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積分計算
原点中心の半径r>0(r¬=1,2)の生の向きの円周Cに沿って ∫1/{z^2 (z-1) (z-2)dz の方法を教えてください。
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- alice_44
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A No.2 に A No.1 に書いてないことが 何かひとつでも書いてあるかどうか について、いろんな人の意見を聞いてみたい。
- info22_
- ベストアンサー率67% (2650/3922)
f(z)=1/{(z^2)(z-1)(z-2)} 特異点はz=0,1,2 特異点における留数は Res(f,0)=3/4 Res(f,1)=-1 Res(f,2)=1/4 なので 0<r<1の時 閉路Cの中の特異点はz=0のみ 留数定理より ∫[C] 1/{z^2 (z-1)(z-2)} dz=2πiRes(f,0)=(3π/2)i 1<r<2の時 閉路Cの中の特異点はz=0,1のみ 留数定理より ∫[C] 1/{z^2 (z-1)(z-2)} dz=2πi{Res(f,0)+Res(f,1)} =2πi{(3/4)-1}=-(π/2)i r>2の時 閉路Cの中の特異点はz=0,1,2 留数定理より ∫[C] 1/{z^2 (z-1)(z-2)} dz=2πi{Res(f,0)+Res(f,1)+Res(f,2)} =2πi{(3/4)-1+(1/4)}=0
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
「正の向きの円周」というのは、複素平面上 反時計回りの積分経路と解釈しておきます。 また、f(z) = 1/{(z^2)(z-1)(z-2)} と 書くことにします。 r の値によって場合分けが必要ですね。 留数定理により、 0<r<1 のとき ∫[C] f(z) dz = (2πi) Res[f(z), z=0], 1<r<2 のとき ∫[C] f(z) dz = (2πi){ Res[f(z), z=0] + Res[f(z), z=1] } 2<r のとき ∫[C] f(z) dz = (2πi){ Res[f(z), z=0] + Res[f(z), z=1] + Res[f(z), z=2] } です。 lim[z→0] (z^2)f(z) = 1/2 ≠ 0 なので z = 0 は f(z) の 2 位の極であり、 その留数は、Res[f(z), z=0] = lim[z→0] (d/dz) (z^2)f(z) = 3/4. lim[z→1] (z-1)f(z) = -1 ≠ 0 なので z = 1 は f(z) の 1 位の極であり、 その留数は、Res[f(z), z=1] = lim[z→1] (z-1)f(z) = -1. lim[z→2] (z-2)f(z) = 1/4 ≠ 0 なので z = 2 は f(z) の 1 位の極であり、 その留数は、Res[f(z), z=2] = lim[z→1] (z-2)f(z) = 1/4. これを上記に代入して整理するのは、自分でやってください。