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初等物理の問題 質点のエネルギーと運動量と力積

たいへん初等的な問題なのですが。 速度vで移動している車から、車の移動方向と同じ方向に同じく速度vで質量mのボールを投げました。 従ってボールの速度は2vです。 ボールに加えられた運動エネルギー (1/2)m(2v)^2-(1/2)mv^2=(3/2)mv^2 投げた人がボール与えた力積(=ボールの運動量変化)=2mv-mv=mv 次に車を降りて静止している地面上で同じことをしました。今度はボールの速度はvになります。 ボールの運動エネルギー=(1/2)mv^2-(1/2)m0^2=(1/2)mv^2 投げた人がボールに与えた力積(=ボールの運動量変化)=mv-0=mv 投げた人の力積は同じ(投げた人はどちらの系でも同じように投げた)ですが、ボール持っている運動エネルギーが3倍違います。ボールに与えられた運動エネルギーの違いはどのように考えるのでしょうか。投げた人が与えたとしか言えないので、その人の熱エネルギーが消費されたということになりそうです。 そうすると、等速運動している物体の上でキャッチボールするとダイエット効果あり、となってしまいます。明らかに論理展開おかしいのですが、どこに問題があるでしょうか。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.4

車に乗っている人はボールに (3/2)mv^2 のエネルギーを 与えますが、ボールを押すために車上で踏ん張るので mv^2 のエネルギーを人は受け取ります。 この差し引きが人がした仕事といえるでしょう。 後は車の仕事です。 残念ながらダイエットにはなりません(^^; #押す力一定なら簡単に計算できますが、一般的にも証明できます。

  • foomufoomu
  • ベストアンサー率36% (1018/2761)
回答No.3

>運動エネルギーの違いはどのように考えるのでしょうか。 >投げた人が与えたとしか言えないので、 いいえ、車から投げた場合は、残りのエネルギー(1/2mv^2)は車が与えています。 mが1tonぐらいもある大石なら、投げたとたん、車はガクッと速度が落ちます(あるいは、ブルンとエンジンをふかして速度を保つ必要がある)。

  • onosuke
  • ベストアンサー率67% (310/456)
回答No.2

静止する地面を系として考える場合、 最初の事例では車の考慮が漏れています。 ボールを投げる時、その反動で 車にはブレーキがかかります。 ブレーキのかかった車から飛んだボールは、地面から見ると速度2vも出ていません。 車とボールの相対速度がvでも、地面からボールの相対速度は2vではない。 というのが回答案1。 回答案2は、 車が反動に逆らって仕事を行い、 速度vを維持した この車の仕事量の一部がボールへエネルギーを供給。 人+車がボールへ運動エネルギーを与えたので、 地面からボールの相対速度が2vなった。 運動エネルギーとは、速度と同じく相対的なモノです。 1.系を移動する車と考える場合 2.系を静止する地面と考える場合 では、方程式の要素(車を入れる/入れない)が変わるので、注意してください。

  • naniwacchi
  • ベストアンサー率47% (942/1970)
回答No.1

「ダイエット効果を受ける人」を「基準」に考えていないためです。 車に乗っている人(ボール)を車の外(乗っていない人)からみた様子で考えてしまっています。 車の中は車の中の系で考えなければなりません。

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