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徒然草のどの段に書いてあったか忘れてしまいました
徒然草で、「無常を理解できる人が良い」というような内容の書いてある段は何段だったでしょうか。 そもそもそんなことが直接書いてあったかどうかもあやふやですが、急いでいるので分かる方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです。
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「徒然草」で直接的に無常に触れている段は次の5か所と思われます。 1)第25段「飛鳥川の淵瀬」 2)第30段「人の亡きあとばかり」 3)第137段「花は盛りに」 4)第155段「世にしたがはん人は」 5)第166段「人間の営みあへるわざを」 このうち、第137段「花は盛りに」は全段中でも最も長編をなしており、「身にしみて、心あらん友がなと、都恋しう覚ゆれ」と語り進めながら、「静かなる山の奥、無常の敵、競い来らざらんや。その死に臨める事、戦の陣に進めるに同じ。」と結論付けて閉じています。こちらではないでしょうか。 なお、第155段「世にしたがはん人は」については、「生住異滅の移り変る実の大事は、…しばしも滞らず、直ちに行なひゆくものなり。」とやるべきことは決して躊躇うな、いわば「今でしょ」とばかり、やや強めのトーンが籠もっていますが。
お礼
どうやら第19段の「折節の移り変わるこそ、ものごとにあはれなれ」という部分と、ある方が論文で言っていた「もののあはれを理解している人が好きなのだろう」という意見が混ざって、無常を理解できる人が良いという内容が直接徒然草に書いてあったと勘違いしていたことが分かりました。ここで質問したのに結局自分の勘違いでした…。 ご回答、ありがとうございました。