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トランスの設計方法
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高周波の場合には回路の発振や、入出力の干渉などの問題が出てくるので除くとして、低周波の場合はそれほど難しいわけでは有りません。 トランス結合のアンプではコレクタ抵抗は必要ありません。 ですから、RLとRCの間のインピーダンスの関係と言うのは有りません。 (別の理由で付けることは有りますけど) トランスの巻数比は、負荷に必要な電圧のVpp(peek to peek電圧)値と電源電圧で決まります。 トランス結合アンプのコレクタに生じる交流電圧のVpp(C)は電源電圧の2倍になります。(信号が正弦波の場合、バイアス抵抗などでのロスは無視) トランスの巻数比が1:1の場合は同じ電圧がRLに加わります。 例えば、電源電圧が10Vで負荷に20Vppの電圧を加えたいのであれば、巻数比は2*10:20=1:1です。 電源電圧が10Vで負荷に2Vppの電圧を加えたいのであれば、巻数比は2*10:2です。 電源電圧に余裕が有ってもかまいません。 高周波回路でも基本は同じです。 もちろん実際の回路では、もっと色々な事を考える必要が有ります。
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