ジェレミー・ベンサムは産業革命に賛成だったのですか

質問

ジェレミー・ベンサムは産業革命に賛成だったのですか？また、エドモンド・バーグは産業革命に反対だったのですか？

回答No.2

blackhill

原典ではなく、業績についての評価ですが。

「ベンサムを中心とする功利主義派(Utilitarians)は、産業革命がその驚異的効果をあらわしつつあった１９世紀の初頭において、もっともはなばなしい活動をおこなった。増大する科学的知識による社会の進歩向上に絶大な信頼を寄せ、その現実的達成を期し、社会改革のため、大いに世論を喚起した。選挙法および貧民法の改正、穀物条例の廃止、植民地の奴隷解放、参政権の拡大、その他産業革命の結果による労働者の生活条件の改善のごときは、功利主義派の人々の活動に依拠するところ多大であった。」（平凡社『哲学辞典』「ベンサム」の項）

　「進行中の産業革命を理解できなかったのはアメリカ人だけでない。アダム・スミスでさえ、産業生産を論じながらそれを軽侮していた。そこにいかなる意味も将来性も認めなかった。19世紀、イギリスの自由主義の父ともいうべきバークも、社会や経済についての著述の中で、ほとんど一度も産業生産に言及しなかった。」（P.ドラッカー『産業人の未来』）

お礼

ありがとうございます！もやもやが少し晴れました！

回答No.1

PopoAmin

ちょっと気になることがあるのですが、
この質問のなかの「産業革命」というのは合っていますか？

普通、ジェレミー・ベンサムとエドモンド・バーグといえば
彼らが「フランス革命」をどう評価したか？といった質問が多いのですけどね、、、

お礼

あ、聞き方がまずかったです。ベンサムの功利主義的な観点から見た産業革命と、バーグの保守主義的な観点から見た産業革命ということです。