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xy平面において、原点Oを通り互いに直交する2直線

xy平面において、原点Oを通り互いに直交する2直線を引き、直線x=-1および直線x=3√3 との交点をそれぞれP、Qとする。 OP+OQの最小値を求めよ。

質問者が選んだベストアンサー

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  • stomachman
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回答No.2

原点Oを通り互いに直交する2直線をm,nとしましょうか。交点は4つある。 A: mとx=-1との交点 B: mとx=3√3との交点 C: nとx=-1との交点 D: nとx=3√3との交点 P, Qってどれだよ?というのがソモソモの疑問デスヨネ? (1) OP+OQがOA+OBのことなのだとすると(直線nには出番がありませんが)、OA+OBの最小値が1+3√3であることは自明。 (2) OP+OQがOC+ODでも同じです。(直線mには出番がありませんで)最小値は1+3√3。 (3) OP+OQがOA+OCのことなのだとすると(直線x=3√3には出番がありませんで)、△OACは直角三角形である。明らかに、直角二等辺三角形の場合にOA+OCが最小になるんで、2√2が答。 (4) OP+OQがOB+OCのことだったら(直線x=-1には出番がありませんで)、(3)と比べて、直角三角形の各辺の長さが3√3倍になるだけなので、(2√2)×(3√3)が答である。  残る問題は、 (5) OP+OQがOA+ODであるとき。(ま、出題者の意図は専らこれなんでしょうけど、はっきり書いてないと(1)~(4)も省けません。)  交差する相手の直線を x=-1とx=3√3じゃなくて一般にx=a, x=b (a≠0, b≠0)だとしてみましょう。  そして、mの方程式を ux + vy = 0 とすると、v=0の場合にはmはx=aともx=bとも交点を持たない。また、u=0の場合にはnがaともx=bとも交点を持たない。だから(5)においては、これらの場合は除外してよろしい。というわけで、mの方程式を    y = αx (α≠0) と書いても差し支えない。このときnの方程式は   y = x/α です。   A= (a, aα)   D= (b, b/α) であり、原点からの距離は   OA = |A| = |a|√(1+α^2)   OD = |D| = |b|√(1+1/(α^2)) である。 OA+OD をfと書くことにすると、   f = |A|+|D| = |a|√(1+α^2) + |b|√(1+1/(α^2)) である。ここで   z = α^2 とおくと zは正の実数 (z>0)です。zを使って   f = |a|√(1+z) +|b|√(1+1/z) と書き直します。さて、fの極小値を計算する。つまり方程式   df/dz = 0 を満たすzを計算するわけで、df/dzを計算して方程式に代入すると   |a|/(2√(1+z)) - |b|/(z^2)/(2√(1+1/z)) = 0 移項して分母を払うと   |a|(z^2)√(1+1/z) = |b|√(1+z) 両辺を2乗して   (a^2)(z^4)(1+1/z) = (b^2)(z+1) つまり   (a^2)(z^3)(z+1) = (b^2)(z+1) z>0なので(z+1)で割って   (a^2)(z^3) = (b^2) a≠0なので   z^3 = (b/a)^2 である。ただし、zは正の実数でなくてはならないのでした。  ところで、aとbは0でない実数でした。なので、a,bを決めるとこの方程式を満たすzはいつも丁度ひとつ存在して、それは z = ((b/a)^2)の立方根 です。これを   f = |a|√(1+z) +|b|√(1+1/z) に代入するとfの極値、つまりfの極小値あるいはfの極大値が得られる。  ですが、fの極値を与えるzがただ一つしかなくて、しかもz→0やz→+∞のときにfが+∞に発散するんですから、極大なんてそもそも存在しないのは明らか。なので、この計算でfの極小値が得られ、これがfの最小値でもある。

pajyamada
質問者

お礼

おぉお! とっても分かりやすかったです! 解答ありがとうございました^^

その他の回答 (1)

  • yyssaa
  • ベストアンサー率50% (747/1465)
回答No.1

>OQとx軸とのなす角度をθとするとOPとx軸とのなす角度はθ+π/2。 OQ=3√3/cosθ、OP=1/sinθ、OQ+OP=3√3/cosθ+1/sinθ=f(θ)とおくと、 0<θ<π/2でのf(θ)の最小値が求める値になる。 f'(θ)=3√3sinθ/cos^2θ-cosθ/sin^2θ =(3√3sin^3θ-cos^3θ)/sin^2θcos^2θ 3√3sin^3θ-cos^3θ=0すなわちtan^3θ=1/3√3でf'(θ)=0、 tan^3θ>1/3√3でf'(θ)>0、tan^3θ<1/3√3でf'(θ)<0となるので f(θ)はtan^3θ=1/3√3で極小となる。 1/3√3=√3/9=3√3/27=(√3)^3/3^3、よってtanθ=√3/3=1/√3から θ=π/6、sinθ=1/2、cosθ=√3/2 f(θ=π/6)=3√3/(√3/2)+1/(1/2)=8・・・答

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