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「龍」について
「龍」という架空の生き物は中国が発祥なのでしょうか? 日本にはいつ頃入ってきたのでしょうか? 英語ではドラゴンですが、欧米を初めとして世界にはどのような形で広まったのでしょうか?
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一般的に竜とドラゴンは別物として考えられています。 「竜・龍」…東洋を中心としたドラゴン。巨大な蛇のような姿をしている。神聖な存在として崇められる対象。 「ドラゴン」…西洋を中心としたドラゴン。爬虫類(蛇、トカゲ)の姿をしている。悪の象徴。 いわゆる竜が中国の竜で、ドラゴンはゲーム等でお馴染みの姿のものです。 中国では皇帝の象徴で、武力や陽を表していました。 日本には、4~5世紀頃、神の使いとして中国から伝来したと言われています。 日本にはもともと蛇への信仰があったため、簡単に受け入れられたと考えられています。 一方西洋で広く普及したキリスト教で、蛇は悪の象徴とされてきました。(アダムとイブをそそのかしたのも蛇) その蛇が神格化されて誕生したのがドラゴンではないかと考えられているようです。 アメリカやヨーロッパにはキリスト教の布教と共に、悪の象徴として広がったのだと思います。 諸説あるうちの1つなので、ご参考なまでに。
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- SPS700
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回答No.1
ドラゴンと竜は違うと思います。東洋では、鯉の滝登りのように、努力の末到達する、常人の及ばない境地、という「善」の架空の動物です。 西洋のドラゴンは、とくにキリスト教の悪魔のイメージと重なって、退治する対象となり、中世の暇な王様の遠足の口実となった「悪」の象徴だと思います。