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英語の修飾語と付加語について
- 英語の修飾語とは、文中の名詞や動詞を補完する役割を持ち、文型はSVCです。
- 一方、付加語は削除できない修飾語であり、文型はSVOです。
- 付加語は第一、第二、第三文型に存在し、第四、第五文型には存在しません。修飾語はすべての文型にあります。
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#5 です。 1ヶ所、誤解を生んでしまうしまうかもと思ったので、補足させて頂きます。 >SVC / SVOC の C (名詞/形容詞)に A(M)(副詞)も、加えて考えればいいだけです。 『加えて』という表現が、「あれ?」と思いました。 『仲間に入れてあげて』という感じです。SVOOA や、SVOCA まであるという意味ではありません。「加えて」に誤解を生む余地があるように思ったので、補足説明します。 ========== 「SVC の C が来るところに、副詞が来た時、A という感覚を持ってほしい場合がある」、または、「SVOC」の C が来るところに、副詞が来た時、A という感覚を持ってほしい場合がある」というのが、『5文型』では説明できません。だから、SVA と SVOA が紹介されているのだと思います。 すこし、荒い言い方ですが、 『C になることができる副詞がある』と言えるかも知れません。ただ、それを、A または、Mとするというだけです。 だから、SVOOA や、SVOCA は考えられません。 ========== SVCA は、『形容詞の文型』と言えるものです。動詞の文型で考える必要はないと思います。 ========== 補足に気づくのが遅れました。ごめんなさい。 I got up early in the morning. =SVA up =[副]=A early =[副] = got を修飾 in the morning =[前置詞句]=[副句] = got を修飾 early と、in the morning は、それぞれで got 修飾と考えてもいいと思います。どちらかが無くても、文としては、成り立ちます。 ただ、in the morning は、early 修飾と考えることもできます。その時は、まとめて副詞句です。 副+前置詞句(副)=副詞句。私の感覚は、これです。 early が in the morning を修飾と考える人もいるかもしれません。= in (the) early morning なので。それでも、まとめて副詞句です。 ========== 副詞句、形容詞句など、通例「~詞句」とされる句は、「副詞相当語句」、「形容詞相当語句」などの用語で説明されることもあると思います。つまり、句全体で、1つの品詞と同じ働きをする句のことです。 タイプは、2種類あります。 ★タイプ1★ 核になる語が1つあり、それに修飾語句がくっついて、その核の語の品詞で名札がつく句。 very happy = 副+形 = happy が核=形容詞句 a very happy boy = boy が核 = 名詞句 too far away = away が核 = too が far を修飾、far が away を修飾。または、too far が away を修飾。= 副詞句 ただ、『前置詞句』については、少し定義が変わります。以前に、このサイトで、私が回答した内容の一部を再録します。 >「前置詞句」という用語は、「前置詞+名詞/代名詞」の句のことを指しています。 「前置詞+名詞/代名詞」の句は、英語では、prepositional phrase と言います。より少ないと思いますが、preposition phrase もあるみたいです。 おそらく、どの英和辞典でも prepositional を調べると、例として、prepositional phrase 「前置詞句」という訳語で出ていると思います。 「副詞句」= adverbial phrase / adverb phrase, 「形容詞句」= adjectival phrase / adjective phrase のような「……句」という表現は、「副詞相当語句」、「形容詞相当語句」のことを表わすのが通例です。つまり、「副詞句」は、文中で「副詞と同じ働きをする句」のことを指します。だから、「前置詞+名詞/代名詞」の句は、文中で「副詞句」になったり、「形容詞句」になったりします。 この考え方から、"in front of", "in back of", "ahead of", 'away from" など、全体で1つの前置詞として働く句のことを「前置詞句」と呼ぶべきですが、英語でも、この句のことを compound preposition または、complex preposition と、別の呼び方をします。日本語では、『群前置詞』、『複合前置詞』、『句前置詞』などと呼ばれます。「前置詞相当語句」のことです。 英語と同じく日本語でも、「前置詞句」は「前置詞相当語句」の意味ではありません。 この混同をさけるため、「ロイヤル英文法」では、prepositional phrase のことを、「前置詞句」という用語を使用せず、「前置詞つきの句」と呼んでいます。 再録終了。 英語サイトでも、compound preposition を、prepositional phrase と解説しているところも、ちらほらありそうです。1件見つけました。 ========== ★タイプ2★ 核を中心とせずに、句全体で1つの品詞の働きをするので、その品詞の名札がつく句。 「前置詞+名詞」(前置詞句)=形容詞句/副詞句 不定詞句=名/形/副句 動名詞句=名/形句 分詞句=形/副句 タイプ1で、気をつけるのが、どこから見ても形は名詞句で、副詞の働きをする句=副詞句です。 The teams drew (at) 1-1 yesterday evening. yesterday evening = 副詞句 at が省略されても、1-1 は、副詞句。 I'm eighteen years old. eighteen years = 副詞句 He lives a long way from the hospital. a long way = A = 副詞句 後は、それぞれが組み合わせ可能なように、組み合わせて、複合型にします。 something to eat = 代+形句=(代)名詞句 books on English = 名+前置詞句(形)=名詞句 away from the station = 副+前置詞句(副)=副詞句 in front of the library = 前置詞句+前置詞句(front を修飾=形)=形/副詞句 など。 最後の2例などは、後ろを言わなくても分かる状況なら、away / in front で使われることもあるので、いつでも後ろを省略できる感覚でいます。だから、私は、away from や in front of を群前置詞という塊では覚えていません。 Hope it helps more. ★★ydna★★
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- wind-sky-wind
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live もそうですが,語義によるわけです。 それはいろいろな語義があって,語義によって SVA となるものがある。 able なんかはただ「有能な」だと He ia able. でいいけど, 「できる」の意味では He is able to swim. とかつけないと意味がない。 だから,SVCA ということにはなります。 こういう語義による分類なんて意味ありますか? able の使い方に帰着し, able がすべて SVCA になるわけじゃない。 前置詞句だって補語になるんだから SVOA なんてせずに SVOC でいいのです。 それに第五文型の付加語というのなら SVOCA というのを指すはずで, 5文型では SVOC だけど,付加語の理屈では SVOA というのはもちろん別です。 まあ,5文型だけが文型のすべてじゃないわけですが,非常に難しい話になってきます。
補足
何度もご回答ありがとうございます。 今回の質問内容は、付加語というものがどのような もので、修飾語とどう違うのか気になったので 質問させて頂きました。 >SVM の一部が SVA になる,これくらいはぎりぎり考えてもいいですが, >SVOA なんて無視,他はない,でいいです。 基本的に英文を5文型で考えています。 >S, V, O, C については普通の5文型で, >修飾語である M の中で,「不可欠なもの」を A(付加語)とする という内容で理解しました。ありがとうございます。 もちろん、5文型以外にインターネットで調べると8文型や12文型など さまざまな文型がありました。 ydna 様のご回答頂いた内容は、 http://www.englishcafe.jp/answer/anb-1.html に記載されていました。 最後に、一点だけ追加質問させて下さい。 He got up early in the morning. は、5文型でSVだと理解しています。 early in the morning.は修飾語で問題ないと思います。 ここで、 earlyは副詞だと理解しているのですが、 early in the morning.は副詞句と捉えていいのでしょうか? それとも、 副詞earlyと前置詞句in the morning. のコンビなのでしょうか? それともそれとも、 early in the morning.は前置詞句なのでしょうか? 副詞句や前置詞句と形容詞句など参考書に記載があるのですが、 言葉の定義がいまひとつわかりません。 以上、お手数をお掛けしますがご回答よろしくお願い致します。
- ydna
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ロイヤル英文法で、付加語Aという形で説明されているということは、文型を8文型で考えています。 5文型では、副詞(相当語句)は、「文の要素にならないもので、あってもなくてもいいもの」というように習うと思います。そして、修飾語句(単なる飾り)として処理します。 だから、文型を考える時に、副詞(相当語句)を消して文型を考えたりしませんか? ところが、その『副詞(相当語句)の中には、単なる飾りではなく、C や O と同じように、どうしても必要な物(文の要素)として考えなくてはいけないものがある』というのが、8文型の考え方です。 SV、SVC、SVO を、それぞれ2つの分けます。ただ、それだけです。 SV SVA SVC 【 SVCA】 SVO SVOA SVOO SVOC -------------------------- My uncle lives in London. ---1 5文型で、SV で考えられています。ところが、live [自動詞]は、「生きる」という意味で、副詞(相当語句)なしでも使いますが、「住む/住んでいる」という意味では、必ず、副詞(相当語句)を後ろにつけて使います。 つまり、文1において、in London (副詞相当語句)は、どうしてもなくてはいけない文の要素で、これを A(adjunct) と呼びます。文1は、SVA です。 -------------------------- The baby was sleeping in the cradle. ---2 sleep [自動詞]は、「寝る」と言う意味で、The baby was sleeping. 後ろに副詞(相当語句)をつけなくても使います。 つまり、in the cradle(副詞相当語句)が、なくても動詞の意味は変わりません。だから、Adjunct ではなく、単なる飾りです。文2は、SV です。 -------------------------- He got up early in the morning. ---3 get[自動詞]は、形容詞が後ろにくれば、SVC です。そして、副詞(相当語句)がくれば、SVA です。 5文型で、無くてもいいと習う副詞(相当語句)ですが、では、He got. とか、He is getting. という文に出会ったことがありますか? SV と習う文でも、get の場合、必ず後ろに副詞(相当語句)がついています。 up が Adjunct です。early in the morning は、修飾語。文3は、SVA です。 get の場合、ジーニアス英和では、自動詞の語義中、6と7が、5文型で考えても、8文型で考えても SV です。6は、out of here の省略。7は、他動詞用法の目的語 money 省略です。(英英辞書に無かったりしますが) -------------------------- She put her bag on (the desk). ---4 put は、「置く」という意味では、置く場所などを表わす副詞(相当語句)を必要とします。on または、on the desk は、Adjunct です。文4は、SVOA です。 『動詞+(O)+ in / on / up / down』などの成句の場合、in などは、全て A と考えていいと思います。 -------------------------- 多くの学習用英和では、おそらく、SV 「+副詞」とか、SVO 「+副詞」とかで表示されていると思います。 ジーニアス英和(7文型表示)では、副詞相当語句をM(Adjunct と、ほぼ同意)と、(M)(なくてもいい副詞修飾語句)で表わしています。だから、文2は、SV(M)になります。「SV と同じだが、飾りをつけてもいい」という意味です。 ------------------- SVCA に関しては少し性格が異なります。他の7つは動詞によって文型が区別されますが、SVCのC(この場合、形容詞)によって、その形容詞を修飾する副詞相当語句が必要か必要でないかで区別されます。 ジーニアス英和では、具体的な形で、その形容詞の項で説明されています。 anxious 2番目の語義では、 [S is ~ for O / that 節 / to do] と書かれています。SVCA です。SVCA に関しては、各形容詞で覚えるしかありません。A は、目的/原因/結果/仮定などの副詞相当語句です。 ------------------- SVA (SVM) は、SV と SVC の間、SVOA(SVOM) は、SVO と SVOC の間です。どちらかと言えば、SVA(SVM) は、SVC に、SVOA(SVOM) は、SVOC に近いです。 どうしてもなくてはいけない形容詞がC で、どうしてもなくてはいけない副詞が A(または、M) です。 SVC / SVOC の C (名詞/形容詞)に A(M)(副詞)も、加えて考えればいいだけです。 ゆえに、私は、Keep it away. (VOA) Keep it in the box. (VOA) などの keep は、I keep a dog. (SVO) の keep ではなく、Keep it clean. (VOC)の keep と同じ感覚です。 以上、少しでもお役に立てたでしょうか? ★★ydna★★ Hope it helps.
補足
ご回答ありがとうございます。 今回の質問内容は、付加語というものがどのような もので、修飾語とどう違うのか気になったので 質問させて頂きました。 >SVM の一部が SVA になる,これくらいはぎりぎり考えてもいいですが, >SVOA なんて無視,他はない,でいいです。 基本的に英文を5文型で考えています。 >S, V, O, C については普通の5文型で, >修飾語である M の中で,「不可欠なもの」を A(付加語)とする という内容で理解しました。ありがとうございます。 もちろん、5文型以外にインターネットで調べると8文型や12文型など さまざまな文型がありました。 ydna 様のご回答頂いた内容は、 http://www.englishcafe.jp/answer/anb-1.html に記載されていました。 最後に、一点だけ追加質問させて下さい。 He got up early in the morning. は、5文型でSVだと理解しています。 early in the morning.は修飾語で問題ないと思います。 ここで、 earlyは副詞だと理解しているのですが、 early in the morning.は副詞句と捉えていいのでしょうか? それとも、 副詞earlyと前置詞句in the morning. のコンビなのでしょうか? それともそれとも、 early in the morning.は前置詞句なのでしょうか? 副詞句や前置詞句と形容詞句など参考書に記載があるのですが、 言葉の定義がいまひとつわかりません。 以上、お手数をお掛けしますがご回答よろしくお願い致します。
- wind-sky-wind
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付加語は5文型とは別と申し上げましたが, とにかく,特別な M にすぎません。 S, V, O, C については普通の5文型で, 修飾語である M の中で,「不可欠なもの」を A(付加語)とする。 とにかく,普通には M です。 何が不可欠か,というだけのことで,それも普通には難しいことで あまり大事なことではありません。 付加語 A によって,O, C に変化はありません。 普通には SVM とされるものが SVA となるものがある。 ロイヤル英文法的には SVOM の中で SVOA になるものがある, deprive O of X は普通には SVOM ですが, 付加語では SVOA になる。 私は SVCA というのは思いつきませんし,SVOOA, SVOCA なんて ないと思います。 SVM の一部が SVA になる,これくらいはぎりぎり考えてもいいですが, SVOA なんて無視,他はない,でいいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 詳しく説明ありがとうございました。 何度も読ませて頂きました。 >付加語というのはいわゆる5文型とは別の理論になります。 なるほど。 >SVM の一部が SVA になる,これくらいはぎりぎり考えてもいいですが, >SVOA なんて無視,他はない,でいいです。 ありがとうございます。 ありがとうございました。
- wind-sky-wind
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答え忘れましたが,early は M in the morning も M です。 My uncle lives in London. は普通の5文型では SVM 付加語を使うなら SVA で,5文型じゃないので,何文型とは言えません。 The baby was sleeping in the cradle. 普通には SV + in the cradle で M です。 進行形 be sleeping は普通はもとの sleep に戻って文型を考えます。 やたらと分詞は形容詞だと決めつける人にとっては be sleeping で VC というかもしれません。 正直,普通の5文型自体混乱されていますので,付加語など考えると余計にわからなくなります。 進行形の文型なども人によって分かれますが,高校では元の形で考えます。
- wind-sky-wind
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すみません,deprive A of B の A, B は単なる記号で A は Adjunct とは関係ありません。 これを SVOA とした場合,A は Adjunct となるのでしょう。 leave X for Y のような表現を SVOO としか考えられない人がいます。 それはそれで大きな問題ではありません。 for が必要,for を使う,ということが大事なのであって, これが何文型か,というのは大きな問題ではありません。 もちろん,普通には第4文型というのは give を典型とする 「人に,ものを,~する」というパターンではあります。
- wind-sky-wind
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付加語というのはいわゆる5文型とは別の理論になります。 修飾語 M(Modifier) に対して A(Adjunct) と呼ばれ, あくまでも O とは違います。 5文型にはない,SVA であり,5文型的には SVM です。 live は「生きている」という意味では単独で自動詞として使えますが, 「住んでいる」という意味では場所を表す語が不可欠。 5文型上はあくまでも M のことです。 だから欠くことのできない「修飾語」です。 主に live とか,get along のような第1文型について, SVA となります。 deprive A of B のように,deprive はだた,deprive A では使うことはない, ということで,第3文型 SVO について,SVOA ということなのでしょう。 第2文型は思いつきませんが,第4,5はないでしょうね。 というか,ぎりぎり SVA について考えればよく,SVOA など考えると難しすぎます。 とにかく,付加語は SV という第1文型について, 5文型上は M で,それを不可欠ということで特別に A とする。 これを SVO などと考えない方がいいです。 もっとも,look at とか,wait for のように,セットで群動詞として 前置詞の後を O のようにして,SVO とする,準他動詞 という考えは付加語とは別に存在します。 正直,必要ないですよ。 ロイヤル英文法は悪い文法書ではないですが,高校生や中級レベルでも 難しすぎます。 Forest あたりの方が無難です。
お礼
ご回答ありがとうございました。