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オペアンプの保護ダイオードについて

下記のサイトの [図 6.1-33] オペアンプの入力保護回路の例 に a と b の図が載っています。  aは解るのですが、bが良く分かりません。 +端子、-端子間に過電圧が掛った場合、 ダイオードで逃がしてやって、掛ったとしても順方向電圧程度で済ます 回路でしょうか? 宜しくお願いします。 http://www.miyazaki-gijutsu.com/series4/densi0613.html

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  • xpopo
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回答No.1

今晩は。 >aは解るのですが、bが良く分かりません。 > >+端子、-端子間に過電圧が掛った場合、 >ダイオードで逃がしてやって、掛ったとしても順方向電圧程度で済ます 回路でしょうか? bは差動入力の保護用です。おっしゃるとおり、+端子、-端子間に過電圧が掛った場合に+端子とー端子間に加わる電圧をダイオードの順方向降下電圧以内に収めてOPアンプの入力を過電圧から保護します。

その他の回答 (1)

  • tadys
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回答No.2

>ダイオードで逃がしてやって、掛ったとしても順方向電圧程度で済ます 回路でしょうか? そうです。 通常の動作をしているオペアンプでは+-端子間の電圧は非常に小さな値になっているのですが、通常でない場合には+-端子間の電圧が大きくなる事が有ります。 その例の一つは出力が飽和した時です。 この場合、フィードバックがかからなくなるので入力の仮想接地が壊れる為に+-端子間に大きな電圧が加わります。 他の例はオペアンプのスルーレート以上の速さで変化する入力が加わった時です。 この場合もフィードバックが間に合わないので+-端子間に大きな電圧が加わります。 ある種のバイポーラ入力のオペアンプでは入力段にHfeが数千にもなるトランジスタを使用する事が有ります。 しかし、このトランジスタは耐圧が低い為に入力段に大きな差動電圧を加える事が出来ません。 その為、bの図の様な保護回路が必要になります。 OP07というオペアンプではbの図の様な保護回路が内蔵されています。 http://www.analog.com/static/imported-files/data_sheets/OP07.pdf データシートに等価回路が記載されていることから分かるように、このICは古くからあるものですが現在でも生産されています。

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