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時代劇の衣装

作画資料が必要で調べているのですが、力をお貸しください。 時代劇で今で言う警察みたいな人達の衣装の資料を探しているのですが、着ているアイテムの名称や役どころの名前が分からないのでうまくヒットしませんで困っています。 母に聞いたら「八丁堀の七人」を調べてみたら?と言われたのですが、あの真ん中の人は何と言う役職で、あのつばのついたヘルメットみたいなのは何と言う物なのでしょうか? 「八丁堀の七人」の画像を参考にするのはやぶさかでないですが、例えば十手を手に持ってるのは下っ端の方でエライ人は二本くらい腰に差しているんだとか、決まり事もあるみたいなので、独自に時代考証した方が良いなと思いました。 イメージとしてはあの紋付ヘルメット(兜)をかぶった人を先頭にたすきがけしたお侍がドヤドヤ付いて来る一行が悪者のアジトに乗り込む、というイメージの絵を描きたいのですが。 そういう資料書の紹介でも結構です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oska
  • ベストアンサー率48% (4105/8467)
回答No.2

>時代劇で今で言う警察みたいな人達の衣装の資料を探しているのです 貼付画像を見て下さい。 >例えば十手を手に持ってるのは下っ端の方で 「同心」ですね。1年契約(原則、毎年更新)で「不浄職」でした。 同心株は、売買対象でした。大店の若旦那とか豪商・豪農の倅が(株購入で)同心になる事もありました。 >エライ人は二本くらい腰に差しているんだとか 「与力」ですね。今で言う「正社員」です。 与力株を得るには、養子縁組です。 >独自に時代考証した方が良いなと思いました。 その通りですね。自分で調べた方が作品の重みが増します。 >そういう資料書の紹介でも結構です。 筆頭与力(刑事部長)、与力(刑事課長)、同心(刑事)と考えたら分かり易いかも? 余談ですが、銭形平次(岡引)は同心に雇われた個人に過ぎません。 銭形平次捕り物帳では、容疑者を捕縛していますよね。 が、これは「フィクション」だからです。 岡引には、逮捕(捕縛)権はありません。 あくまで、同心の命に従って捜査・探索を行なうのが仕事なのです。 作画の時に、決して岡引が捕縛している姿を描かない事!

elf2814
質問者

お礼

大変詳しいご回答、ありがとうございます! なるほど、あの人達は「与力」「同心」と言うのですね。岡っ引きの立場も知りませんでしたので、とても勉強になりました。 基本的な用語が分かり、添付して頂いた画像がとても参考になりました。 助かりました(^^)

その他の回答 (2)

回答No.3

こんばんわ。 私は、自称「歴史作家」です。 >>時代劇で今で言う警察みたいな人達 これは、町奉行所・・・現代で言えば警察署。 町奉行所は、「南町奉行所」と「北町奉行所」の2つがありました。 また、元禄15年(1702)から17年間には「中町奉行所」もありましたが、北町奉行所に併合されました。 南北の両奉行所について言えば、 奉行がそれぞれ1人ずつ計2人、与力が25騎ずつ計50騎、同心が120人ずつ計240人いました。 与力は犯人逮捕の時には馬で出役しましたので、「騎」と数え、馬に乗ったまま同心に指示を出しました。 そして、よほどのことがない限り、直接に犯人を捕捉(逮捕)することはしませんでした。 軍隊や警察署で言えば、指揮官です。 同心は、大きく分けて内役(奉行所内での仕事)と定町回り同心といって江戸府内を巡回監視して回る者とがいました。 現代風に言えば、内勤と外勤で、外勤は警邏隊(けいらたい)や白バイ隊員などに当たります。 犯人捕捉時は、与力の指示の元で、直接犯人と戦って捕えました。 さて、服装の質問ですので・・・。 与力(よりき): 普段の出勤は、 継裃、平袴、白足袋に白鼻緒の雪駄履き、供揃いとして草履取り、槍持ち、鋏箱(はさみばこ)持ちを従える。 鋏箱には、いつでも出役に応じられるように「要用十五点」を収めている。 出役の際は「要用十五点」を身に着けました。 熨斗目(小袖)、麻裃、紋付、裏付肩衣、縞の着物、紋付着物、野羽織、野袴、馬乗袴、野服(半纏・股引)、帯、帯締、脚絆、紋付黒羽織、黒羅紗羽織、白帷子、白足袋、紺足袋、路銀。 ・・・そして、ヘルメットのような物・「陣笠」・を被り、右手に指揮十手を持ちました、 同心(どうしん): 普段は: 黒の羽織を着用し、着流し・・・と言って「袴」(はかま)は着用しませんでした。そして、十手・・・ですが、腰の後ろの帯に差していましたので、よほどのことがない限り、十手は羽織に隠れて見えなかった。 捕物出役の際は: 羽織を脱いで、着物の下に鎖帷子(くさりかたびら)を着込み、上に半纏を着て、鉢巻に白木綿のたすきをかけ、小手すね当て、刃引きの脇差一本を差しました。 そして同心は、将軍が市井にお出ましになられた時には、警護役もしましたが、着流しのままで、これを「御成先着流し御免」と言いました。 色々な言葉が出てきましたが、一つひとつを説明していると長くなりますので、それぞれについてはインターネットで検索してみてください。 その他の町奉行所関係については、次のサイトの 「大江戸編」 をクリックして、さらに、「町奉行と刑罰編」 をご参照ください。(私がつくったホームページです)。 http://bungetsu.obunko.com/

elf2814
質問者

お礼

専門家の方からのとても詳しいご回答、心強いです!ありがとうございます。 あれは「陣笠」と言うのですね。 ご回答を元に、ネットで画像検索して調べようと思います。 大変勉強になりました、ありがとうございます! ベストアンサーを悩んだ挙げ句画像添付の点で他の方にしてしまいましたが、同様に助かり感謝しております、ありがとうございました。

noname#210617
noname#210617
回答No.1
elf2814
質問者

お礼

参考になりました。ありがとうございました。

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