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スティーブン・スピルバーグ監督について
スティーブン・スピルバーグ監督について質問させていただきます。私は、この監督の映画で、バックトゥザフューチャー、E.T、ジョーズを観たことがあります。上記の作品に限らず、他の作品を観た方など、スティーブン・スピルバーグ監督の映画は、一体どのような撮り方の特徴があるのか、少しでも分かる方がいらしたら、力をかしていただけないでしょうか?私もインターネットや本で探しているのですが、見つかりません。また本や、サイトがあれば紹介していただけたら幸いです。ぜひ、教えていただきたいです。
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- isoiso0423
- ベストアンサー率64% (1125/1741)
NO5ですが、URLがうまくリンクしませんで、取りあえず関係著書の一冊。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4812422663/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/249-6537875-8753111 本のタイトルに「スピルバーグ」と入れて検索すると18冊がヒットしました。
- isoiso0423
- ベストアンサー率64% (1125/1741)
「撮り方の特徴」というのは難しいですね。 ハリウッドのシステムはワンカット撮影するのに5台も6台もカメラを同時に回して、編集用の素材を出来るだけたくさん揃え、編集にかなりの時間を費やしますが、スピルバーグの場合、撮影の前からかなり”決め打ち”をしてショットを絞り込んでいるように思います。 最近の大作ではあまりそういった感じはなくなってしまったのですがデビュー作の「激突」や「続激突カージャック」「ジョーズ」など、カット割りをいろんな映画から学んで、実に効果的に各ショットの組み立てをしているように思いました。 「ジョーズ」では始まってからなかなかサメそのものは出てきませんもんね。ずっと低音の音楽とサメの見た目で恐怖シーンを盛り上げてますし。 初めてその正体がサメだとわかるのはタイプライターに打ち込まれた「shark attack」という文字のアップでした。 こういった小技というのか、映画ならではのテクニックに卓越していると思います。 「アラビアのロレンス」のメイキングビデオはスピルバーグが語り部になって、この作品の特徴といかに自分が影響を受けたかを詳しく説明しているのですが、こういった古今の傑作を何度も見直して、自身も相当勉強されたのだと思います。 日本のファンには黒澤作品の「七人の侍」が大好きで、映画の撮影に取り組む前にこの作品を見直すと、言われていますが、実際に監督になる決心をしたのは「アラビアのロレンス」と出会ったことだそうで、撮影中に苦労すると、「ロレンス」の撮影はこんなものじゃなかっただろうと思っては、励みにするのだそうです。 プロデューサーもやっているので予算も読めるのか、撮影日数が短いと少しでも安く映画を作れると、ロケに費やす日にちは少ないそうです。「ET」は4週間くらいだったと思います。 これも予算が高騰する昨今の映画事情では念頭に置くべきことなのかもしれません。 ただ大人数なのでお金が掛かるんで、欧州の様に少人数で長期間の撮影の方がいいような気もしますけど。 関係著書はたくさん出ています。見つからないはずはありません。 アマゾンで検索しても十数冊はヒットしますし。ただ映画そのものやスピルバーグ個人を取り扱った書物はあっても、撮影の技法などにスポットを当てたものはあまり無いと思います。 難解な映画を作る映画作家ではないので、研究書のたぐいは少ない様です。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-6537875-8753111
- z-knight
- ベストアンサー率36% (112/304)
No.1さんのお話に関連して、製作期間の短さに起因する予算の抑制が特徴的だと思います。 ここ十数年でCG技術が大きく発展したのに伴い、特にSF映画などは映画製作に関わる人達もだいぶ増え、それによってエンドクレジットと制作費が大幅に増加しました。 しかしスピルバーグは予算オーバーすることなくむしろ予算以下で映画を完成させる事で有名です。 そのため「予算超過がない」「製作期間が短い」「さまざまなジャンルに対応」「ネームバリューの存在」などという理由で今もなお、ハリウッドでは(製作側に)大人気です。 スピルバーグに付いて書かれた本は結構ありますよ。 たぶん地域の図書館にもあるでしょう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/250-0694251-8541068
- ismael
- ベストアンサー率33% (228/687)
「撮り方」というのは単に撮影方法という意味ですか?それとも主題等を含めた映画の製作という意味ですか? 彼の処女作(8ミリ)は、戦争映画だったということは何かの参考になりますか?
- aki02aki
- ベストアンサー率53% (176/331)
↓のリンクの下段に関連文献の一連がありますが、どうでしょうか。
- JackB
- ベストアンサー率33% (107/320)
まず、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」はスピルバーグの監督作品ではありません。 スピルバーグはプロデューサーで、監督はロバート・ゼメキスです。 個人的に最近関心しているのは異様な「早撮り」の監督ということ。 「宇宙戦争」は実写部分をわずか60数日で撮り上げ (この日数はハリウッドの大作映画では非常に早いです)、 そしてそれを完成させるとすぐ次の作品「ミュンヘン」に取り掛かり、 アメリカでは年内に公開させてしまう (ちなみに「A.I.」も68日で撮影したそうです)、 これは仕事と決断力の速さ、ハイレベルな映画撮影のノウハウを以ってして成せる業だと思います。 以下のブログはスピルバーグの新作「ミュンヘン」について書かれています。 また、スピルバーグがどのような考えを持っている監督なのかも。 読んでいると「ミュンヘン」が観たくなりました。 「宇宙戦争」に続く傑作になりそうです。 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20051203 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20051206