私も凄く詳しい訳では無いですが
昔よりは歴史に興味が持てたので現在映画とか小説で勉強中です。
っていっても「物語」として楽しんでる部分もありますが。
戦争と言う実態といって良いか分かりませんが
こんな風に考えてみると見方が変わって来るという事を挙げておきます。
「日本と言う国の現状は世界的に見てかなり『特殊』であると言う事」
日本の第9条は知ってますよね。
武力による戦争の放棄です。
世界的にこういう条例を出して通ってる国は日本しかありません。
では何故この条例が通ったか?何故世界はこの条例を認めたのか?
決して世界は「日本が可哀想だから」と言う気持ちだけで認めた訳ではありません。
そこにいきつくまでのストーリーや様々な思惑が含まれています。
もう一つは「歴史と言うのは戦争で勝った側によって作られている」部分があります。
正直戦争は対立するそれぞれの「正義」によってぶつかり合います。
「どちらかが正義でどちらかが悪」では無いのですよ。
歴史で振り返って酷い糾弾される殺戮戦争が起こったとしても、それは殺戮する側の正義があり、行われたのです。
また兵士を体験した人の考え、国を動かす側の考えも
似た様で異なっています。色々な思惑がかさなりあって歴史って動くんですよね。
階級や差別も関わって来ますし。
本も真実を都合良くねじ曲げて書かれてる物もありますし。
小説なんかはあくまで「参考文献」ですかね。
起きた歴史的事実を流石にねじ曲げる事は出来ませんから「この年に○○戦争が起きた」というのを変える事は出来ませんが、その時代の人が「何を考えて行ったか」は想像して構築する事が出来ます。徳川家康1人とっても、書き手によってかなり変わりますからね。
新撰組なんか良い例かもしれません。
まとめると「色々読んで情報を合わせて自分也に戦争は何か」と言う答をだすしかないかな と。
過ぎてしまった事は経験者が語ってくれますが、必ずしもその言葉が真実とは限りません。
しかしどうやら実際に戦争は起きた。情報を集めて「想像する」事で自分が出来る事は何かと知る事かなと思います。
一つ平和ボケから覚める言葉として良いのは
「今は戦争放棄している日本だけど、いつかその状況が変わる日が来るかもしれない」と言う事です。
なんとなく戦争の無い国で生活すると、このままなんじゃないかと感じてしまいますが、政治がひっくりかえる事は歴史上何度でも起こっています。
今後の政治を考える為にも、文学、映画、論文等色々触れて「考えてみる」のは大事な事かなと私は思います。