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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:英語論文の翻訳おねがいします)

高齢者男性老人ホームの入居者の歩行とバランス改善のための臨床試験

このQ&Aのポイント
  • 強化と有酸素運動プログラムが男性老人ホームの入居者の強度、運動能力、歩行、バランスを改善するかどうかを調査
  • クリニックで行った臨床試験で、強化と有酸素運動のプログラムが老人ホームの入居者の歩行とバランスを改善することが示された
  • 適切に設計された高強度の運動プログラムは、老人ホームの入居者の歩行とバランスに限定的ながらも有意な改善をもたらすことが示された

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ddeana
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回答No.1

介護付き老人ホームの高齢男性入居者を対象とした、歩行とバランス改善の為の(筋肉などの)強化訓練と有酸素運動の臨床試験 本研究の目的は、中程度から高程度の強化訓練および有酸素運動プログラムが、体力の低下した男性介護付き老人ホーム入居者の体力、運動能力、歩行、そしてバランスの改善を可能にするかどうかを究明することであった。部分修正されたティネッティ(※1)歩行およびバランス評価法で30点かそれ以下だった外来患者で、等運動性筋肉テストにおいて、年齢にみあった下肢の強さの80%以下しかなく、かつインフォームドコンセントを与えた人を登録した。被験者は無差別に運動のグループ(人数8名)とコントロール(人数6名※2)のグループのいずれかに割り振られた。すべての参加者は最大酸素摂取量(VO2max)を決定するための運動テストを施され、量的な歩行およびバランス測定も受けた。運動グループになった被験者はその後12週間にわたる下肢のウエイトトレーニングとエアロバイクのプログラムを完璧にこなした。それから運動グループとコントロールグループ(※3)両方が再テストされた。10の結果変数が評価された。内訳は、ティネッティ可動性スコア、最大酸素摂取量、等運動性テストによる下肢の強さと持久力、歩幅、歩行速度、まっすぐ立っていられる時間、歩行時間、歩調そしてバランスである。運動グループはプログラム終了後、他の結果変数に大きな変化はなかったが、ティネッティ可動性スコア(P値が0.05以下※4)、左右両方をあわせた大腿四頭筋強度(P値が0.01以下)、左右の下肢筋肉持続力(P値が0.01以下)、左の歩長と走行速度(P値が0.05以下)で驚くほどの改善を見せた。コントロールグループは、左右両方をあわせたハムストリングの筋肉強度(P値が0.05以下)で改善が見られた以外際立った変化は示されなかった。にもかかわらず、運動グループで著しく改善した結果変数により、その変化はわずか5%から基準測定値超えの10%増へと上がった。これらの研究結果は、適切にデザインされた高程度の運動プログラムは、限られた改善であっても、臨床的可動性スコア、体力、筋肉の持久力、そして特定の歩行パラメーター(※5)に関しては顕著な向上につながることを示した。 ※1:起立・歩行・体幹バランスなどに関するひとつの評価法の名前です。 ※2:比較実験や治験をする場合、変化や処理を与えないコントロールと呼ばれる一群が必要となります。日本語では対照群、対照区などと訳される場合もありますが、コントロールと呼ばれることの方が多いのでそのままにしました。 ※3:当然運動はいっさいしていません。 ※4:相関係数を表すものをP value(P値)と呼びます。0.05とは5%という意味です。 そしてP値は小さければ小さいほど信頼できる数字で、通常その有意水準は0.01か0.05のどちらかに設定されますので、ここで0.05以下というのはものすごく差があったことを示しています。 ※5:パラメーターとは実験の結果に影響を与える測定可能な要因のことです。

soraken
質問者

お礼

あまりにも丁寧に回答してくださってビックリです… ありがとうございます。 本当に助かりました。私もこれくらい読めるように頑張ります。

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