- ベストアンサー
「旗の下に」という言葉のニュアンス
日本語を勉強中の中国人です。「国連軍の旗の下にアメリカ軍が……」のなかの「旗の下に」は何と読むでしょうか。「はたのもとに」でしょうか。この「旗の下に」とはどのようなニュアンスでしょうか。この文で見ると、国連軍とアメリカ軍の関係は何でしょうか。悪事をはたらく場合の旗じるし、名義、看板、名をかたるというような意味でしょうか。それともほかの意味でしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
>。「国連軍の旗の下にアメリカ軍が……」のなかの「旗の下に」は何と読むでしょうか。「はたのもとに」でしょうか。 そうです。 >この「旗の下に」とはどのようなニュアンスでしょうか。 その旗で象徴される、つまり(どこの国の兵士であっても)国連軍として闘うべく集結した軍隊であることを意味します。 >悪事をはたらく場合の旗じるし、名義、看板、名をかたるというような意味でしょうか。 引用された文章の全体が分からないので何ともいえませんが、少なくともここにある文節はどこにでもある普通の、善悪の色調がない文章です。 仰ることはわれわれには唐突に思えますが、歴史的に考えてこの文章が多分、先の朝鮮戦争の記述であり、現在の中国がこの旗の下の米国軍と闘い多くの犠牲を出した共産中国と連続していることを思えば、質問者様のこの思いは理解できないこともありません。 蛇足ながら。
その他の回答 (7)
- Nebusoku3
- ベストアンサー率38% (1465/3824)
>「旗の下に」という言葉のニュアンス はまさしく 「大義名分」 「代表権」 のニュアンスを持っています。 読み方も そのまま 「はたのもとに」 ですね。 明治維新の時の 「錦の旗の下に」 は天皇家の 菊の紋章をかたどった 錦の旗を掲げて 自分たちは 「官軍: 天皇陛下に認められた軍隊」 として 戦った様です。 >この文で見ると、国連軍とアメリカ軍の関係は何でしょうか。 アメリカ軍が国連軍の一軍隊 としてはたらくことを意味し、その場合の指揮系統は アメリカ合衆国大統領にはなく、国連(軍)にあります。 国連に認められた軍隊という事ですね。 ご存知の様に国連には中国も入っていますね。 >悪事をはたらく場合の旗じるし、名義、看板、名をかたるというような意味でしょうか。 国連軍の行動は国連の決議に従う必要があるので決して悪事を目的としたものではありません。 あくまでも 「世界平和、治安」 を大義名分としたUN(United Nation) の旗の下に 実行される軍事行動です。 質問者様の日本語はかなり高いレベルと察しますが、質問の次の部分の表現からは少し、上品に欠ける部分が見受けられます。 >悪事をはたらく場合の旗じるし、名義、看板、名をかたるというような意味でしょうか。 。。の部分です。 一国の軍隊について確認する場合は先入観を与える 「悪事」 とか 「かたる」 はネット上では見かけますが、 上品な人は使いません。 「悪事」 はそのままの意味ですね。 「かたる」 は詐欺的な 「だまし」 の意味があります。 これらの言葉を使わなくても回答は来ると思います。例えば ●この旗じるしとは、名義、看板、名を代表しているというような意味でしょうか。 あたりでも良いのではないかと個人的には思います。 では日本語、頑張って下さい。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。質問文の添削にもこころから感謝いたします。がんばります。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
読みは「はたのもと」ですが「はたのした」でも間違いではないと思います。 おそらく朝鮮戦争の話だと思いますが 「はたのもと」は悪事とは限りません。軍の旗を掲げてその下に集まる「軍勢」を表わしているだけです。 この場合は「『国連軍』という名前のもとに」「名を借りて」「名義で」ということです。 実際は米軍だったのですが、国連軍という旗を上げて戦ったのです。 ですから、この文章ではやはり暗に非難する意味を持っていますが、それは本来「はたのもと」という語が持っているわけではないのです。 ある会社の製品に別のシールやブランド名を掲げて売るようなものです。 余談ですが、戦争での大義名分というのはとても大事なことで、日本の戦国時代でも大名どうしの勢力争いであっても必ず、自分の軍が朝廷におおせつかった使命をはたすために戦うという大義名分を立てて戦うことが多かったのです。 「勝てば官軍(=朝廷の軍勢)」という言葉もあります。勝った側の大義名分が通ってしまうということです。 ちなみに江戸時代には将軍徳川氏の直接の家来を「はたもと」と言っています。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。
- 畑山 隆志(@deltalon)
- ベストアンサー率39% (733/1864)
つまり「アメリカ軍の指揮権が、アメリカ合衆国大統領ではなく、国際連合(UN)の総会、または安全保障理事会の承認のもとに行われた軍事行動。」という意味。(本来は国連軍は安全保障理事会の下になるのですが、理事国一国でも反対すると動けなくなるので、総会の多数決による場合がある。これが大半。) 「はたのもと」は、あまり悪い意味では使わないので、「国連の指揮の下で…」あるいは「国連の権威の下で‥」と理解すればいいでしょう。(言外に、「名誉ある危険な仕事」のような意味がある。)
お礼
ご親切に説明していただきありがとうございます。大変参考になりました。
- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
- ベストアンサー率45% (763/1670)
この場合、文章の意味だけをもんだにするとしたら、2つの取り方ができます。 1)国連軍という名目で、アメリカ軍が自分のやりたいことをやった。 2)国連軍として活動しようとしたが、実際に活動したのはアメリカ軍だけで他の国は動かなかった。 実際にどちらの意味なのかは、「文脈」によります。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。
- foomufoomu
- ベストアンサー率36% (1018/2761)
はたのもと >悪事をはたらく場合の旗じるし、名義、看板、名をかたるというような意味でしょうか。 そのとおりです。 旗は「国旗、軍旗」など、集団が何であるのかを示す目印ですよね。 この場合、旗は「集団の名前」の意味と考えて、「国連軍の名前のもとにアメリカ軍が・・・」と読みとればよいです。 ただ、「旗じるし」は悪事だけでなく、良い(普通の)ことをする場合にも使いますよ。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
我流なので間違いでしたら指摘して下さい>他の回答者様 「旗の下に」は、ご自身で書かれた、「はたのもとに」 で合っています。 #辞書には意外と載ってないですねー、この言葉は。 意味はその旗が象徴する信念などに基づき、複数の個人、団体などが 一致団結して何かを達成しようとする(戦う)、ということだと思います。 実際に旗があるかどうかはあまり重要ではなくて、象徴的に使います。 「国連軍の旗の下にアメリカ軍が……」の方はいつのことを言っているのか わからないのでわかりません(_o_)アメリカが国連(軍)(の決断)を 支持していると言っていると思うのですが。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。
文章力は全く問題無いです、中国人と聞いて、驚きました。 素晴らしい習得能力です。 「旗の下に」は「はたのもとに」で正解です。 私は日本人で日本語しか話せないので、中国の方の特性が分かって解説出来なかったら、ごめんなさい。 例題の「国連軍の旗の下に」とは、 先ず国連軍の使命があって、その象徴が旗ですよね。 なので、「その使命を果たす為に集まった」という事です。 【使命→しめい・義務(ぎむ)・任務(にんむ)・ミッション(misshonn)】←余計な説明でしたら失礼しました。 応用すれば、 「オリンピックで日本と言う旗の下に、金メダルを目指して選手たちが今日も強敵に立ち向かって…。」 こんなのでご理解頂けましたでしょうか? 数年後には貴方の方が私より、日本を理解しているかもしれませんね(⌒-⌒; )
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。大変参考になりました。がんばりますp(^^)q。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。