はぁ~困った、苦悩がない。それが苦しい、、アホかも。
苦悩や絶望が無い事こそが最たる<絶望>なのだ!と言ってたのが
キルケゴールでしたね。私はそこまで突き詰められないわ。
苦痛や苦労は一杯あります、だらけです。でも痛みは悩んでも仕方無いので対処するだけです。
《悩まない》は田中小実さん、《もっと困れる》は横井庄一さん。両方名著です。
アノレクシー拒食嘔吐やリストカットの人等は苦悩でしょうけど、その行為は精神の苦悩をやり過ごす為のミクロポリティックス身体内の政治=やり繰り、と言われる。むしろ周囲が苦悩します。
本当の苦悩は、Wバインド状態―あれかこれか-に捕われた時では?
拉致被害者の横田さんは確かクリスチャン。娘さんの奪回の為には、
経済制裁もやむ無しと仰る、でも北の子供達が飢えるのは忍びない。
その選択はWバインドでしょうけど、決断すれば苦悩してる暇はない、行動するのみ。しかし長年酷い心身症に悩まされてましたね。行方不明者が身近にあるとそうなります、私も経験あります。
殺人事件の被害者遺族で、当初死刑を望みながら、次第に死刑には賛成もし難くなる人も居て、苦悩してらっしゃいます。でもやはり答えを見付けるべく、精神の闘争するようになり、すると徒に悩んでる暇はなくなるようですよ。
助けられたかも知れないのに助けようとできなかった。>これには悩んでらっしゃる方いました。まさしく苦悩だと思う。折り合いつけ諦念に至るには年月、支援が必要。少なくとも7年位でしょうか。私は些細ですが、飼い猫を助けられなかった事です。少しだけ私に責任ありました。そんな事でも長年思い出します、スマンと今でも言ってます(謝。
本当のに比較すると、一部の文学者の苦悩はどうかと思う。太宰は名作も有るけど、悩んだフリ、あるいは苦悩が商売、という気がする。商売なら仕方ないかも、。
漱石の苦悩は明治精神の要請だから真面目なものですが、今となっては「こころ」の先生等は、そんなに苦悩する事なのか?とも思います。しかしキルケゴールのように突き詰めようとはしてたと取れます。 ノベルM春樹は素晴らしい文才認められますし、社会問題取り上げる意気も良しですが、登場人物の悩みは私は白けます、掘り下げが無い。全共闘が終った後の祭りのインチキ虚無感のよう。
そうした文学の苦悩は‘贅沢品’ですね。それには起源が有って、
『ロマンティック・アゴニー』 Agony苦悩)1930年プラーツの主著 『ロマン主義文学における肉体と死と悪魔』(イタリアでの初版名)~ここに<ファム・ファタール運命女>とか初出して凄い影響力を持った名著として受け入れられたそうで、、世紀末好きには堪えられない本でしょう。
その苦悩は、シェストフ(だっけ?)的不安とかと同様、流行り病でしょう。贅沢品。
太宰は確信犯でしょうが、川端や三島は真面目にデカダンをデカダンによって乗り越えようとした、とかの評価もありますね。ロマンティッシュ・イロニーと言うようです。
・・本当の苦悩を強いられる人には、闘争の果てに(途中からも)、
《病者の光学》のような、、悲劇の中にも輝く光が訪れるはずで、それが希望でしょうか。
もっと苦悩して欲しいと私が思うのは、原爆投下の命令者と政府ですね。それに向き合うのは本当の苦悩だと思う。 マンハッタンの科学者や投下の当事者の兵士の中には苦悩した人も居たと伝えられてます。大統領も非公式では悩んだらしい。 でもほんとに向き合っては来なかった。 向き合うと気が狂う、と予感したからだと考えられる。 マッチョといっても、米軍にもそこまでの勇者は居なかったのでした。考えるのも嫌なのね。
一部報道ではボックスカー、長崎に落とした方の関係者に真摯な人が居て、自殺も仄めかされてましたが、んhkアーカイブに問い合わせても、氏名は確認できませんでした。 後はオリバーストーンの検証作業に期待するしかないです。そこは日本の加害もそうだけど、ちゃんと苦悩しないと戦後は終わりませんね。歴史とは、検証が終らないと絶対に確定しません。
苦悩なので真面目にやりました。 では
お礼
そうですね。 大勢の人々の生死を左右する判断を迫られることは 正に「苦悩」の名にふさわしいでしょうね。 アインシュタインも「マンハッタン計画」に協力したことを 後に、ある日本人に非難された時 強い口調で 「自分の家族に害が及ぶ時には戦争も辞さない」と言ったそうですが 結局、原爆が日本に使われたことには、さぞや苦悩したでしょうね。 また、「キューバ危機」の時に 頭を抱えていた、ケネディの姿も、正に苦悩そのものでした。 そして、考えることが出来る人にとっては 「この世は喜劇」 感じることが出来る人にとっては 「この世は悲劇」であり。 感じることが出来る人より、考える人の方が常に多いので 「この世は喜劇である」と聞いたことがありますが そうかも知れないと思います。
補足
そろそろ締め切らせて頂きます。 お陰様で「苦悩」の前向きな捉え方も知ったように思います。 皆様、ご回答ありがとうございました。