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有理数を10進数の小数で表現すると最終的に周期的
「有理数を10進数の小数で表現すると最終的に周期的になることを示せ」 という問題がある本にあるのですが、答えが載ってません。 有理数は、「分子、分母が互いに素なる整数」として表せることは知ってます。 周期的になることは経験上知ってる。。。その経験を数学的に表せないかな?とおもうのですが。。。 あるいは、「周期的」を定義するとどうなるか・・・ または、背理法?対偶? と、入り口まではきてるのですが、そこから進みません。 どなたか解法をお教えください。
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- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
それ以前に, #2 でつけている「条件」がおかしいんですよ>#3. 3/4 だって, ふつうは「分子が分母で割り切れない有理数」に入れてもらえると思う... というか, 「分子が分母で割り切れる有理数」は「整数」と呼べるのではないかなぁ. 10進法で有限でない小数にしたいなら, 「既約分数で表したときに分母が 2 と 5 以外の素因数を持つ」という条件を設定しないと. あと, 一応念のため元の質問に補足しておくと, 「10進数の小数」でなくても一般に N進数 (N は 2 以上の整数) で同じ命題が成り立ちます.
- alice_44
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A No.2 の論点について: 有限小数については、0 または 9 を循環節にもつ 長さ 1 の循環小数と見なすのが、通常です。 例えば、1/2 = 0.5 については、 1/2 = 0.50000… (0 が循環) または 1/2 = 0.49999… (9 が循環) と考える。 いづれにしろ、周期的には違いありません。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
有理数とは、整数の比で表せる数のことです。 有理数 r を r = p/q (p, q は整数) と置くとき、 必要なら p. q の正負を同時に反転して q は自然数と決めておきます。 数列 p, 10p, 100p, …, (10^k)p, … を考えます。 各項を q で割った余りは、0, 1, 2, …, q-1 のどれか の値しかとれません。 k が十分大きいところまで追跡してゆくと、どこかで 同じ余りが現れることになります。 (鳩ノ巣原理) k=0 から k=q までの間には、必ず同じ余りの組があります。 (10^n)p を q で割った余りと (10^m)p を q で割った余り が同じなら、(10^n)p - (10^m)p は q の倍数であり、 (10^n)p - (10^m)p = qx (xは整数) と書けます。 ←[*1] n > m としておきます。(逆なら、n と m を入れ替える。) 式を変形して、r = p/q = x/{(10^n)-(10^m)} = (x/10^n)/{1-1/10(n-m)} = (x/10^n) Σ[k=0→∞]{1/10(n-m)}^k. (等比級数) ←[*2] 最右辺は、n-m 桁の循環節を持つ循環小数を表しています。 r = x/10^n + r/10^(n-m) が成り立ちますから。 ←[*3] x/10^n は有限小数、r/10^(n-m) は r の桁をずらしたもの ですからね。n-m 桁ずらした数字の並びがまた現れる訳です。 [*2] があると、[*3] の成立が直感的に見通しやすいのですが、 Σ が得意でなければ、[*1] から直接 [*3] を導いても よいかと思います。
- info22_
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循環小数になる小数は有理数で表されますが、 3/4や2/5や73/100などは 「分子、分母が互いに素なる整数」ですが、割り切れて循環小数になりません。つまり周期的にはなりません。 有理数は、循環小数になる数もあるけど、割り切れて循環小数にならない数もある。 なので 命題「有理数を10進数の小数で表現すると最終的に周期的になることを示せ」は正しくないのでは?つまり、「分子が分母で割り切れない有理数の場合について」という制限を命題につけないといけないのでは!!
- Tacosan
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「余り」に着目する. 例えば 1/7 を実際に計算すると, 「余り」はどうなりますか? あるいは 1/13 や 1/17 では?