技術国のGDPについて

質問

GDPについて調べていたところ、製品が加工される過程では最終段階の製品の価値のみがGDPに算出される、といった記述を目にしました。

ということは、日本やドイツのような技術国の場合、その経済活動に占める大きな部分が中間加工なので、GDPに算出されていない経済活動がかなり多いということでしょうか？

経済に詳しい方、教えて下さい。

回答No.1

Mokuzo100nenn

貴方が、国内メーカーAからエンジンを50万円で買ってきて、別の国内メーカーBからトランスミッションも30万円で買ってきて、それらを使った自動車を作って、国内消費者に200万円で売ったとします。

この経済活動のGDPは幾らが妥当でしょうか？

国内メーカーAと国内メーカーBの売り上げを合算して、280万円が良いですか？

それとも、国内メーカーAの売り上げと国内メーカーBの売り上げはすべて貴方の売り上げ200万円で代表されていると考える方が良いですか？

GDPの統計では後者の考えとるため、中間製品の売り上げがGDPに算入されないという誤解を生むのでしょう。
実際は、200万円のGDPの打ち、50万円はメーカーAの中間製品ですし、30万円はメーカーBの中間製品です。
貴方が生産・販売した自動車の付加価値は200-50-30＝120万円です。