酸化還元反応式がわかりません！

質問

酸化還元反応式の代表的な過マンガン酸カリウムと過酸化水素の式について質問します。
2MnO4(-)+5H2O2+6H(+)→2Mn(2+)+5O2+8H2O
ここまではわかるんですが、そのあとの「式の両辺に2K(+)3SO4(2-)を加える」ということがわかりません。なぜこの２つはどこから求めるのですか？考えてみましたがわかりませんでした。

回答No.3

htms42 · ベストアンサー

すでに２つ回答が出ていますが

化学反応式は変化を表しています。
変化しないものは存在していても式の中には出てきません。
空気中での燃焼では酸素よりもたくさんあるはずの窒素が反応式のなかにでてこないのは変化していないからです。

イオン反応式でも同じです。イオンを使った表現で変化を表しています。存在していても変化してなければ式の中には出てきません。

イオン反応式から化学反応式を作る時にはイオンでなくて物質に直す必要があります。イオン単独では物質になれません。反対電荷のイオンが必要です。存在しているが変化しなかったイオン、イオン反応式に出てこなかったイオンを復活させる必要があります。

出発物質が与えられている場合にはその中に含まれているイオンを復活させます。過マンガン酸カリウムを使ったということであればカリウムイオンＫ^+が溶液の中に存在していることはわかります。
Ｈ^+の相手のイオンは何かはわかりません。たいていは「硫酸酸性で行う」という条件が書かれています。その場合はＳＯ４^2-が存在しているはずですから復活させます。

「硫酸酸性」という条件がなけば「酸性で起こる反応だ」ということ以上のことはわかりません。
塩酸を使っても起こるでしょう。塩酸を使うと別の反応も合わせて起こるかもしれないというのは別のことです。ここに示されている反応は起こります。酢酸でも起こるでしょう。酸性が弱いから反応が弱いかもしれないというのも別のことです。

お礼

ありがとうございました！！

回答No.2

noname#160321

＃１のお答えが直裁で良いのですが、イオン反応式だけでは具体的にどんな物質が反応し何が出来るか分かりにくいところがあります。
そこで、Ｋ^+とＳＯ4^2-を加えて「元々の原系」と「最後の生成系」を示すのです。
この場合硫酸イオン以外に使えるものはありませんが、カリウムイオンの代わりにはかなり沢山の陽イオンが考えられます。

お礼

ありがとうございました！！

回答No.1

happy2bhardcore

MnO4^-とH^+ の元の物質はそもそも何なのかを考えてみましょう

お礼

ありがとうございました！！