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「一粒の砂粒のある光景」の読みを教えて

またまた点訳で読みが分かりません。 「一粒の砂粒のある光景」 「いちりゅう」の「すなつぶ」でしょうか? 教えて下さい。

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  • gekkamuka
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回答No.3

 点訳の作業をなさることは、このようなお問い合わせの一端から推しても、何とも労苦の多い、大変なお仕事であることと感じ入らされるばかりです。 >「いちりゅう」の「すなつぶ」でしょうか? 私がこの一文を音読するならそう読むと思います。 「すなつぶ」の響きを重視して、その連音で濁さないように前段はワザと「いちりゅう」の音読みにすると、漢字かな混じり文の読み手としてはその語感が濃くなるかなと。  一方、朗読など、漢字なしで音感のみのばあい、わざと「ひとつぶ」の「すなつぶ」と訓読みをした方が、ややくどいにせよ、より一般性があって耳馴染みが良く親切なのかとも感じます。  また、朗読のリズムや調子を重視すると、「ひとつぶ」の「さりゅう」が一番、読み手の調子と聞き手の意味取り加減にバランスがとれるのではとも思えて来ます。  「ひとつぶ」と読んで最初に意味がでているので、後の「さりゅう」は「さ」音のみで「りゅう」が分からなくとも、<砂>をイメージし易くなるからです。 「ひとつぶのさりゅうのあるこうけい」  もしホンのチョット、意訳読みをさせてもらえるのなら、「砂粒」を「いさご」や「すなご」と読ませる手もあるかもしれませんが…。「いさご=砂・砂子・まさご」ですから。 「ひとつぶのいさごのあるこうけい」  いっそ、創作ならばご自分のお考えでご随意なのでしょうが、基となる文章を変えないでという厳しい条件つきの点訳作業のためを考慮して、今後創作者や翻訳者など執筆者がどの音訓で読んで貰いたいか、必要ならカナ振りすることも考慮していただく、少なくとも出版元にはその気配りが求められているのだと感じた次第です。  

bunibuni
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 グループの方たちとご意見を参考にしながら考えていきたいと思います。 何気なく読んだり、使ったりしていた日本語、点字を始めてからその難しさを痛感。自分の不勉強を恥じております。 難しいけれど、色々な読み方、表現法があって素晴らしいのが日本語ですけれど。

その他の回答 (3)

  • pojapoja
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回答No.4

聞くところによると「点字には漢字がない」そうですね。ほんとうですか? ところで、過去に 川端康成の小説「雪国」の冒頭 『国境の長いトンネルをぬけるとそこは雪国であった』 の「国境」は“こっきょう”か“くにざかい”か。。。という質問がありました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=673097 私はコレをたいへん興味深く読みました。 さて、 本題です。 書き手が“読み”を指定していない場合、“読み”は点訳者に委ねられるわけですよね。 と、するならば、 「読み手が一読して文章の意味が分かるものでなければならない」のではないでしょうか? 「ひとつぶのすなつぶ」 「ひとつぶのさりゅう」 「いちりゅうのすなつぶ」 「いちりゅうのさりゅう」etc. これらのなかで「一読して意味の分かるもの」が、正解に一番近いと思います。 読み手を意識するのが大切ではないかと。。。ナマイキ言って、ごめんなさいm( _ _ )m

bunibuni
質問者

お礼

ありがとうございます。 読み手の事を第一にというのはとても大事な事です。 でも読み手にもいろいろな方がいらっしゃいますので、不特定多数の方に読んでいただく物は分かりやすければいいと言うだけではないようです。 原本に忠実にというのが基本なのですが、原本の読みが分からないと迷ってしまうのです。 点字にも漢字はあります。わたしはまだ勉強していませんが、カナは1字を6点1マスで表すのですが、漢字は1字を6点3マスで表すようです。

  • milk-1000
  • ベストアンサー率23% (72/308)
回答No.2

ひとつぶのすなつぶのあるこうけい、ではないでしょうか。 その方が韻を踏んでませんか?

bunibuni
質問者

お礼

ありがとうございます。 私は「ひとつぶ」「すなつぶ」というのは、韻をふむというより重複していけないかな?と思ったのですが・・・。

  • haccyan
  • ベストアンサー率43% (27/62)
回答No.1

こんにちは。haccyan です。 「一粒の砂粒のある光景」ですか。 これは、 ”橋の上の人たち Le livre de luciole” ヴィスワヴァ・シンボルスカ (著) の、[一粒の砂粒のある光景]の部分ですね。 この言葉を全部 Googleでさがしてみても、上記の本の紹介があるだけで、「どう読めばいいのか」わかりませんね。 まず、一般的に「一粒」を「いちりゅう」と読ませる場合があるでしょうか? この例として、 「外郎売の台詞」という、歌舞伎のある場面で使われる長台詞の中で、一粒を「いちりゅう」と読ませています。 この「外郎売の台詞」は、早口言葉(というよりは記憶力のパフォーマンス?)や、アナウンサーのボイストレーニングとしても、よく使われているようです。 (「外郎売の台詞」のページ http://www.d7.dion.ne.jp/~hal9000/uirouuri.htm) (ちなみにこの場合の「外郎(ういろう)」とは、のどの薬のことだそうです。) これ以外で一粒を「いちりゅう」と読ませる例として、懐石料理店「一粒」が「いちりゅう」だそうです。 (懐石料理店「一粒」ホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~ichiryu/) さて次に「砂粒」は普通、「すなつぶ」ですが、これを「さりゅう」と読ませる場合があるのでしょうか? 「砂粒、さりゅう」で検索すると以下の2ページが、該当しました。 http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/g/022.html http://www.big.or.jp/~biwamr/ftp/mp-word.txt よって「一粒」は、「ひとつぶ」とも「いちりゅう」とも読む。 また、「砂粒」は、「すなつぶ」とも「さりゅう」とも読ませる場合がある。 ということがわかりました。 したがって、上記の「橋の上の人たち」のなかで、「一粒の砂粒のある光景」に読み仮名がないのなら、 これらの読みのなかから、読み下しの一番自然な組み合わせで読むのが、一番適しているのではないかと思います。 よって、「つぶ」や「りゅう」が重複しない、 「ひとつぶのさりゅうのあるこうけい」か、 「いちりゅうのすなつぶのあるこうけい」 の、どちらかであると考えます。 あとは、あなたのセンスでどちらかを選ぶ。か、 この本自体が翻訳であるのなら、訳者に聞くしかない。 と思います。

bunibuni
質問者

お礼

ありがとうございます。 おっしゃる通り重複しない方がいいように思いました。正確さを求められるので悩みます。

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