酸化還元反応 作り方

質問

過マンガン酸カリウム(硫酸酸性溶液)と過酸化水素水溶液の反応
(1)MnO4- ＋ 8H+ ＋ 5e- →Mn2+ ＋ 4H2Ｏ
(2)H2Ｏ2→ 2H+ ＋ 2e-

eを消すために (1)×2+(2)×5
2K+ 3SO4(2-) を加える で整理して完成と解説にはあります

2K+ を加えるのは 過マンガン酸カリウムの(1)を2倍してるから、省略されているK+の2倍を加えているんですよね？ また硫酸酸性溶液のだからSO4(2-)を加えるんですか？ 3SO4(2-)の3はどうして3なんですか？

回答No.2

ORUKA1951 · ベストアンサー

(1)MnO₄⁻ ＋ 8H⁺ ＋ 5e⁻ → Mn²⁺ ＋ 4H₂Ｏ
(2)H₂Ｏ₂ → 2H⁺ + O₂ ＋ 2e⁻　　　　　　　ここ間違ってないかい？
電子の数を合わせるため最小公倍数になるように・・
(1)MnO₄⁻ ＋ 8H⁺ ＋ 5e⁻ → Mn²⁺ ＋ 4H₂Ｏ　×2
(2)H₂Ｏ₂ → 2H⁺ + O₂ ＋ 2e⁻　　　　　　　　×5

　　2MnO₄⁻ ＋ 16H⁺ ＋ 10e⁻ → 2Mn²⁺ ＋ 8H₂Ｏ
+)　　　　　　　　　5H₂Ｏ₂ → 10H⁺ + 5O₂＋ 10e
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　2MnO₄⁻ ＋ 5H₂Ｏ₂ + 6H⁺ → 2Mn²⁺ + 5O₂ ＋ 8H₂Ｏ
　　　↑2価+　　　　　　↑6価-
　　　2K⁺　　　　　　　3SO₄²⁻　2K⁺　　3SO₄²⁻

　2KMnO₄ + 5H₂O₂ + 3H₂SO₄ → 2MnSO₄ + K₂SO₄ + 5O₂ + 8H₂O

お礼

書き間違えました 解答ありがとうございます！

回答No.1

takkochan

やり方はあっています（(2)式は間違っていますが）。
>整理して完成と解説にはあります
と書くということは、わかってはいないということですよね。
このように片方のイオンなどで書くのは、理解しやすくするためで、
実際にはKMｎO4、H2SO4,H2O2という薬品を加えているわけです
（もちろん電離していたりしますが、それを電離させて描くと
余計複雑になります。

私は次のように講義しています。
MnO4-は反応後、相手を酸化して、自分自身はMn2+になるから、まず、
MnO4-　→　Mn2+
と考える。
酸素の数は、水で合わせる。
だから、
MnO4-　→　Mn2+　＋４H2O
水素の数は、プロトンで合わせる。つまり、MnO4-　＋　8H+　→　Mn2+　＋４H2O
両辺の電荷をe-で合わせると、
MnO4-　＋　8H+　5e-　→　Mn2+　＋４H2O・・・・・・（１）
過酸化水素は
2H2O2　→　O2　＋　2H+ と考えると電荷を合わせるために
2H2O2　→　O2　＋　2H+　+　2e-・・・・・・(2)
eを消すために (1)×2+(2)×5を計算すると、
2MnO4-　＋　16H+　10H2O2　→　2Mn2+　＋8H2O　+　5O2 ＋　10H+
よって、H+を左辺に移して、
2MnO4-　＋　6H+　10H2O2　→　2Mn2+　＋8H2O　+　5O2
両辺に２K+を加えると
2KMnO4　＋　6H+　10H2O2　→　2Mn2+　＋8H2O　+　5O2 +　2K+
H+は硫酸で加えるから、6H+ であれば、3SO4(2-)を加えれば釣り合うので、
両辺に加えて、
2KMnO4　＋　3H2SO4 +　10H2O2　→　MnSO4　＋8H2O　+　5O2 +　K2SO4
となり、両辺が釣り合った式になります。
実際に使う試薬は、
KMnO4　と　H2SO4 とH2O2　であるわけですから、ぴったりです。

お礼

SO4(2-)はH+と合わせればいいのですね！ ありがとうございます