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会話の中の「まあ」
会話の中で耳にするこんな場面の「まあ」をどう解釈しますか?手元にある辞書(新明解第四版)では説明できません。うまい説明(解説)をお願いします。 ・気になったんで、まあ、行ってみたんですよ。 ・そうしたらその女が、まあ、わたしの部屋に来たわけですよ。
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1.「気になったんで、まあ、行ってみたんですよ。」 この場合の副詞「先(ま)あ」は、「まここに打ってみませう」のま(先)や「まあお掛けなさい」と同じで、「ひとまず」「とにかく」の意味なので、よりはっきりさせるには副詞「先ずは」にすればいかがでしょう。 2.「そうしたらその女が、まあ、わたしの部屋に来たわけですよ。」 この場合は間投詞「まあ」となり、咄嗟の返答に詰まったり戸惑いした時の躊躇いがちな「間(あい)の手」で調子を取っている感じがします。 口語文はもともと当人同志が通じ合えば良いという一過性と、表情や相互に馴染んだ特有の雰囲気との補完度も高いため、そのまま文章にしてみると意外に言葉足らずで曖昧性を帯び易いものですが、強いてこの二つの文章における「まあ」を比較すれば、前者は副詞「先(ま)」「先(ま)あ」は元来「先ずは」で「行ってみる」という用言を修飾していましょうし、一方は「そうしたらまあ」「その女が私の部屋に…」という文の倒順において中間に挟まった形での間投詞として、あえて口篭もりや曖昧さを強めたものと見たらどうでしょうか。
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- koh_rei
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>しかし、言葉というものは、 >一語あるかないかでその人の心理や性格、 >発言の信憑性などいろいろ推測できると思うのです。 言葉は関数のようですね。 今は「まぁ」の引数に 「おどろき」を入れることも「落胆」を入れることもできますよね。 辞書に書いてある言葉だって、 人によって引数が違うことがありますよね。 ようは「言ったひと」と「聞いたひと」が、 その言葉に対して「同じ意味」を認識していれば良いんですね。 でも、他人の考えを知ることはできません。 だから、あいまいな表現から色々と推測するのは、 難しくて危険なことですね。
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃること、もっともです。 わたしは数ある国語辞典の中で「新明解」を高く評価しています。これまでたいていの言葉は、「新明解」によって、「なるほど。こういう使い方もある。これは他の辞書には出ていない」というものが多数ありました。 たとえば、「ばか」の例の一つに、「女が甘えて言うときの言い方」みたいな説明までしてあるのがそのいい例です。 今回の質問にある例文は、「新明解」で説明できなかったので、「どんなもんだろう」と思ったのです。
- hayary
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きちんとした答は#1さんを参考にしてください。 ただの口癖じゃないですか。特に意味の無い言葉。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに口癖だとは思います。意味がないといってしまえばそうなのです。 しかし、言葉というものは、一語あるかないかでその人の心理や性格、発言の信憑性などいろいろ推測できると思うのです。
- koh_rei
- ベストアンサー率20% (24/115)
気になったんで、まあ、行ってみたんですよ。 ↓ 気になったんで、とりあえず、行ってみたんですよ。 そうしたらその女が、まあ、わたしの部屋に来たわけですよ。 ↓ 1.そうしたらその女が、おどろくことに、わたしの部屋に来たわけですよ。 2.そうしたらその女が、残念ながら、わたしの部屋に来たわけですよ。
お礼
「とりあえず」ですか。なるほど、言えてますね。 回答ありがとうございます。
お礼
おみごとです!納得できました。 ありがとうございます。