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第三者監理を入れる(JIO?その他?)
お詳しい方のアドバイスを聞かせてください。 とあるローコストメーカーで、建設を検討しています。 そこは、標準項目にJIOの基礎の配筋検査・上棟後の金物検査・防水下地検査の監査が元々入っています。 このJIOの監査は、信頼のおける監査なのでしょうか? 標準で入っているレベル・・・といったら失礼ですが、あまり期待しないほうがいいレベルですか? 営業さんに不信感はないものの、まだあったことのない現場監督や現場の職人さんまでは なかなかローコストゆえに信用し切れないため、第三者監査を入れようと思っています。 営業さんからは、タイミングや項目はこちらで事前にどのようなものか確認させてもらうが 第三者監理を入れることは構わないと言われています。 項目やタイミングで不可と言われれば、契約はしないつもりです。 JIOにある第三者監理を追加料金で利用しても問題ないでしょうか? それとも、まったく別の会社の監理を入れたほうがいいと思われますか? また、絶対はずしてはならない項目がありましたら、教えてください。 工事中から完成内覧(内覧のみ私と同行)のコースを検討しています。 よろしくお願いいたします。
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- mofl
- ベストアンサー率27% (190/692)
kamapanさん、若輩者ですがお褒めいただいて恐縮です。 お褒めいただいたからじゃないんですが、私もローコストHMに設計・施工のセットで十分な監理を期待するのは無理と考えます。 何故かというと、監理は人件費が突出するんですよ。 建築士の人件費って、けっこう高いんです。 本人の手取りは低いんですけどね(泣)。 でもHMに工事を依頼するお客さんって、監理はおろか設計料だってサービスと勘違いしていますよね(たぶん)。 検査のたび現地に赴かなければなりません。 交通費だってバカになりません。 監理報告書の作成も、けっこう時間がかかるし。 設計部門と設計時点での内容の確認の手間もかかる。 建築士の人工が食われます。 要は、監理費を支払ってもらえればもらえるだけ濃密な監理が可能になります。 逆の言い方をすれば、いくらでも簡略化できますし。 ここらあたりは支払い総額にこだわるローコストHMのお客さんには理解されづらいと思うんですよ。 まともな費用を請求すると、驚かれること請け合い(笑)。 自社監理だと、あまり施工部門に厳しいこと言いづらいですしね。 なので、十分な監理を行わせるには、 ・設計と工事監理が同じ設計事務所(できれば同じ建築士) ・もちろん施工は設計事務所と利害関係の無い別会社 が理想のようですね。
- kamapan
- ベストアンサー率42% (101/238)
moflさんの書かれた通りですね。 よくぞここまで「説明」しましたね!と言う内容の「回答」だと思いますよ。 「管理」と「監理」が混じっていましたね(申し訳ありません!) さて本文についてですが、書かれている様な「節目」での ご本人の「立合い」は、家を建てる施主の立場からも好ましい行為なのですが 果たして設計図に書かれている内容の「理解」が出来ていて、 これが実際の施工に”キチン”と「反映」しているのか? どうやって「判断」されるのでしょうか? 先に書かして頂いた通りで「ローコスト系」では、普通の会社よりも 一人当たりの「現場数」が多いので、あなたの「疑問」に対して 懇切丁寧な説明が出来るほどの、時間的な「余裕」は無いと思います。 本当に「管理出来た現場」を求めるのであれば、残念ですが 「ローコスト系」を選ばれるのは「間違い!」だと言えますね(これが事実です!) 後はあなたの「判断次第」なのですが、今の日本の建築に関わる制度には 不備なものが多いので「様々な選択肢」を奪っているのです。 「設計管理」を徹底したいのであれば、初期の段階から「設計事務所」に依頼して 「設計図を含む全般の行為」を頼むしか方法はありませんよ。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 お二人のご回答により、かなり深く理解することができました。 私が希望するものは、ローコスト住宅メーカーではほぼ不可能ですね。 金額を取るか、質をとるか、家族ともう一度話し合ってみようと思います。
補足
ベストアンサーを選びかねるので、選ばずに締め切らせていただこうと思います。 ありがとうございました。
- mofl
- ベストアンサー率27% (190/692)
No.6です。 >建物の延床は、100m2以上です。 建築基準法第5条の4第4項の規定により、質問者さんの家は工事管理者を選任しなければなりません。 法律の定めです。 ただし罰則規定はありません。 施主が自分で手間と費用を惜しみ不良建築物になっても自業自得だからでしょう。 >営業さんからは、設計図が確定した後、契約をすると「現場監督が後を引き継ぎますから」と言われています。 >設計士の方は、契約するときにちょっと出てくるだけで、後はほとんど表に出てこないそうです。 >営業さん自身もハンコをつくと、一切出てこなくなると言っていました。 契約が終わることは工事の内容が確定したということです。 ここでもう設計者と営業の役割は終わりです。 あとは工事の着手を待つだけ。 着手後は、工事施工者つまり現場監督が引き継ぎます。 >現場監理士は、現場監督をする人とはまた別物ですよね? >営業さんの言い分だと、このローコスト住宅メーカーには、現場監理士=施主に報告する人間がいないということでしょうか? 先に述べたように、工事監理者を選任するのは質問者さんです。 ここらあたりがテキトーなHMのいい加減なところなんですが、総工事費を抑えるため(たぶん)に施主に工事監理者を選任する義務があることを伝えないのかもしれません。 HM側には法律違反は無いんですよ。 くどいですが法律違反は法律を知らない素人の相談者さん(怒)。 言えば監理できる人間を(渋々)引っ張ってくるんじゃないですか。 >現場監理士を選任したいと言う旨を営業さんに言ってもいいんでしょうか? そのHMを信頼し、良いと考えるのなら言ってください。 ただし、私なら一度会ってどんな雰囲気の人間か確認しますね。 (一見だけじゃわからないだろうけど、最初から最後まで一度も会わない人間にすべてを委任するのも不安があるから) >「当社には現場監理士はいません」と言われる可能性はありますか? 建築士の資格があればOKです。 建築士がいない会社は無いでしょう。 ただし採算が合わないから嫌と言われるかもしれませんね。 >もし言われた場合、地元の設計事務所の方に依頼で済みますが OKです。 >「当社は現場監督が監理も兼業します」と言われた場合、施主に報告するように依頼すれば済むのでしょうか? 現場監督が監理者を兼ねることは常識からもあり得ません。 まず建築士の資格と建築士事務所に登録している必要があります。 工事の監督は施工のエキスパートですが、建築士はまずいませんね。 100歩譲って建築士だったとしても、自分の行う、または行った工事の内容を客観的に評価(検査)することは期待しないでください。 誰だって、自分の不手際なんて認めませんから。 それに自分では気が付かない些細なミスや勘違いを指摘してあげなければなりません。 検査には公平中立な立場が必要です。 >重ね重ね申し訳ありませんが、お返事お待ちしております。 で、私ごときが説明するより以下をご覧ください。 http://www.icas.or.jp/download/pdf/kouzi_kanri.pdf まず、5ページ目の 「建築主」 「設計者」 「工事監理者」 「工事施工者」 「行政」 の役割(立場)を十分に御理解ください。 たぶん質問者さんは監理と管理を混同しています。 質問者さんの家が木造2階建てなら、12~13ページ目も良くご覧ください。 確認が必要な重要ポイントって、けっこうあるでしょ? 施工者(現場監督)が1つでも見落としたらヤバいッ、と感じるでしょ? 設計側の立場に立った建築士にチェックしてもらいたい、と思うでしょ? 工事が終わった時点で、建築基準法第7条第1項に定める完了検査を受検し合格する必要があります。 木造2階建ての住宅なら、受験しなくても合格しなくても罰則は無いんですが、家族の命と財産を預ける自分の新築住宅が検査に合格できない欠陥(あるいは違反)建築でもいい、という施主はそうそういないですよね。 で、完了検査を受けるのには全体の工事監理の記録が必要なんです。 監理者を選任しないHMであれば、最初から完了検査を受けさせないつもりかもしれません。 またまたくどいですが、これも質問者さんが法律違反。 必ず完了検査に合格し、検査済証の交付を受けてください。 完了検査に合格しなければ工事代金を支払わない、手抜きや違反の建物の引き取りはしない、くらいのつもりでね。 何だったら、工事着工から竣工までの流れを営業に確認してみたらどうですか? きっと答え(られ)ないだろうけど(爆)。 いい家を建ててくださいね。 それじゃ、おやすみなさい。
お礼
大変丁寧なご回答ありがとうございます。 最新のご回答のほうで改めてお礼申し上げたいと思います。
- kamapan
- ベストアンサー率42% (101/238)
どうも「勘違い」されている様なので、お話します。 (1)JIOの「検査」とは? これは「瑕疵担保保険」と言う、保険制度を「裏付けする為の検査」です。 将来「無駄な保険金」を支払わなくても良い様に”キチンと工事”をしてください と言う為の「検査なのだ!」と思ってください。 あなたの家の「出来・不出来」を見てあげる為の「検査」ではありませんので、 「検査の回数」も最低限度しか来ませんし、自分に「関係する部分(保険だけ)」 しか見てはいませんので。 (2)「設計管理」とは? これはあなたの「命令(あるいは依頼)」によって行われる「検査」です。 但し、問題点もあります。 1.この仕組みとは? 本来ならば「設計事務所」に「設計」とその後の 「管理(設計管理とも言います)」を依頼した場合に使う言葉です。 現場監督が行う「現場管理」とは内容も、意味も違いますので、 間違えない様にしてください。 「現場管理」とは? 「材料の手配」や「職人の確保」に「工事の工程管理」や 「道路の使用許可」などの現場が「そつなく動く為」の業務の事を言います。 その中には「設計図の通り」に工事が出来ているのか? と言う項目も入ってはいますが、それ以外の部分の仕事も多いので 細かな部分が「職人任せ」になる可能性も大いにあるのです。 2.もはや「建築会社」は決まっている場合には、後から「設計管理」を 依頼する「仕組み」そのものが日本にはありませんので、 「建築会社」が”嫌です!”と言えば「この仕組みを使う事」は不可能です。 3.例え「建築会社」が”良いですよ!”と言ってくれても 「設計管理(設計図は建築会社のものを、そのまま使用します)」だけを してくれる「仕組み」自体が、そもそもありませんので! 「設計管理」をしてくれる人(多分、建築士)が設計図との違いを 見つけた場合には、どの様に直すのか? 「決められた方法」はありませんから あなたを交えて「その都度」話し合うしか、方法が無いのが実情なのです。 4.当然ですがJIOには「追加料金」で動く制度はありませんので、 そもそも使えませんよ。 かなり「ハードルは高い!」のですが、どうしても「第三者機関」による 「設計管理」がしたいのであれば 「補足」があれば「追記」が可能です。
補足
ご回答ありがとうございます。 大変わかりやすいものでした。 私が希望している第三者監理(回答者様は管理と書かれていますね)は、現実的に厳しいのですね。 では、できるだけ自分の家を不出来なものにしたくない、自分たちでできる範囲の予防策は 他の回答者様から教えていただいたような ・基礎の位置だしを行う日(遣り方) ・基礎配筋の検査日(JIOさんとかが来る日) ・上棟日(家を一気に建てる日) ・金物検査日(JIOさんとかが来る日) ・電気配線(コンセント・スイッチ類)の位置を確定する日 ・クリーニング後の補修箇所確認日 この日程には、必ず自分も出向き 建築会社の現場監督と一緒にチェックをして回るくらいですか? それとも他に何か不出来な家を防ぐ効果的な方法はありますか? ※ローコスト住宅メーカーの依頼を外すというのは無しでお願いします。 お手数をおかけいたしますが、補足のほど、お願いいたします。
- tel0463
- ベストアンサー率45% (64/142)
JIO、住宅あんしん保証、ハウスジーメン、ハウスプラス、まもりすまい保険 と5社ありますが、 根拠となる法律は皆同じです。 建築士の資格を持った人ならば、 木造建築士、2級建築士、1級建築士 の誰でも、講習を受けて代理店に所属する検査員になれます。 保険法人は代理店制度を取っており、 保険会社に登録している取り扱い機関に仕事が斡旋されます。 施工者、監理者以外の第3者の目が入るので、 致命的なミスを回避することはできますが、 現場監理者ではありませんので、あくまで、簡単な目視と計測で 現場に瑕疵が起こらないかを確認する程度です。 大工さんが、金物を付け忘れているのを指摘してつけさせる。 明らかに雨漏りしそうな部位を指摘する。 この程度です。 どちらかというと、施工会社が完成後10年以内に倒産してしまった場合に、 誰も助けてくれないので、 それを防ぐために入ってもらうのが趣旨で、 最低限の保証ができる担保が必要なので、現場検査を 斡旋した検査員に行わせているというのが、制度の概要ですね。 ローコストで提供できる理由は、 ・あまり現場を監理しなくてもよいプラン ・出来るだけ無駄を出さない材料供給をする ・徹底的に工期を削る ・職人さんに空きなく一定量の仕事を回す変わりに、単価を下げる 立派な企業努力のところもあれば、 私腹を肥やすためのコストダウンの会社もありますので、 一概に何とも言えないんですよね。 安かろう、良かろうの企業が出れば一番いいんですが、 そんな企業はなかなかありません。 大概が、安かろう、悪かろうになってしまいます・・・・。 JIOの検査やっているから大丈夫 という業者は、 JIOが見るから家は見ませんと言っているようなものです。 はっきり言って、現場なんて一回も行かない可能性があります。 そんな会社が住宅を供給することが気に入らないんですが、 需要と供給なので何とも言えません。 基礎の位置だしを行う日(遣り方) 基礎配筋の検査日(JIOさんとかが来る日) 上棟日(家を一気に建てる日) 金物検査日(JIOさんとかが来る日) 電気配線(コンセント・スイッチ類)の位置を確定する日 クリーニング後の補修箇所確認日 このくらいは、購入される方が、現場に行くから、 立ち合ってくれと言って、 承諾とって、契約書に記載させるくらいがいいと思いますよ。 このくらいできないなら、住宅を供給するな と思います。 ちなみに、本格的な現場監理を1級建築士に依頼すると、 100m2程度でも、30~40万位請求されると思いますし、 施工者が良いですとは言わないと思います。 最後に、JIOの本社が直接検査を実施してくれますので、 JIOの本社に仕事を依頼してくれ! 一番細かく見てくれる人に来てくれ! と要求するのは、非常に効果が高いです。 併せて、基礎と、金物検査に質問者さんが立ち会えれば、なおさらいいです。 あまり参考になりませんが、どうせJIOを使うなら、代理店でなく、本部に来てもらいましょう。 職人は嫌がります。結構厳しいですから。 その位、検査員によって質が違います。 ・最低限で検査をするか、最高の目で検査をするかの違いです。 どちらも、法的にはクリアしますので。 私は元現場監督の一級建築士です。 私も、現場監督時代は、すごく大変でしたが、 出来るだけ、現場に行く努力はしてました。 最低限、上記の6回くらいのタイミングでは 現地に赴き、立会いの下、解説してもらってください。 私も、JIOさんい依頼してましたが、 一番厳しい人を名指しして依頼してました。 参考になると幸いです
お礼
とてもとても参考となりました。 ありがとうございます。 いくつか伺いたいのですが ・現場監督とは、現場監理を行う人のことですか? 依頼予定の会社の営業さんが、図面が出来上がったら、後は現場監督が仕切ります。とおっしゃっていました。 この"現場監督"は、本来であれば、第三者監理に依頼しなくても、この方が施主のために、色々と報告やチェックをしてくれるということでしょうか? 他の方がおっしゃるには、主に第三者を入れるのは高級住宅の場合であると。 これは、一人の監理者だけでは心許ないため、"第三者監理"を入れるんでしょうか。 ・一級建築士を所持する住宅診断士への依頼 >本格的な現場監理を1級建築士に依頼すると、 >100m2程度でも、30~40万位請求されると思いますし、施工者が良いですと言わない。 一応、監査機関を入れることは、構わないという回答を貰っているんですが 土壇場になって、施工側(この場合、営業から引き継いだ現場監督)が拒む可能性があるということでしょうか。 おおよそ50万円ほど見積もっていましたが、 教えていただいた日程に建築会社が言う現場監督と施主でチェックをして さらにJIOの検査日は、JIOの本部の方を指名するだけでも十分ということですよね。 ・JIOの本部とは、支店でもいいですか? 当方、関東以外に在住なのですが、本社ではなく支店でも構いませんか? 重ね重ね申し訳ありませんが、お手すきの時にでも再度教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
補足
ベストアンサーを選びかねるので、選ばずに締め切らせていただこうと思います。 ありがとうございました。
- mofl
- ベストアンサー率27% (190/692)
疑問なんですが…。 質問者さんは本来の工事監理者を選任しないんですか? 建物の述べ床面積は100平方メートル未満ですか? 第3者機関などと言わず、本来の工事監理者が監理を行って施主に監理報告をすればいいだけのような…。 内覧ていったって、竣工後の出来高だけですよね? 着工時点からの検査をしないと意味無いような…。 基礎配筋と上棟の金物と防水下地だけじゃダメっしょ。 1例をあげれば、最初の基礎の根切り底のレベルを間違えればそこでアウト。 設計通りの完成品に至るまで、何をしたらいいかを考えてください。 わからなければ、地元で信頼されている建築士事務所へ行って、 「工事監理をしてもらえますか」 と建築士さんに相談してください。 監理費用は値切らずにね。 施工者側が検査の項目やタイミングを指示する、ってのも「?」 指示は監理者からでしょ。 監理者は施主の代理と同じですからね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ド素人で申し訳ありません。 建物の延床は、100m2以上です。 営業さんからは、設計図が確定した後、契約をすると 「現場監督が後を引き継ぎますから」と言われています。 設計士の方は、契約するときにちょっと出てくるだけで、後はほとんど表に出てこないそうです。 営業さん自身もハンコをつくと、一切出てこなくなると言っていました。 現場監理士は、現場監督をする人とはまた別物ですよね? 営業さんの言い分だと、このローコスト住宅メーカーには、現場監理士=施主に報告する人間がいないということでしょうか? 現場監理士を選任したいと言う旨を営業さんに言ってもいいんでしょうか? 「当社には現場監理士はいません」と言われる可能性はありますか? もし言われた場合、地元の設計事務所の方に依頼で済みますが 「当社は現場監督が監理も兼業します」と言われた場合 施主に報告するように依頼すれば済むのでしょうか? 重ね重ね申し訳ありませんが、お返事お待ちしております。
- take-take
- ベストアンサー率46% (203/433)
検査機関の検査目的は、あきらかな不可を見つけるためのものですので、細部までの検査は望むべくもないでしょう。検査員も日常のルーチンワークとしてやっているわけですから、そのがんばりぐあいは押して知るべし...と思います。 大手であってもローコストであっても、監理建築士は私たちが期待するほどには細かくは見ないと思います。基礎であれば基礎屋に、建築中は現場監督にほとんど任せます。いちいち監理建築士が基礎配筋の並びをすべてチェックしたり、金物や梁を建築図面と照らし合わせてすべてチェックするというようなことは期待できません。 現場の基礎屋も大工も、わざと手を抜こうとするわけではありませんが、必ず間違い、ミスがあります。知識不足によるために不適切な施工になることもあれば、単なるミスで金物の付け位置が間違っていたり配筋が足りなかったり....。防ぐためにはダブルチェックすればよいのですが、基礎配筋を行った後に、わざわざもう一度すべての配筋を図面と照らし合わせて確認すると思えますか? 建ってしまえばわからないし、家としても機能するのでその品質でよければすべてを工務店に任せれば良いと思います。 ホームインスペクターの資格要件を見ましたが、誰でも受験できるようです。筆記試験ですので、知識さえあれば経験も何も必要なさそうです。もちろん十分な技能と知識を持った人もいるでしょうが、あまりにも資格要件が甘すぎます。 http://www.iengo.ne.jp/ 参考までにこんなところもあります。登録した建築士を紹介されるので、その建築士によって得意・不得意な分野がありますが、基本的な知識や経験はあると思います。依頼する前に自分が特に重点的に見てほしい部分なども相談すれば、追加で検査に来てくれます。 第三者監理(正確には監理ではありませんが)を行ってくれる建築士も探せばいろいろあります。費用にもばらつきがあるので参考にしてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりました。
- titelist1
- ベストアンサー率25% (712/2750)
No.3です。 「NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会」のことはよく知りませんが、何十万円とかける価値があるのでしょうか。どうせローコスト住宅なのだから、どのように作っても30年ほどしかもたないのです。保険協会の監査は必須なので、二重費用になるだけだと思います。ローコスト住宅を選択したのだから、割り切った方が良いと思います。
- titelist1
- ベストアンサー率25% (712/2750)
住宅瑕疵担保保険に入るために保険協会の監査が必ず行なわれ、その費用は結構なものです。大手のローコストメーカーならばその監査で指摘されるような問題は出てきません。その監査員のレベルは低く、一級建築士でもありません。保険対象の基礎と躯体と雨漏について見るだけです。そんなことは素人でも分ります。保険協会は例の姉歯事件を利用した天下りの役人の餌場と思っています。 貴方が思われている監査は建築設計事務所が行なう一級建築士の設計・監査のようです。これは別物で高級住宅を建てる時で、建築額の1割が必要です。ローコスト住宅では、頼んでも監査を引き受けてくれないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 建築額の1割というのは、初めて聞きました。 それは、注文住宅を設計士の方に依頼して、設計から現場監理などをお任せした場合のことではないのですか? 「NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会」 上記のような資格を持ち、住宅診断士を派遣されている会社へ依頼するのは どうなのかなぁと思い、質問させていただきました。 こういう会社は、項目と回数が決められており、一律何十万という明確な料金設定がされています。 JIOと違い、補償もありませんが、私のような一般素人が見るよりかは、多少専門知識があるほうがマシ・・・程度のレベルだと思えばいいでしょうか? 一級建築士の資格を持ち、診断士もされている方も多数在籍されているように見受けましたが、どうでしょうか。
- eyealf8355
- ベストアンサー率33% (1/3)
住宅を建設するうえで建設会社は(戸建住宅、共同住宅、店舗付住宅など)、住宅瑕疵担保責任保険に加入しないと いけないこととなってるみたいです。 義務の理由は、建設会社が倒産したときに、住宅瑕疵(引き渡しから10年間)期間中の、構造耐力上主要な部分などの 破損や雨漏りがあった場合などの修繕費用がでなくなるので、建設会社にかわり、JIOが費用をだす、保険屋さんみたいな感じですかね。 JIOは保険屋さんの中でも、少し値段が高かったです。 一度 JIOさんの監査(検査と置き換えます)に立ち会ったことあります。 ただし、建物は戸建の木造ではなく共同住宅のRC造でしたが。 基礎配筋で1回、2階の梁・床配筋で1回、防水完了で1回 、計3回でした。 検査員は、建築士の資格はもっておられました。 が、柱や梁の鉄筋本数を各1か所ずつ見ただけで、あとは検査しましたみたいな写真を撮影しただけでした。 細部(梁柱の仕口部、鉄筋の継手位置、開口補強筋、開口位置、定着長さ、カブリ厚、鉄筋相互のあきなど)は見ませんでした。 でも保険屋さんはそれくらいなのだと思ってます。 それに期待する前から自分でチェックして是正して、厳しい設計監理にも検査受けてましたから。 でも保障はしてくれますからね(^_^.) JIOさんはよいほうかも・・・。 私なら、第三者はいれず、発注している建設会社の管理体制を確認したほうが良いと思います。(現場監督まかせにせず、随所で社内検査などがあるか。一緒に立ち会わせてもらえて親切に構造主要部材説明をしてくれるか) かつ JIO検査に立ち会わせてもらえば、安心も増すかと思います。 検査日程は いきなり明日やります とかはないはずです。 事前に日程確認をしてくださいね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 建設地が遠方で、また事情があって、土曜日くらいしか満足に現場へいけないんです。 かぶせて質問して申し訳ないのですが、回答者様は、どのくらいの頻度でチェックされていましたか? JIOは何かあれば、補償があるという話は知っていたのですが 監査自体は緩そう(回答者様のおっしゃるように、少し見て写真を撮ってハイ終わりという感じ)だと聞いていたので、まったく別の、監査だけをしている補償のない「ホームインスペクターズ」というところを利用しようかと検討しています。 それで、インスペクターに依頼するより、JIOに追加料金を払い 項目を増やす(監査回数を増やす?)ほうがいいかなと思ったんですが そうでもなさそうですね。
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お礼
幾度にわたる丁寧なご回答、本当にありがとうございます。 回答者様のおかげで色々と勘違いしていたことが分かり、また自分が考えていることは 金額に対して、高望みしすぎだということも分かりました。 どのあたりをこだわるのか、もしくは、信頼のおける、予算内に収められるような工務店を探すか、もう一度考え直そうと思います。 ありがとうございました。
補足
ベストアンサーを選びかねるので、選ばずに締め切らせていただこうと思います。 ありがとうございました。