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酸化還元反応式についての質問
硫酸酸性のニクロム酸カリウム水溶液に過酸化水素水をくわえる。 Cr2O7 2- +8H+3H2O2→ 2Cr3+ +7H2O+3O2 省略されているK+ SO4 2-を補う 何故補うのかわからない? 解答 K2Cr2O7+3H2O2+4H2SO4→Cr2(SO4)3+7H2O+3O2+K2SO4
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「補う」 というより K+ や SO4(2-) は 反応によって変化しないから 省略されているだけで 「ない」 わけではないのですね。 陽イオンだけ とか 陰イオンだけ とかを 取り出して 反応させることは 不可能です。 陽イオンがほしければ、対をなす(反応しない=悪影響を及ぼさない)陰イオンとの塩を用いるのが現実なわけです。 というわけで Cr2O7(2-) をつかいたいときは その カリウム塩を使うのが普通なので K2CrO7 を使って 反応を行うわけです。 で 硫酸酸性なので 8H+ というのは 4 H2SO4 という意味だ ということになるわけです。 で 反応後 6価のクロムは 3価に還元されて 硫酸イオンは Cr3+ と K+ の 対イオン(陽イオンの正電荷を SO4(2-) の負電荷で 中和しているわけ) となるわけです。 あとは 帳尻合わせですね。
お礼
有り難う御座います。助かりました。