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原因を示すforとbyはどう使い分けるのですか?
She could't move for fear. She could't move by fear. どう違うのですか? forは「向かう」というイメージを持っていて、byは「距離の近さ」をイメージとして持っているらしいですね。 それがお互いに原因を示す意味に飛躍しているみたいですね。 では、意味がダブっているのではないですか? むしろ、フィーリングでどっちを使ってもいいんじゃないですか?
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お持ちの参考書がどのように説明しているかがわからないのですが まず、私の"感覚として" >She could't move for fear. これは、「動こうとしても動けなかった」 She could't move by fear. これは「動けない状態に"された"」 ただ、by fearというのは受動態で使われる分には自然なのですが、能動態で使われるのにはやや違和感を感じます 前置詞の方向性に関しては、質問の方が提示されているイメージというのは"意味"のうえで非常に重要な役割を果たしているのは確かです ただ、だからこそもともと非常にあいまいなものであり、実際の使用においては異なる前置詞が同じような使われ方がすることはよくあることです そしてこの場合は、もともとの意味が薄れてしまっていて、意味をもとにして特定の使われ方がするというよりは、さまざまな使われ方がされたうえで、一つの使用に帰着したということが多いです そしてネイティヴであっても、「どっちでもいーんじゃねーの? 俺はこの使い方はしないけど・・・」というように、経験上からある使い方を主張したとしても、他の使い方を否定するところまでは話せなかったりします 私だと She couldn't move from fear. がいいんじゃないかと(得体のしれない恐怖で動けなかった、という感じ) for fearだと、for fear of ~とかfor fear thatというようにちょっと説明してほしい感じがします (当然、for fear単体でも問題ないと思います) ちなみに、in fear (of ~)を使うこともできます from fearとin fearの違いはうまく説明できません いやいや、もともと、for fear, from fear, in fearの違いは理屈(前置詞のもともとの意味)としては語れるとしても、実際の使用において厳密な制限があるとは思えません ただ、by fearというのは、私の感覚においては能動態で使用される感覚はありません(使用されているのを見たとしても、"~された"という感覚でとらえます) out of fearというのもokです with fear, through fearというのは意味が変わります この点では、前置詞のもともとの意味から考えると理解できるいい例だと思います with fearは、付帯的な感じ through fearは、経験的な感じ 参考: http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=2620026 http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=2644804 http://eow.alc.co.jp/search?q=in+fear http://eow.alc.co.jp/search?q=from+fear http://eow.alc.co.jp/search?q=for+fear&ref=sa
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- tocchi2009
- ベストアンサー率24% (24/99)
意味は同じなのですが、for=理由、by=受身、を表します。
お礼
端的に表現して頂きありがとうございました。
- pepe-4ever
- ベストアンサー率34% (579/1674)
確かに、 for は「向かって」のイメージから色々派生しています。 「向かって」のイメージは to の方が強いでしょう。 by は「そばに」=「距離の近さ」が基本的なイメージ。 by the way 「ところで、」 the way→1つの繋がった話(道)をしていて、by→ちょっと道をはずした話にしましょう。ということで「ところで、」。 for(by) fear 外国人が、「怖くて」と「恐怖で」の違いは何? って聞いているようなものかもしれませんね。
お礼
toは到達点がイメージされているらしいですね。 ありがとうございました。
- oignies
- ベストアンサー率20% (673/3354)
回答補足です。 言葉のプロと補足させていただきます。 「どっちだっていい、フィーリング」に同 意という意味で、どちらかといえば、と いったのではないからです。 forを自然と思うのは、むしろセンスの 問題と認識したうえで、日本語に独特 のひかえめな主張として、どちらかとい えば、と表現させていただきました。 抽象名詞のfearについて、動作主をし めす by をもちいるのは、不自然と 感じますし、実際、そういった用例を みた記憶がありません。
お礼
ありがとうございました。
- Maman_R
- ベストアンサー率8% (4/49)
>著者の違う2種類の参考書の認識は共通していましたよ。そのうち一人はネイティブ・アメリカンでしたよ。 それじゃここで聞くまでもなく答えは解ってたんだよね?ww それにネイティブ・アメリカンって?インディアンのことかね? ママンの知ってるインディアンはあまり英語は得意じゃなかったなぁwww
補足
意味がダブっている部分の使い分け方の質問ですが、別にママンさんに答えてもらわなくてもいいみたいです。 ポール・マクベイという人でしたね。何人か知りません。ママンさんよりかは上手そうですけど。
- oignies
- ベストアンサー率20% (673/3354)
forは基本的に理由をしめす意味合いが強いことばです byはそれに対して動作主を示す意味合いがつよいです というわけで、両者のちがいは、この文章では、方向の ちがいではありません。 そして、どちらかといえば、この文章では、上のforをも ちいたほうが自然だと私は感じます。 ちなみに、原因を示す前置詞でいえば、forとbyではな く、of と from のつかいわけのほうが有名でしょうね。
お礼
やはりどちらかというと、ということなんですね。 made of wood.(全部木で出来ている)>椅子など made from wood.(木を原料として出来ている)>紙など でしょう? その辺はぬかりありませんよ。
- Maman_R
- ベストアンサー率8% (4/49)
forは「向かう」というイメージを持っていて いいえ forの多くは求めるや理由です byは手段です
補足
著者の違う2種類の参考書の認識は共通していましたよ。そのうち一人はネイティブ・アメリカンでしたよ。
お礼
事情がだいぶ飲み込めてきました。 ありがとうございました。