が出てくるかもしれません。 図書が偏っているのは知っています。だからか講座で勉強しているのは小説よりも実用書、エッセイよりも難解な随筆等です。 アクセントや無声化はあまり問題にせず、図や表の音訳の仕方、文章わきの傍線や傍点の註を付けるかどうか、小「」、大『』の区別、それからともかく漢字の読みの下調べ下調べに尽きます(私、「葦」は「あし」だとばかり思ってましたが「よし」とも読むんですね(恥))。 ともかく勉強ですね。今は。一杯一杯です。 点字は先天性の視覚障害者でないと読めない人がほとんどだそうです。自分が覚える事を考えるとそりゃそうですよね。 そして視覚障害者は中途失明の方が多いので音訳が必要とされている。 けれど、難しいです(今取り組んでいる小冊子は図と表と写真が多いんです。勉強になります(泣)。これが終わると一応音訳者になれる・・・・らしいです)。
お礼
回答ありがとうございます。 前にこのカテで鼻濁音について質問した時、回答者の中の一人の方と波長が合って、鼻濁音には関係ないテーマ、寅さんや、下町人情にまで話が発展し、かなり長引いたことがあるのですが、stkcさんも、余り気にする必要はないのかも。 質問回答から派生した問題ですし、何れにせよ国語に関する問題ですし、補足で新たな質問や考えを私が述べて、それを貴方が読んでの再投稿ですから、削除する方が考え違いしていると言えます。 ということで、そうですね。写真や図表は苦手とされる方が多いようですね。私はまだ半年の研修中に数例をやっただけですが、難しそうですね。 >これが終わると一応音訳者になれる 2年やってまだ、音訳者にはなっていないわけですか? これは厳しいですね。 札幌では、音訳ボランティアになりたくても簡単にはなれません。選抜試験があるそうです。釧路ではそんな選抜試験がありませんから、誰でもなれます。そして半年間の研修さえ終えれば、録音図書製作に携わります。これって、もう、音訳者になってるんでしょ?しかし、最初の一冊は相当苦労するようですが、それでも、誰でも成れるんですから、有りがたい話です(^○^) 今回は、私がなぜ勘違いしたのかその原因を提示して下さった方にBAを上げますので、悪しからず御了承下さいね。 また別の質問が出て来ましたので、目に留ったらご回答下さい。 では、失礼します。ありがとうございました。
- stkc
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こんにちは。毎度「NHK~辞典」です。 回答No.1さまはもしかして同じ辞典でしょうか。 「NHK~辞典」では動詞は終止形しか載っていないのです。動詞の活用形はアクセントがほぼ決まっているので省略されています。 巻末の「付録・解説」に表があります。名詞 + 助詞、 動詞 + 助詞 等の表もあります。 「ありえない」は「ありうる」の活用形です。 「ありうる」は4拍語です。4拍語のアクセントは(3拍語も同じですが)平板型と中高型の2種類です。 「ありうる」は中高型 低高高低 です。4拍語、中高型の「~ない」は 低高高低低 になります。 家に楽器か何かがあるといいのですが、ないですか。 「ありえない」と言葉で発音するとわかりにくいですが、全部を「た」で言ってみる「たたたたた」。 一番目を低く、2、3,4番目を高く同じ音にして5番目だけ下げる。 「ありえ」まで言ってみて「な」を「え」と同じ高さの音にしてみる。 う~ん、やっぱり低高高低低ですね。 もし、関西の方に首都があったら共通語はそちらになっていたら、私だったら音訳を諦めるかもしれません。 以下は読み飛ばしてください(だったら書くな、ですよね)。 私は昔から声を出すのが好きでした、歌を歌う事や、朗読など。声優っていいなと思ったりもしました。 もちろん声優にはならず、普通の社会人になって普通に暮らしていたのですが中途障害者になり働く事が無理っぽく、何もしていなかった時に音訳ボランティアを見つけました。 私にも出来るかもしれない?と参加を決めましたが、説明会で、求められる技能の高さが想像以上でこんなに厳しいなんてと思いました。 視覚障害者本人(先天性の方でした)のお話もあり、話の中で中途失明した方の自殺の話もでました。音訳は大変な仕事だと思いました。 それでも初めに渡された冊子の表紙に書かれた事を読むまで私は本当にはわかっていなかったのです。 (ご存知だったらすみません)音訳者を目指すあなたに「3つの質問」 1、本を、他人から読み聞かせてもらうのが好きですか? 2、大人になってから、本一冊全部を他人から読み聞かせてもらったことがありますか? 3、目が不自由であったなら、どんなものを読んでほしいと思いますか? 私は3つの質問全部「NO」でした。自分で読みたい。誰かに聞かされるなんて嫌だと思ったのです。 中途失明の方もそう思っているでしょう。そのような人達にどんな音訳図書を作ったらよいのか・・・。 音訳者になったらあの小説を音訳できたらいいな~なんて大間違いな事を思っていた事を思い知りました^^; 音訳者への道が厳しいのは当たり前だととても納得しました。 地味で疲れる下調べ作業を頑張ります。0123gokudoさんも頑張ってください。
お礼
いつも回答ありがとうございます。 頭高型と中高型の動詞の否定「~ない」は「低低」ということですね。 辞典を見ればそのように結論されるのですが、自分の耳に残っている感じでは、それが間違っているように感じるのですね。辞典の見方を間違っているのかも知れないし、この語は例外なのかも知れないとか、そんな風に思って、このサイトで確かめてみるのです。 すると、自分では見つけられなかった法則を教えてもらって納得ということになります。本当にありがたいサイトです。 私はstkcさんとは違って、余り音訳を厳しくすべきではないと思っています。音訳図書の絶対量が一般図書に比べて、とてつもなく少ないのはご存知でしょう? 今のように厳しくするから、録音図書一冊仕上げるのに数ヶ月もかかるんでしょ? 録音図書が偏っていて、文芸書が全体の40~50%です。視覚障害者の要望で一番多いのが時代小説で次が医学関連の図書です。全国の点字図書館が視覚障害者に応えるには、まだまだ圧倒的に不足しています。 厳しい上に、研修期間も長期に渡りますので、当地の音訳ボランティアでは、最初6人いたのに、最後まで終えたのは私を含めてたった2人です。 そもそも、日本に共通語が必要だからというので、論議されていた時、「京阪式を第二標準語に」という主張が成されましたが、押し切られて東京式だけが採用されました。 そして、一旦採用されると、他地域の言語は一切認めないというような倣岸な姿勢です。これは、日本人の民族性なんですが、多様性を嫌い1つに統一したがるのです。私は、モノは全て、理由があって存在しているのだから、そのまま存在させればいいと思っています。 校正者にも、厳しい人とそうでない人がいるようですが、もっとどんどん録音図書が作られて視覚障害者に応えられるように、寛容になるべきではないでしょうか? 「厳しい」というと聞こえがいいですが、1つのものに拘っているだけではないでしょうか? 多様性を認めることが「雑」なのではないと思います。 昔、視覚障害者に訪問朗読のボランティアをしている知り合いがいまして、自分も将来やりたいなあと思っていました。しかし、北海道では訪問朗読という制度がなく、音訳となりました。「〇〇さんの朗読は関西訛りがあって味があるなあ」なんて言われながら視覚障害者との心の交流を夢見ていましたので、音訳のような技術に拘るガチガチの勉強は本当は歓迎しないのです。 とは言うものの、素人が視覚障害者に奉仕する近道は音訳しかありませんので(点字と手話は相当年数がかかります)、投げ出さず頑張るつもりです。宜しくお願い致します。
- garamond
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東京式アクセントは 1.終止形 (…) ̄|_ の場合、「ない」は _ _ となります。 出る → 出ない、見る → 見ない  ̄|_ →  ̄|_ _ 取る → 取らない  ̄|_ → _| ̄|_ _ 食べる → 食べない、起きる → 起きない _| ̄|_ → _| ̄|_ _ 起こる → 起こらない _| ̄|_ → _| ̄  ̄|_ _ 2.終止形 _| ̄ 、… ̄  ̄ の場合、「ない」は  ̄  ̄ となります。 寝る → 寝ない、着る → 着ない _| ̄ → _| ̄  ̄ 鳴る → 鳴らない _| ̄ → _| ̄  ̄  ̄ 止める → 止めない、借りる → 借りない _| ̄  ̄ → _| ̄  ̄  ̄ 眠る → 眠らない _| ̄  ̄ → _| ̄  ̄  ̄  ̄ 1、2の区別なく「ない」が一律に  ̄|_ となる方言はあります。 「食べない」「起きない」も「鳴らない」も区別なく _| ̄  ̄|_ となります。 実は、私はその「遊ばない」と「選ばない」の型の区別がない地域の出身で、東京に出てきてから、一語一語憶えました。 「あり得ない」は、当初 _| ̄  ̄  ̄|_ と言っていましたが、_| ̄  ̄|_ _ に修正しました。
お礼
回答ありがとうございます。 動詞の否定形の法則に従うということですね。 自分の感覚ではこっちの方が自然に聞こえる、ということがあっても、正しくはそうでないということがよくあります。 私も今、一語一語矯正している最中です(^_^メ)
- cxe28284
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お役にったつかどうか分かりませんが、 アクセント辞典はあっていると思います。 私もアクセント辞典で調べましたが、これには「ありうる」しか乗っていません。 低高高低です。そんな事はありえないとつぶやいてみますと。低高高低低がしっくりきます。 関西育ちですが東京にも20年以上住みました。、少しは 鍛えられていると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 低高高低低 だと関西と同じですね。 私も関西出身ですが、関西アクセントと同じだと、東京っぽく聞こえないので、却って迷ってしまうんですよ。 いっそのこと、何もかもが違っていれば、覚えやすいのですが・・・
お礼
回答ありがとうございます。 私が何故、混同してしまったのか、その理由まで見つけて下さり、非常に参考になりました。 形容詞の「~ない」と、動詞アルの反対のナイのアクセントと混同したようですね。 動詞に関しては、高高か低低のどちらかで、高低は無いということが分かりました。