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吉井勇の短歌の訳をお願いします。

吉井勇の短歌で 『山みれば 山に雪 ありしかすがに 我に愁いのなからめや冬』 というものがあるのですが、意訳が知りたいです!誰か教えていただけませんか?

みんなの回答

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

京都東山に位置するここ「紅声窩」に暮らしている。 もう山は冠雪が始まっている。 いよいよ冬到来、そうはいうものの老境の私にとっては、どうか病気や懊悩など患い事のない、平穏無事の冬でありますようにと願うばかり。 参考:「老境なるかな」 http://www.aozora.gr.jp/cards/001497/files/51241_41908.html まるで次の万葉歌の裏返しのようで、実は老いては厳しい京都の冬を安穏にすごせた結果、その本歌通りが詠えるようにあって欲しいという、そのような願いの籠もった本歌取りのようにも思えます。 風交へ雪は降りつつ然(しか)すがに霞たなびく春さりにけり 万葉集10-1836

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